シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

シャンチー(象棋)に関するニュースを(一社)全日本シャンチー連合会がお届けします。

17時間を戦い抜いて、シャンチー(中国象棋)の全国選抜トーナメント行われる

2013-07-15 | 国内トーナメント
シャンチー(中国象棋)のナショナルチーム入りを目指す選手たちが集う“日中学院倉石記念杯”第19回全国選抜シャンチートーナメント(日本シャンチー協会主催)が、7月14日・15日の両日、東京・目黒区民センターで行われ、所司和晴選手が3年ぶり2回目の優勝を果たしました。

このトーナメントには、協会の推薦を受けた17名の選手が出場、2日間でスイス式7ラウンドを戦いました。試合時間は2日間で計17時間にも及び、「世界で最も過酷なシャンチートーナメント」ともいわれています。

今年のトーナメントは2014-15年のナショナルチーム入りを目指す選手の必須競技会と位置づけられたため、首都圏だけでなく青森や広島からも明日の「チームジャパン」を担う選手が参集しました。中学生・佐藤颯(はやと)選手は青森からの参加です。

このトーナメントのもう一つの特徴は、毎年、布局が指定されることです。出場者は指定された布局の研究に半年近くの時間をかけて取り組み、その研究成果を引っさげてこのトーナメントに臨みます。「日本選手は布局をよく研究している」と国際的にも定評がありますが、こんなところにもその理由があります。

歴代のテーマ・優勝者は協会ホームページを参照。
http://www8.ocn.ne.jp/~jxa/newpage4.htm

◆第19回全国選抜シャンチートーナメント入賞者
優勝:所司和晴(千葉)
2位:黄雅輝(群馬)
3位:徐光亜(東京)
4位:松野陽一郎(千葉)
5位:曽根敏彦(静岡)
6位:秋吉一功(千葉)


入賞者(左から曽根、黄、所司、徐、松野、秋吉の各選手)


優勝・所司選手


2位・黄選手


トーナメントには女子3名、中学生1名も出場





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