6月28日いよいよオープニングパーティの日となった。昨夜は、福井からのスタッフや東京からの助っ人が閉館ギリギリの7時までねばって仕事をしていただいた。そして、九段下の居酒屋で軽く一杯二杯してホテルへ。私の方は、ホテルに入り、風呂に入った途端、次の日の7時までぐっすり。
展示の思念がいろいろ溢れてきていて、まとまるか心配となった。今回のオープニングパーティに御来駕の方々にはなんてなんて凄い作品、なんてなんて多いのということを示したかったが28日の10時からも前日に引き続いて展示をしていただきながら表具師・土橋さんには屏風の仕上げをしていただいた。
キャプションも用意が出来ていて額の右下の位置に貼り付けていただいた。2時ごろには、展示が完了し、ハク(箔)が風に戯れながら落ちてゆく様子を安田氏に頼んで撮影していただいた。そして、調整のためにこのイタリア文化会館に足を運んでいただいた。石川県の志賀町富来からも一級建築士の娘婿の岡本友樹くんが森美術館で開催されているル・コルビュジェ展の鑑賞と共に来て展示を手伝ってもらった。
ケータリングやWINEのことは日欧商事㈱の副館長のコーヘン氏やエリサさんにお願いしてあり、3時ごろには、入られて準備万端である。6時ごろから入場が始まり、福井から遠路来ていただいた40名くらいの方々が早々に受付された。
6時半になって、館長のドナーティさんが挨拶された。「イタリアやシチリアの歴史・風土などをながめて来られ、作品制作されたものです。何か新鮮でJUICHI芸術の凄さと熱気を感じています。」と挨拶された。
そして、私がドナーティ館長の"これでヤレ!!"の一言をいただいた日からこの明るく気品の高い場で人の心をどう動かし、凄いを感じさせるかに一心してきた。それらの85%以上が具現できたと感じています。と、そして多くの方々に御礼と感謝を申し上げますと結んだ。
日欧商事のコーヘンさんからも挨拶いただいた。そして、入口をみると自由民主党衆議院議員で農林水産副大臣の山本拓先生がお見えになられた。すぐさまご挨拶いただいた。高市早苗大臣が来られないのが残念と言っておられた。そして、サルーテと乾杯していただいた。
先日お会いした小池百合子先生からもステキなメッセージのお手紙が届けられ、カイロ大学出身ということでのイスラム世界との密度が強くなってきたことをお伝えし、パーティが始まった。
140名ぐらいの全国各地からの参会者、本当にこんなに多くの色々な分野の方々がお越しいただけたことに本当にありがとうと大感謝を申し上げたいです。