院生の演奏発表会「アウトゥンナーレ」が開催されました。
年に一度の大切な発表の機会。学生たちも気合が入ります。
多くの方が見に来てくださいました。
洋邦の別を問わず、またプロアマの別にもかかわりなく、
「表現」を志向する者にとって人の目を意識するというのは
とても大切なことだと考えます。
たとえば一人で演奏する時、あるいは、
頭の中で音楽を鳴らす時でも、
そこに誰が立ち会っているか、誰の目を意識できるかで
表現の厚みは決定的に異なってきます。
それは必ずしもはっきりと目に見え耳に聞こえるものではないかもしれません。
しかし人間は、朝起きて「おはよう」の一言を聞くだけで
その人が昨日までとどこか違っているということ、
それにもかかわらずその人が同一の人であるということを
即座に感知することができるのです。
今後も厳しくも温かい指導をお願いしたいと思います。





晴れ着に身をつつんでのびのびした演奏。
でも相当緊張している様子。





今回は例年以上にバラエティ豊かなラインアップでした。

無事に終わってよかったです。
次回は2月の修了演奏会。論文もしっかりやってね。