今日、スポーツ紙を見てたら、日ハムにとってはショッキングな出来事が
掲載されていた。日本ハムの創業者でプロ野球日本ハムの前オーナーの大
社(おおこそ)義規氏が心不全のため死去したというニュースが掲載されて
いた。90歳だそうだ。大社氏はプロ野球をこよなく愛し、得にオーナーを
努めていた日本ハムの監督、選手からは慕われていた人物だったそうだ。
平成9年の春季キャンプでは選手とともに沖縄県名護市でキャンプ生活を
送るなど、名物オーナーとして情熱を傾けてきたそうだ。多忙な経営者の
立場のオーナーとしては珍しいともいえる。それだけ自分が責任感を持って
球団を運営してきたといえよう。だから、私から言わせて見れば野球の功労者
ともいえる。無責任な人ではないといえるはずだ。新聞を読んでいたら何でも
話し合える人だ。野球をこよなく愛した。人一倍気を使う性格だ。選手から
見て12球団一野球を愛しているオーナー。と功労者をたたえるコメント
ばかりだ。特に私が感じたのが、楽天の三木谷オーナーと違うと思った。
彼は、成績が悪ければ、我慢せず即座にクビにしてしまうと言う理由からだ。
大社氏は、成績が悪くても我慢して選手を励まし続けたとも書いてあった。
それだけ、人に気を使っている証拠だと思う。経営者は我慢することも
必要だと記事を通して教えてくれていると思う。本業の日本ハムでも
球団を持つと共に売り上げが伸び、周りからは、食品業界の松下幸之助だと
も言われた人物だそうだ。
野球改革元年と言われている今年。プロ野球はファンに愛される存在でないと
いけない時期に、野球をこよなく愛した名オーナーの死はこれからの野球界に
どう影響するだろうか。私が思うに今の各球団のオーナーは、野球をこよなく
愛しているオーナーはいないと思う。ソフトバンクの孫オーナーでも多分、
野球は好きでないけど、ソフトバンクの売り上げが伸びればいいと理由だけで
球団を買収したに違いない。大社氏のようにプロ野球をこよなく愛し、自分が
オーナーの球団の選手はこよなく愛す人がオーナーになってほしいと思う。