国内最高齢(推定62歳)「はな子」さんの<ご長寿祝い>と<来園55周年>を祝うイベントが、9月21日井の頭自然文化園で開催されました。
戦後日本に初めて来たゾウで、半世紀以上、来園者から愛されています。はな子さんは1949(昭和24)年9月、タイ・バンコクの農場から上野動物園に来園。インドのネール首相から贈られた「インディラ」たちと約半年間「移動動物園」の一員として、静岡から北海道を旅して、終戦直後の子供たちに夢と希望を与えてきました。巡回動物園で井の頭自然文化園へ来園したのがきっかけで、市民の強い要望もあって54年、同園で飼育されることになりました。。
はな子さんは小田原動物園の「ウメ子」さんと共に国内最高齢でしたが、ウメ子は、9月17日朝突然の急死と知り愕然としています。
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久し振りのはな子さん、今日は半日一緒にいたので画像もたっぷり、ご覧下さい。
鼻と口
右前足あげ。(足裏チェック:手に注目!おやつを持っています)
左前足あげ。(息の合った握足?です)
3人の凛々しいポーズ、決まっているでしょ。
(飼育員:木崎さんの目線はいつもはな子に向いています)
はな子さんは、木の葉を鼻でちぎって上手に食べていました。
短いホースを咥え背中打ち。ビッシィーとの鋭い音に、隣の人は「あそこが痒いのね」と、、
逆L字型。
アゴにはオヒゲがチョロチョロ、アタマはツルツル 大事に磨きがかかっています。
突然、水槽脇に移動し、勢いよい音が!「おしっこ」です。下の配水管?からは水道出しっ放しのような水が流れていました。皆、「偉いね」と、、
16時過ぎきゅう舎に戻って、静かな時間を迎えます。
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はな子さんの象生は皆の知るところです。
沢山の「はな子」ファンに愛され共感を呼ぶのは、苦難の運命を支えた動物飼育員との歴史があったからです。
昨年投稿したので内容は省きますが、今日の日に再び会えたことに感動しています。
(つづく)
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★ウメ子さんの急死のニュースです → <ここです>
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追記 10月2日
ウメ子さんのお別れ会が10月17日14:00から開催されます。
詳しくは小田原市公式サイト → <ここです>