リガン退団に思うこと

今シーズン、４位に終わった原因の一つとして、「固定された抑えの不在」と「リガンの故障」が考えられる。

固定しなかったことによる弊害

安藤、ウィリアムス、リガン、モレルの中から「相手打者との相性や、その日の調子」等により、当該試合の中継ぎ・抑えを決定する。一見、理にかなった最新の継投策のように思えるが、実際には、中継ぎ投手陣の調子を崩す原因になったり、ベンチと選手の間に混乱や葛藤を招いたに過ぎなかった。

このような新しい手法を導入する時は、関係する選手やスタッフとの連携が不可欠だったのに岡田監督は、それを全くしてなかったようだ。このことは今季で退団する佐藤コーチが去り際に言った「コミュニケーション不足」の一言でよくわかる。

この「コミュニケーション不足」とは佐藤コーチと岡田監督の間だけでなく、岡田監督と選手、極言すれば岡田監督と全スタッフのコミュニケーション不足を指摘したのだろう。

このようにバラバラではなく、しっかりと信頼関係が気づけていれば、安藤、ウィリアムスもこれほど調子を崩す事も無かっただろうし、リガンの故障も未然に防げていたのではないだろうか。

しかし佐藤コーチも、それが分っていたなら、なぜ任期中に助言してくれなかったのだろう。今回の言動をマスコミは苦言と表しているが、個人的には単なる愚痴にしか聞こえない。現役の投手批判(外部の人間へ）までするとは、どうかしている。

来季は島野氏も総合コーチとして現場に復帰する。なんとか、この問題を克服してほしい。それにしても平田は何をしてたんだ？


リガン退団で来期の中継ぎ投手陣はどうなる？

昨シーズンの優勝に貢献し、安藤、ウィリアムスの負担を大幅に軽減してくれた。
リガンの不在は、今シーズンの継投策に大きく影響した。リガンの故障後、マイヤーズを獲得したが、その穴を埋めることは出来ず、リガンの不在による痛手を改めて感じさせられた。

来シーズン優勝するためには当然、一昨年の　リガン→安藤→ウィリアムス　のような継投ができなければならず、安藤・久保田・ウィリアムス・新外国人・藤川・桟原・中村泰で、その方程式を完成させる必要がある。　相変わらず、安藤・久保田は先発志向が強いらしので、気持ちの面でモチベーションを維持できるかが心配だ。　ウィリアムスも好不調の波が激しく、ストッパーとして信頼感が一昨年ほどない。

う～ん　無難に考えれば、このようになるでしょうが・・・
勝ちパターン　桟原(藤川）→新外国人(安藤）→ウィリアムス(久保田）　対左打者に中村泰(吉野）
これでも少し物足りないような気がします

そうだ！

「来年は外国人枠を全て、中継ぎ・抑え投手に費やそう」





またしても、飛躍し過ぎちゃいました＾＾；