ヒアリングは得意ですか？

WEBサイトの制作に入る前に、クライアントからのオリエンテーションがあると思います。WEBに力を入れているクライアントでは、事前にオリエンシートが用意され、5W2Hがコンパクトにまとめられていることがあります。
その場合は、サイトが現状のようになった経緯や現サイトについてのクライアントの感想、他社のサイトについての感想やリニューアル後のイメージとなる参考サイトがあるかどうか？など、オリエンシートに記載されていない周辺情報について、具体的にヒアリングを行ってください。

また、クライアントによっては口頭でのオリエンテーションだけで、具体的なことが何も決まっていないこともあります。そんな状況からどれだけ情報を聴きだせるかが、プロデューサーのヒアリング能力にかかっています。

この段階で曖昧な部分があると、方向性がブレたり、制作がスムーズに進まなくなりますので、事前にヒアリングシートを用意して、漏れがないようにヒアリングをしてください。

【ヒアリングシート例】
クライアント名：
案件名：
オリエン日時：
サイトの課題：（※リニューアル時のみ）
サイト構築の目的：（※ブランドイメージ構築、ネット販売促進など）
想定ターゲット層：（※メインターゲット～サブターゲットの区分も）
予算：
公開予定日：

■コンテンツについて
必須コンテンツ：（※クライアントが欲する必須コンテンツは何か？）
想定規模：（※どれくらいのページ数？）
画面サイズ：
ドメイン取得の有無：
SEO対策の有無：
個人情報取り扱いの有無：（※現状のプライバシーポリシーは？）
データベース使用の有無：（※現サイトで使用中か？）
プログラム開発の有無：（※現サイトで使用中か？）
効果測定方法について：

■システムについて
サーバー形態：（※自社サーバー？ホスティング？）
システム担当者：（※詳細を担当者に聞けるように）

■素材について
ロゴ素材：（※企業ロゴ、商品ロゴなど）
ロゴ使用規定：
商品カタログ：
会員制の資料：（※会員制がある場合、その資料）
その他商品に関する資料：（※クライアントの社内資料などがあれば）

■その他
現サイトの成り立ち：
現サイトに対しての感想：
他社サイトについての感想：
イメージするサイトの有無：

とりあえずはこんな感じでしょうか？
あとはクライアントごとに臨機応変に聴いておきたいことを追加していきましょう。