くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

2016年11月の熊本城(12) 未申櫓から神風連討入口碑へ

2016年12月01日 | 熊本地震後の熊本城

おはようございます。

くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

 

今日は城彩苑から上に上がり未申櫓です。

ふたつの階段をやっと上がり、ここでひと息(笑)

城彩苑は標高17メートルほどですが、ここは30メートル弱です。

だから、階段を登り、ヒィーヒィー言っても仕方ないんです(笑)

私たちガイドにとって、この未申櫓はとても身近な櫓です。

というのも、地震前は朝礼を城彩苑の観光案内所内にある事務所で行い、この未申櫓のところを通り二の丸詰所に行きました。

いつも未申櫓が、『今日もしっかりお客様をご案内するんだよ』とエールを送ってくれました。

だから私たちにとっても大切な櫓なのに、今は近寄れなくて・・・。それでも今も見守っていてくれます。ありがとう(^○^)

 

 

 南から未申櫓を見ると地震の影響はなく、美しい姿で凛と建っていますが・・・。

 

少しずつ歩を進めると奉行丸塀の崩れが見えてきます。

地震後、はじめて熊本城にお越しの方は、ここで最初の衝撃を受けます。

 

空堀・・・。この空堀は薬研堀なんですが・・・ 今は平になっています。

だから、栗石も置けるんですが・・・。 

 

 

未申櫓から緩い坂道を上ると右手に見えてくるのが神風連討入口の碑です。

神風連の乱(しんぷうれんのらん)は明治9年に起きた明治政府に対する士族反乱の一つです。

廃刀令、断髪令が出て、それに反発するんですが・・・。

個人的には神風連の乱の頭首・太田黒伴男は、歴史上の人物で会いたい人のひとりです。

太田黒伴男は林櫻園の私塾『原道館』に入り、櫻園の門下生となります。櫻園が病に臥せると、太田黒は自分の養家の新開に迎え看病しました。また新開大神宮に祈祷し、自らも断食し病気が完治して回復することを祈りました。でも、残念なことに櫻園は亡くなってしまいます。

尊敬する、敬愛する師匠だから、ここまでしたと思うのですが・・・

実際はどんな人なのか自分の目で確かめてみたい。だから会いたい人のひとりです。 

 

くまもとよかとこ案内人の会は、

熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。

熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。

無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
お一人様でも、グループ(7~8名)でもご利用いただけます。どうぞご利用下さい。

城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
受付時間 9時~15時



熊本市内のご希望場所へのご案内は事前のご予約をお願いいたします。
ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。 

 

観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
http://www.k-yokatoko.com/

熊本市中央区二の丸1番1-3 
   桜の馬場 城彩苑 総合観光案内所内
電話 096-356-2333



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (サンシャイン)
2016-12-01 23:24:24
はじめまして、サンシャインと申します。

私事ですが、2007年の春に熊本城に初訪問をし、それ以降、熊本城に関心を持ち、もう7回も関東から熊本へ足を運んでいます。
今年も3月に訪問し、写真の未申櫓が特別公開されておりましたので、中へ入りました。

熊本城は僕の最も好きな観光名所です。
だから、地震後の様子は本当に心が痛くなり、今でもその気持ちがあります。

そんな熊本城の最新の様子を知りたいという想いで、最近はこのブログを毎日閲覧しております。

またコメントしますので、今後ともよろしくお願い致します。
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ありがとうございます。 (管理人・川村)
2016-12-04 08:01:13
■サンシャインさん

コメントありがとうございます。

7回も!!! 何度も何度も足を運んでくださりありがとうございます。

私も3月の未申櫓公開のときに何度も中に入りました。あのときは地震などまったく想像もしていませんでした。

今の熊本城は至るところ傷ついています。でも、天守閣はじめ、それぞれが必死が踏ん張り頑張っています。

当ブログでもいろいろと発信していきますので、今後もよろしくお願いします。また、熊本城にお越しの際には当会にもお声かけください。お待ちしています。
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