「子供を産む」というのに近いものがある・・・
と言ったらヒンシュクを買うでしょうか。
ペットを買うのも子供を育てるのも、思いもよらない心配や時間をとられることや、お金がかかることがあります。
そういった、よくないことを先々まで考えすぎると、ペットも飼えないし、子供も育てられません。
私は、深く考えず、子供を産み、犬を飼いました。
「可愛い」だけで育て、アクシデントはその都度何とかこなしてきました。
私にはそれがあってたかな、と思います。
我が家の犬はこの夏で12歳。
「別れの日」を否が応でも意識しなければなりません。
そのことを想像しただけで、涙が出てくる私です。
歩いていたら、かすれた文字の看板(?)を見かけましたので、懐かしくなりました。
その昔、新卒ではいった大企業にパソコンが導入され始めた頃、私はそこを辞めて再就職しました。
再就職した職場はパソコンどころではなく、公文書も業者に依頼していましたので、営業事務の私と総務の女性は会社から費用を出してもらって、和文タイプの学校へ通うことになりました。
楽しかったですよ。
たくさんある活字から必要なのを磁石ででしょうか、拾って言って用紙に打ち付けるのです。
力が弱いと薄すぎ、強いと紙に穴があいてしまう・・・
というので、なかなか加減が難しいです。
ちゃんとした書類ができた時は嬉しかったですよ。
達成感がありましたね。
学校も順調に通っていたのですが、なぜか行かなくなって私も総務の女性も文書は作れたものの資格を取るまでには至りませんでした。
ちょっと残念です。
今は機械を前にしても打てないだろうと思います。
はげた看板から、しばしタイムスリップしてしまいました。
この作品はジプリアニメでご覧になった人も多いでしょう。
シリーズ第一作では13歳だったキキは、もう19歳でトンボさんと恋に落ちてます。
私としてはラストのトンボさんの言葉はちょっと「?」なんですが・・・
本の上に我が家のアイドルが乗っています(笑)