自然の中の1枚
身近な自然を、1眼レフで撮っていきます。
 



出水に飛来している4種のツルの中で一番数が多かった
絶滅危惧Ⅱ類(VU)の、ナベヅル (Hooded Crane)。

他のツルに比べて小さめで、頭の「鍋の蓋」を被ったような模様がおしゃれだが、
その模様から、ナベヅルと呼ばれたのかと思っていたら、
どうやら羽の色が鍋の煤のように黒いことから、ナベヅルと命名されたらしい。

世界中で、10,000 羽程度しか生息していないといわれる中、
現時点で、既に出水に 9,800 羽超のナベヅルがやってきていることから、
世界中の殆どのナベヅルが、この出水に越冬に来ていることになる。
これだけ密集していると、一気に個体数を減らしてしまう
鳥インフルエンザのような感染症が、とても怖い。。

ナベヅル






飛翔シーン



(全ての画像は、クリックすると大きく表示されます)

使用機器:CANON EOS7D + EF800mm F5.6L + GT3541 + Manfrotto 516

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