外国株式の分散投資はETFを利用

外国株式といっても国の数は多いですし、どこの国のどの銘柄（企業）に投資しようかと悩むと際限がありません。
外国株式投資の中でも先進国株式への投資の大きな目的は、日本株との分散効果ですので、外国の株式市場全体を買うという意識で、代表的なインデックスへの連動を目指したパッシブ運用投資が効率の良い方法といえそうです。
個別の外国株を売買するには、専用の口座開設や対象国の制度を調べておくことなども必要となりますので、やはり国内上場ETFを使った、先進国株式インデックスへの投資が便利です。

東京証券取引所に上場されている先進国株式ETF

ダウ・ジョーンズ工業株30種平均に連動する「Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信」（シンプレクス・アセット・マネジメント）
MSCI-KOKUSAIに連動する「上場インデックスファンド海外先進国株式（MSCI－KOKUSAI）」（日興アセットマネジメント）
S&P500を対象インデックスとする「上場インデックスファンド米国株式（S&P500）」（日興アセットマネジメント）

ダウ工業株30種とS&P500は米国株式の代表的なインデックスです。
それぞれ30銘柄と500銘柄を選定して米国株式の大型株の全体感を示しています。
世界の株式市場の時価総額のおよそ半分が米国株式ですから、先進国株の代表として米国の代表的なインデックスを活用するのも良いでしょう。


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