全国マンホール撮影の旅

趣味で始めた市町村のマンホール撮影・・・そんなマンホールの画像を紹介するページです。

群馬県富岡市のマンホール(1)

2015-11-07 12:08:37 | 【10】群馬県


群馬県富岡市(旧:富岡市)のマンホールです。

マメ知識(はマンホールデザインに利用されています)
【旧:市の花】フジ
【旧:市の木】モミジ

完全に現在の富岡市のマンホールだと思っていました。中央には岡の文字も読み取れる市章ですし…
調べないで撮影に行くとこういう結果が多々ありますが、後から調べるのもちょっとした楽しみなので、ちょっと複雑な心境です…(A^^

富岡市のシンボルは、市の木“モミジ”・市の花“サクラ”になっており、今回撮影したマンホールにフジの花が描かれていることと、現在の市章と異なる中央の市章らしきマークがふと気になり調べてみました。

「富岡市」
富岡市の編成には以下の情報がありました。
*旧「富岡市」は、昭和29年4月1日に富岡町・小野村・黒岩村・一ノ宮町・高瀬村・ 額部村の2町4村が合併して誕生。
*昭和30年に吉田村、34年に福島町の一部を編入
*昭和35年に丹生村を編入。
*平成18年3月27日に、妙義町と合併し現在の富岡市が誕生。

現在の富岡市になる前の市章が、「岡」を「富」トで囲んだデザインで、 旧市の花:フジ、木:モミジらしいです(なるほど…)。

今回撮影した旧:富岡市のマンホールデザインには、旧:市の花・木以外の情報も刻まれてあったようで、鏑川(かぶらがわ)の清流と、周りにレンガがデザインされています。


撮影場所(※おおよその場所の場合があります・・・予めご了承ください。)




今回群馬を訪れた目的の一つでもある富岡製糸場も少しですが撮影してきました。

「富岡製糸場」
明治3年に明治政府が機械製糸工場の建設計画をたて、明治5年に10月に操業開始したとありました。
この画像はよくTVで見る画像ですが、繭をおいていた東置繭所のようで、操糸所は南側の建物(この画像の左側)のようです。
画像の東置繭所は、長さ104.4m、幅12.3m、高さ14.8mと、とても大きな建物になります。
木の骨組みに煉瓦を積み重ねた木骨煉瓦造りという構造で、主に柱や梁といった骨組みに屋根の重さなどがかかり、煉瓦部分には煉瓦の重み以外の力はかからないそうです。



東置繭所には明治5年のプレートが見えますね。
明治5年のイメージは、ここまで近代的なイメージではなかったのですが、工場建設にあたってフランスから技術者を招き建築したようです。
また富岡製糸場の初期の建物は、煉瓦の向きを長い面と短い面で交互に並べていくフランス積みという手法をとっているそうです。この東置繭所の明治5年の部分を拡大した画像には、その上側の煉瓦が交互に並んでいるのが見えるかな・・・。



繭から生糸をとる作業が行われた操糸所です。
長さ140.4m、幅12.3m、高さ12.1mで、創業当時はフランス式の操糸器300窯が設置され、世界最大級の製糸工場だったようです。



この三角形のような屋根組は、トラス構造で従来日本になかった建築工法のようですね。
この作りにすると、建物内部の中央に柱のない広い空間を保てる程の強度が保たれるらしいです。四角形は中に筋交いをいれないと安定しないけど、三角形は安定する…という説明がされていました。



こちらは、昭和40年代以降に設置された自動繰糸機が保存されているようです。




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