酔っぱらいの千鳥足

酔ひに任せて、キーボードを叩きぬれば、小言幸兵衛の世迷い言。

旧暦と六曜

2007-07-11 19:42:57 | 日々雑感
集中豪雨があちこちで被害を起こしている。いよいよ今年の梅雨も終末なのだろう。

さて、旧暦についてまとめてきたが、悪乗りついでに、六曜について。大安だとか仏滅だとか縁起を担ぐ人もいるが、この六曜は旧暦では規則的すぎて歴注にも取り上げられていなかった。明治5年、新暦が採用されたとき、明治政府はそれまで暦についていた暦注を迷信であると禁止した。そこで困った暦屋が旧暦の時は見向きもされず忘れられていた六曜を、禁止された歴注ではないという屁理屈で復活させたものだ。

確かに、暦屋さんが迷信ではないと反論したとおり、これは旧暦の上では単純な循環割り振りである。基本は「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」の繰り返しである。但し、旧暦の1,7月1日は先勝、2,8月1日は友引、3,9月1日先負、4,10月1日仏滅、5,11月1日大安、6,12月1日赤口と決めうちになっていて、ここで循環の順序のリセットがかかる。それを新暦のカレンダー上でみると、循環が突然ワープしたりする、なにか不思議な感じが、縁起担ぎに手頃なんだと思う。

ちなみに、今日は六曜では「先勝」にあたるが…

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