の坐すと地と魂の鎭まる地

社や陵、墓所についてや、について勝手氣ままに綴っていきます。

國津社

2010年07月22日 21時33分42秒 | 近畿(三重、和歌山)
■木■
(28th April 2009)


★國津社★ 和歌山県有田郡湯浅町田63

・祭は大己貴命。少名彦命、天照大、伊弉册命、速玉之男命、奇御氣野命、事解男命を配祀。

・久豆(くず)は國津にして呂は助語であるといい、大國主を祀る。

・熊野王子社の逆川王子を合祀という。

・久豆呂の宮ともいう。

・社地より南に五町の小濱という浦の濱の巖崛に鎭座していたのを、文永七年(1270)、森某というものが當地に移したという。

・寛文記には「應神天皇御宇吉野に祭らせ給ひ其後三十八年を経て國巣人來りて當地に勧請すといふ」とあり、一時的に現吉野町國栖に祀られていたのを、國栖の人が現社地へ勧請したとある。

・社傳によると、村上天皇天暦二年(948)、大和國三輪臣の弟阿部橘司なる人に三輪大より託宣があり、昔より紀伊國海邊の巖に大穴持命が出雲國より鎭座しており、この地へ遷し、祀るように傳えられたという。

・天暦二年(948)年十一月に須佐雄命の託宣があり、同様にこの地にて祀るように言われたという。 


■木■
(28th April 2009)



■拜殿■
(28th April 2009)



■幣殿■
(28th April 2009)
 


■本殿■
(28th April 2009)



((コメント))

2009年4月28日

 和歌山の浜手らしい雰囲氣、香りを持った社で、それなりの氣を感じるような社であった。海のない大和の社とはまた少し違う氣であり、また、同じ紀伊でも熊野地方ともまた異なるものを感じた。惡くはない。


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