風に訊け

日々の考え、趣味のサッカー、釣り、読書、音楽、アウトドアなどについてエッセイ風に綴りたいと思います。

BNF

2008年05月13日 | Weblog
1. 「FRIDAY フライデー」2007 年 9 月 14 日号
o 商社、鉄鋼など人気株が急落した 9 日には、リバウンドを狙って商社株を中心に 50 億円ほど買い、結果、この日の収支は約 1 億 4000 万円の黒字になりました。
ところが日経平均が全面安になった翌 10 日は、2 億 8000 万円の損。
翌週の 13 日は日経平均も反発して、買っていた銘柄も値を戻し、3 億 7000 万円の儲けとなりました。
悔しい思いをしたのは 17 日です。
市場が閉まる直前の午後 2 時 38 分過ぎに日経平均が一気に下がったんです。
これは絶好の買い時でしたが、米国株がまだ高値圏にあって翌日の暴落もあると躊躇してしまったんです。
あそこで買いを入れておけば 5 億円ぐらい利益が出たはずです。
o 僕自身は信用取引はせず、オーソドックスな投資だけです。
上げ相場では上昇する株を狙う「順バリ投資」、下げ相場では下落中の銘柄のリバウンドを狙う「逆バリ投資」。
これだけです。
銘柄選定では、米国市場や先物市場の動きを見てイメージをつかみ、後は相場の動きに合わせて投資しています。
相場に引きずられて下がり過ぎた優良銘柄は狙い目です。
乱高下相場では、やはり短期投資のほうが利益を拾いやすいと思います。
2. 「KING キング」2007 年 10 月号
o (8 月 17 日に)一日で 4 円以上も下がった為替の値動きは、7 年間の投資生活の中ではじめての出来事で驚きでした。
前日の 16 日は、下げのきつい銀行株を中心に 80 億円を 30 銘柄に投資していたんです。
ところが、買値からもどんどん下げ続けて、持っていた三井住友銀行株は買値の 87 万円からさらに下がり、一時 84 万円まで値下がりした。
午後 1 時の時点では含み損が持ち株全体で 1 億 5000 万円という状態でした。
それが午後、急激な値下がりの後、リバウンドを始めた。
後場が引ける 3 時には逆に 2 億 6000 万円の含み益で終わっていました。
それで持ち越したんですが、17 日にも乱高下は続いたんで、持ち株すべてを午前中に手仕舞いしていたんです。
午後からはノーポジ(株を持たない状態)で過ごしていました。
o 銀行株の戻りはよかったけれど、商社株や輸出関連株の下げがきつくて利益が相殺されてしまった……。
o 今の資産は 176 億円で、すべて証券口座に入っています。
今日はノーポジだから現金にしたければ、4 日後には 176 億円を受け取れるはずです。
通常はだいたい 30 銘柄から 70 銘柄を保有していますが、株価のチャートなどが頭に入っている監視銘柄だけでも 600 銘柄から 700 銘柄くらいはあります。
資金が多いと買うのも売るのも難しい。
自分の売買で株価が上下してしまいますからね。
だから東証一部の大型株くらいしか投資できないんです。
銀行株だったら一度に 3 億円とか 5 億円は買えるし、三菱 UFJ 銀行やトヨタ自動車、三菱商事や新日鉄だったら一日に 10 億円くらい買うこともあります。
売りの板情報を見て“三井住友銀に 2000 株”とあれば、20 億の売りということで、それに買いをぶつけていくわけです。
こんなことを小型株でやっていたら、『なんでこんな買いを入れたんだ?』ということで取引所から電話が来ると思いますよ。
それこそ誤発注じゃないかって(笑)。
o 株は世界のさまざまな理由で上下している。
アメリカや中国、ヨーロッパの株価動向や為替、商品市況、それらを総合的に頭の中で処理して銘柄を選びます。
たとえば円高が進んだ場合、円高に強い銘柄を買うのではなく、それを悪材料にして売り叩かれる銘柄を狙っていく逆張りという手法です。
トヨタ自動車とかホンダとか、丸紅、伊藤忠などの商社株とか。
下げれば下げるほどリバウンドが期待できる。
もちろん相場によって投資の仕方は違ってきます。
上げ相場のときは、ただ強い値動きの株を買っていけばいいし、今のように下げ相場のときは、25 日移動平均線から株価が大きく乖離した銘柄を狙っていく。
この夏の乱高下だったら、乖離率は 30 % くらいが目標です。
大きく下げたところを狙い、リバウンドするのを待つ。
下げ相場のほうが、儲けられることも多いんですよ。
o 基本的には、1 泊から 1 週間くらいの保有をするスイングトレードです。
株価が 2 % から 3 % 上昇すれば決済します。
よほど相場がよくない限り、7 % から 8 % まで上昇するのを待つようなことはしないですね。
株価 1000 円の銘柄が 700 円まで下落したときに買えた場合、とりあえず 750 円から 760 円まで戻れば売りますよ。
下がった株価が一直線に元に戻ることはないですから。
100 億円購入していた場合、1 % 値上がりすれば それで 1 億円の儲けですから。
o PER や PBR などの指標は、短期売買にはあまり関係ないですね。
でも、まったく気にしないわけではありません。
商社などは事業の実績がある割には PER が低いですし、その分、資産下落のリスクも少ないと考えているから買いやすい。
反対に新興市場銘柄は、PER が高いから、値下がりするとリバウンドしにくいと考えています。
最近は公募割れとかもよくあるし、新興市場株には投資していません。
o たまたま権利が確定する日に株を持ち越すと配当金が貰えます。
前回の中間決算のときに入ってきたのは 4000 万円でした。
それが 2 回あるから、年間 8000 万円くらいですね。
ただ、配当が欲しくて買っているわけではないし、配当のいい株は権利が確定した翌日、それ以上に株価が値下がりする傾向にあるので、むしろ配当に影響されない配当利回りの低い、値動きだけを重視できる銘柄のほうが買いやすい。
株主優待は、小売などのセクターに多いんですが、そういう株はあまり値動きがないので買いません。
時々、優待の商品が送られてくるけど、あれは何株以上持っていると権利があるというだけで、たくさん株を持っていればその分だけ来るというものでもないから、優待品で家中あふれてしまうということはありません(笑)。
o 海外の株式動向や為替の動きなど、できるだけ重要な要素を考えながら、関連銘柄を探すんです。
さまざまな要素を組み込んでいけば、勝つ確率も高くなっていく。
株式投資というのは、勝つ率の問題なんですよ。
10 回やって 6 回勝てばいい。
当然、損をすることもありますが、その中で損失額を小さくしていく努力をしていけば資産は増えていくんですよ。
ただ自分の場合、損失額も 1 億、2 億が当たり前になってきていてそれが辛いんです。
去年は 1 週間に 6 億損したこともありました。
やはり 1 億円というのは大きな額ですし、これを稼ぐのは大変なパワーが必要ですから。
o 高い買い物と言えば、去年の夏に買ったこのマンションくらい。
4 億 3000 万円でしたが、キャッシュで払いました。
証券口座から銀行口座に移し替えて、それから振り込みしたんです。
株で儲けていても、自分のように無職で担保もない場合は、ローンを組めないんですよ(笑)。
ペーパードライバーだし、車は持っていません。
都内で生活する場合はタクシーのほうが便利。
駐車場も少ないし、人をひいたりしても危ないし。
おまけにガソリン価格も上がっている(笑)。
着るものにもこだわりません。
今日の服だって、シャツは実家がある千葉県内のダイエーで買ったものだし、ジーパンも GAP です。
o 株で損したストレスは、それを取り戻すことでしか解消しません。
すでに生活レベルのお金が欲しくてやっているわけでもない。
そこにチャンスがあるからやってしまう。
株は一度やったら抜けるのが本当に難しい。
何百もの銘柄のチャートが頭に入っていると、相場の変動を見るだけでやらざるを得なくなるんです。
投資額を減らせばいいといわれるけど、そんなことは考えられない。
中毒ですよ。
それもものすごい刺激で、体が震えるときがある。
ただ、ひと晩、100 億円分の株を持ちこしたままの時がいちばん怖い。
ニューヨークが 1 パーセントの下げなんて聞くと、それだけで自分の資産は 1 億円下がっているわけです。
それこそ頭がキーンとなって圧迫されるようなストレスを感じます。
株価がわかる経済番組なんて怖くて見られない。
o 今年の夏は、毎日のように悪い夢ばかり見ていました。
決まってニューヨーク市場が暴落する夢なんです。
慌てて持ち株を売ろうとマウスを動かすんだけど、クリックできない。
慌てふためいているうちに目が覚めて、ああ夢でよかったと……。
o テロやアメリカの暴落で、いつか大きな損失を被るような気がしてならない。
そんな危険を冒してまで、株式投資を続ける意味があるのか?
そう思うときもあります。
大きく負けて、そこで自分の株投資が終わるのかも。
一週間後にそうなっている可能性だってある……。
3. 「Diamond ZAi ダイヤモンド・ザイ」2007 年 11 月号
o 異変を感じたのは 8 月 9 日でした。
普段は急騰しない銘柄がストップ高になり、それまで上昇を主導していた商社などが下げ止まらなくなりました。
明らかにヘッジファンドの強引な売買で、そんな動きが世界的規模であって——。
o その晩(銀行株のリバウンドを取り、2 億 6000 万円の含み益を持ち越して取引を終えた 16 日)の NY が一時 300 ドル以上下げてて、明日は 5 億円くらい損するだろうと覚悟しました。
ところが 17 日は銀行株が高く始まってくれて助かりました。
輸出株などでは 1 億 1000 万円の損が出たのですが、全部手仕舞って『今日はもう何も買わないぞ』と相場を見守りました。
o 14 時 35 ~ 38 分に先物が売り込まれた時に 2 分間迷って買わなかった。
買っていれば 5 億円は獲れたんです。
この 2 分間の判断が今年最大のミスでした。
4. 「週刊 SPA! スパ」2007 年 10 月 2 日号
o ('07 年度上半期は)日経平均がほぼ横ばいで推移するなか、商社、海運、非鉄金属など、業績のいい企業が値を上げる“素直”な相場でしたね。
o 9 日に“異変”に気づいたんです。
日経平均は上げているが、好調だった商社は下げ止まらず、逆に普段はあまり動かない銘柄が暴投と、ヘッジファンドと思しき強引な売りと買い戻しで、お金が市場から逃げ出している感じでした。
o 16 日はこの辺が底値かと、銀行を中心に買いを入れ、含み益込みで 2 億 6000 万円儲けました。
そのまま銀行株などは持ち越したのですが、夜に米国市場が一時 300 ドル以上も急落、為替も一気に円高が進んだんですが、終値で米国株がかなり戻してくれていたので、翌 17 日の午前には持ち株を処分。
一晩で 1 億 1000 万円減らしましたが、トータルでは 1 億 5000 万円で利確できました。
o 17 日の後場はノーポジションでただ相場を見ていたんですが、前日比 600 円も下げていた日経平均が、午後 2 時 35 分~ 38 分さらに 200 円も急落!?
さすがに買いだろうと、80 億円突っ込もうか迷いましたが、この額だと注文に 20 分はかかる……。
大引けから逆算して、考える時間はわずか 2 分。
結局、買えませんでしたが、狙っていた銘柄は軒並み 7 % ほど上昇……。
この 2 分間が今年最大の判断ミスでしたね。
5 億円は儲けられていたはずですから。
o 8 月は取れたはずなのに取れなかった悔しい月。
5. 「日刊スポーツ」2007 年 12 月 16 日付
o 1 月の総資産が 150 億円強でしたから、これまでに約 30 億円増やした計算です。
でも、今年は厳しかった……。
o 10 月後半にも一時、総資産約 185 億円まで達したのですが、その後 1 ヵ月程度で約 175 億円まで減ってしまった。
1 日で 3 億円損した日さえありました。
この時期は食べる気もしないし、体重も 3 キロ減り、本当にキツかった。
何も手につかず、バラエティー番組見ててもつらいだけで、笑えない。
ゲームやっててもつらいし、寝ても 1 時間で目が覚めるという、最悪の状況でした。
o 最近、腰に激痛が走り、歩けなくなった。
階段も上がれず、家の中もはいつくばって移動してました。
車椅子で病院行ったほど。
毎日パソコンの前に座っていて運動不足だからでしょう。
でも市場が開く時間にははってパソコンの前まで行きました(笑い)。
o 能力が衰えてきていると感じる。
キレがなくなってきたし、判断力や反射神経が鈍くなってきた。
来年 30 だし、年齢のせいかもしれません。
資金量が、自分の能力をはるかに超えちゃってるからでしょう。
そろそろこの手法の投資も終わりかなと思ったりしますよ。
今後大きく損をしたら、いつ(短期売買を)やめてもおかしくない……。
o 株をやってると毎日が本当につらい。
でも株やめたとしても、1 億円もうけられる相場の時、手を出さないでいることも同じくらいつらいから結局、「流れ」で続けているようなものです。
趣味もないし、ほかにやることもない。
もともと引きこもり体質なんで、旅行に行って「外」にいるほうが苦なんで。
いくらもうけようという目標もない。
最近 10 億円取り戻しちゃったから、またやめられなくなった(笑い)。
6. 「Diamond ZAi ダイヤモンド・ザイ」2008 年 2 月号
o 自分の場合は、最初は学生で失うものがなかったんです。
「最悪、全部なくなっても仕方ない」くらいの気持ちがあったんですよね。
だから思い切ってリスクが取れた。
一方で、売り気配から始まるのが当たり前の相場環境だったから、損切りの大切さを最初に覚えられた。
そういう意味では、自分がこうなれたのは“運が良かった”っていうのが一番なんですよね。
o 自分は短期投資なんで上がると思ったら買うし、下がると思ったら売るだけです。
持っている株よりもさらに上がりそうな株があったら、迷わずに乗り換えます。
ちょっと損しているとか、利益がどれだけあるとかは考えられない。
そういうのを気にしてると、チャンスを失っちゃうんで。
o 400 万円くらいから 1 億円を目指すなら、短期投資が有利だと思います。
ただ、誰もが取引時間中に値動きを見ていられるわけじゃないでしょうし、スピード勝負に向かない人もいますよね。
だから、一概には言えないです。
o 実は 10 月中旬の相場で、10 億円損したんです。
今は 60 銘柄くらいを売買してるんですけど、「ここからやばい」と思っても、全部売り切るまでにかなり時間がかかるんです。
何を先に売るかの判断ミスで 2 億円くらい違ったこともあったし、自分の注文で株価が上下しちゃうこともある。
もう短期投資で回せる額じゃないんですよね。
o あと 10 億円損していたら、株式投資を引退していたかも。
o 年齢的な限界も感じています。
僕は 08 年に 30 歳になるんですけど、判断も発注のスピードも、昔に比べると明らかにキレがなくなってるんですよね。
だから、08 年から 80 億円くらいを長期投資に回そうと思ってるんです。
o (候補は)長期的な経済成長が見込める外国株。
o マーケットスピードで株価が見れると、どうしても短期で売買しちゃいそうなんで、物理的に手が出せない国にします。
どこかって?
それはまだヒミツです。
o でも、まずは資金を移すだけですよ。
世界同時株安みたいに大きく下げたところで買うと思います。
7. 「日本経済新聞」2008 年 1 月 23 日付
o 「今日だけで一億五千万円の含み損が出ました」。
みずほ証券のジェイコム株誤発注で二十億円を稼いだ個人投資家の K さんは元気がなかった。
日経平均の下げ幅が五〇〇円を超えたところで買い向かい、損失が膨らんだという。
とはいえ下値の押し目買いが奏功し、運用資産は約百九十億円と昨秋から四十億円増えている。
「売られすぎは明白。短期的に株価は回復する」と前向きだ。
8. 「日刊スポーツ」2008 年 1 月 23 日付
o 22 日に買った分は約 1 億 5000 万円の含み損になっていて、少し早かったかもしれない。
ただ短期的には、もう十分下がっていてリスクがない株価と判断した。
o (総資産は)約 188 億円くらい。
o 短期売買では、下げ相場には下げ相場のやり方があり、下がりきったところを狙う。
ただ長期的には今が『底』かどうかは分からない。
9. 「朝日新聞」2008 年 1 月 24 日付
o 05 年のみずほ証券誤発注に絡み、約 20 億円を手にしたことで有名になった、東京都のネットトレーダーの男性 (29) は「2 日間で、差し引き 4 億円のもうけです」と明かす。
o 22 日は、自動車や商社など東証の主力の大型株を計 100 億円分買ったが、株価の下落が止まらず、1 億 5000 万円の含み損を抱えた。
o しかし、翌 23 日。
日経平均株価が一時 1 万 3000 円台に回復した午前の取引で全部売り、利益を出したという。
o 「最近は値動きが大きいのでチャンスも大きい」。
学生時代、160 万円だった元手は、今や 190 億円以上になっているという。
10. 「夕刊フジ」2008 年 1 月 25 日付
o 今回ほどの下げ相場の場合、一日中チャートを見る時間がない限り、「損切り」を恐れずに現金で持った方がよいでしょうね。
僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。
アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。
手本にしていただく手法なんて、本当にないんです。
o 今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。
分析しようとも思わない。
o 21 日の時点で保有する全株を売り注文して、翌朝までに現金化しました。
いったんノーポジションにしたうえで、寄付と同時に東証 1 部の大型株 50 - 60 銘柄を約 100 億円分買い進めた結果、終値では約 1 億 5000 万円の含み損になりました。
ですから、今日の利益を差し引きすれば、プラス 4 億円ですか。
o 自分は株取引がうまいと思ってないし、他人の金の運用はしたくない。
o 日経先物相場は利用価値の高い指標です。
ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考ということです。
o その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25 日移動平均線との乖離率だけで逆張りしてもダメ。
もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを 1 日中見て、体得するしかないんです。
o 相場に自分の思いは一切通用しません。
「ここまで儲けたいから、これだけ買う」という考え方は必ず失敗します。
厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが「売り時」。
これが分からないから、傷口を広げてしまう。
11. 「AERA アエラ」2008 年 2 月 8 日号
o 今回の下げは本当に厳しかった。
ただ、2 日で千円以上も下がれば、さすがに少しは反発するだろうということで、短期的にはリスクは少なくなっていると判断しました。
o これら輸出、機械、商社関係株(トヨタ自動車やホンダ、三菱商事、丸紅といった有名企業の数々)は特に下げがきつかったです。
長期的には分からないですが、これまでの感覚では、短期ではそう連日下がることはなかったので。
o 今週は FRB の追加利下げの発表があるかもしれません。
また動きそうですね。
12. 「夕刊フジ」2008 年 2 月 7 日付
o 株を始めて約 7 年、まともに家から出ていません。
取引時間以外は、インターネットしているか、テレビや漫画を見ているだけ。
これでも小学生のころは少年野球、中学・高校は短距離走をやっていて、日焼けした健康的なスポーツ少年だったんですけどね…。
o 天才とは 10 億円の資金を 1000 万円と同じ感覚で動かせる人だと思っていたころは、10 億円が夢の数字でした。
でも、3 億円を超えたあたりでだんだん感覚がまひして怖くなってきました。
いまの僕の中での天才の定義は、「500 億円を 1000 万円と同じ感覚で…」ですかね。
o 当時(有名私大法学部在学中)は、いまのような生活などまったくイメージしていませんでした。
コミュニケーションが苦手なので、普通に卒業してマッサージ師を目指していたと思います。
僕、マッサージが得意で、昔から「うまいうまい」ってほめられていたんですよ。
o 億の金額を毎日運用していると、もうかるときは大きいですけど、損するときもアッという間。
この精神状態は本当にキツイですよ。
でも、やめたらやめたで、値動きが常に頭に入っているから、もうけ損なうことが損したのと同じ気分になっちゃうんですね。
可能性が目の前にあるのに無視するのは損するのと同じ。
未練が残るのがイヤだから、惰性で延々と続けているだけなんです。
o 部屋に閉じこもって株やっているだけで、世間のことは全然分かっていません。
人生経験が何百倍も豊富な人たちにアドバイスするなんて、おこがましいですよ。
金があるというだけで、自分にそんな価値はありません。
13. 「夕刊フジ」2008 年 2 月 9 日付
o (経済産業省の北畑隆生事務次官 (58) が、株の短期売買を繰り返すデイトレーダーを「バカで浮気で無責任」などと発言したことについて)講演で話したことなので、正確な意図は分からないが、短期売買は嫌われやすい。
批判には慣れているので「またか」という印象です。
ただ本人が嫌いなんでしょう。
o 人間性にまで発言するのはどうかと思う部分はある。
短期に株を所有する人は、株価に影響する経済指標、会社の状況などを毎日、勉強や研究をしながらやっている。
堕落していたら利益は出ない。
また、株を持っている間に株価が下がれば損をする。
株を買う時点で責任が生じており、無責任ということはないのでは。
そもそも、株主を差別するのはまずいでしょう。
14. 「日本経済新聞」2008 年 2 月 17 日付
o 百億円以上の資金を動かす東京在住の個人投資家、K さんは「毎朝米国株のチェックから一日が始まる」。
株式相場の変動要因は多いが、米国株こそが日本株最大の材料といって過言ではない。
15. 「PRESIDENT プレジデント」2008 年 5 月 19 日号
o 下げ相場に合わせて投資をしているのですが、今年に入ってからは、週の半分程度はノーポジション(静観)で、大きく動くことはしない。
それでも、一億~二億円の損を出すことが多い。
o 三月一七日に日経平均が一万二〇〇〇円割れから上昇に転じたときは、資金を大きく動かしてもよかったんですが、買いそびれてしまいました。
o 安いもので十分。




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