じょじょりん文庫

読書好きで雑読。ゴルフ好きでへたくそ。
気の向くままに本ネタとゴルフネタを書かせて頂いています。

誰からも「気がきく」と言われる45の習慣 能町光香

2011-06-23 | その他
誰からも「気がきく」と言われる45の習慣
能町光香
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)


今まであまりこうした秘書風の本って読んだことがありませんでした。
前職の法律事務所では、それほど沢山の人数がいたわけではないし、粛々と仕事をしていれば特に困ったことにもならなかったので、読む必要があまりなかったのかなと思います。

ところで、私は今、転職して金融機関の窓口をしていますので、お客様との関係も大事ですが、職場の人間関係も大事だと思っています。特にチームワークは大事なことだなあと思います。
で、うまく事を運ぶには、と思ってこの本を勤め始めてすぐに手に取りました。

なかなか大正解の本です。職場に限らず、この本にあることを自然に実践できれば、公私ともに豊かな人生が送れると思います。
中の抜粋。

●「ダメ」と言わない
誰かが何かをしたことに対して、すぐにダメという人いますよね。私は、自分の能力を顧みれば、簡単に人を否定するようなことを言えませんし、あとあと自分にとって損かなと思ったりします。本でも、否定や命令は人をのばさない、と書かれています。
●give and takeはしない
昔習ったところの、ゲゼルシャフトでしょうかね。あなたからは得るものがないから私はあなたに与えない、というような社会のことをゲゼルシャフトと習ったように記憶します(昔のこと過ぎてあまり当てにはならない)。この考え方は、福祉などの思想には結びつきにくい。これをつきつめていくと、自分が相手に何も与えることができなくなったら、自分も何も与えられないということになるのですが、えてしてこういう人は、自分が与えるときには厳しいけど、反対の場合は甘いかなと思います。気持ち的にはわからないではないですが、なんか行き過ぎると卑しい感じはしますね。
●好き嫌いを出さない。苦手でも1日1回は話す。
これは難しい。私はいままでけっこう甘やかされた職場環境にいたので、いやなら関わらなくてもいいじゃん、なんて思ってしまいがちです。
今の職場に、古くからいるパートの人がいるのですが、とにかく正社員にはぺこぺこして、パート新参の私にはいばっています。ぐちゅぐちゅっと文句は言うけれど、その人がしている仕事のことを聞いても教えてくれません。多分、その人は正社員からは得るものがあるけど私からは得るものがない、とラベリングしているのだろうと思います(ゲゼルシャフトなのかな)。でもそれを言われたら、こちらにしても同じことで(50歩100歩)、私からしてもその人から得るモノが一切ない。今までの私だったらそんなやつうまくやる必要なんかない、と切り捨て御免でした。だけどこの本を見て、相手はどうあれ、にこやかに挨拶するのが賢いやり方だと思いますので、実践しています。

しかし、にこやか挨拶、内心無関心ってのもドライで良いかもしれないなあ!!ハハハ(^^;)

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