※2013年11月25日神保町にて。中央が創薬ベンチャー・アリジェン製薬代表の所さん。左は所さんのいとこの著名な版画家・原田維夫さん。右がわたし。
じつは原田さんも「東京オリンピック1964デザインプロジェクト」にて、世界中にイノベーションを巻きおこしたピクトグラムの開発にたずさわった人で、つい先日も、このプロジェクトを語るために所ジョージさん司会のTBSテレビ番組に出演したスゴイ芸術家さんである。
(くわしくは「原田維夫公式サイト」をご覧ください)
◇ ◇ ◇
写真中央が、20万部ベストセラー経営書『ストーリーとしての競争戦略』(楠木健さん著)のなかで、ストーリーがいちばんおもしろい経営者として紹介され、世界的に希少な感染症特化型の創薬ベンチャーで成功をおさめつつあるアリジェン製薬株式会社のCEOで、一橋大学の特任教授もつとめる所源亮(ところげんすけ)さんである。
所さんは、わたしのメンター的存在で、いわば事業家としての兄貴ぶんのような方である。
岐阜のご実家に何度もあそびに行ったり(下の写真)、所さんのいとこで、いまでは田中と家族ぐるみのおつきあいがある著名な版画家・原田維夫さん(写真左)を紹介いただいたり、先日11月25日も、ご自身が司会をされた東大名誉教授・松井孝典さんの出版記念討論会にお招きいただいたりと、公私にわたり親密なおつきあいをさせていただいている。
※岐阜県の関ヶ原近く、所さんのご自宅(ご実家)の離れ(茶室庵)にある書斎にて。
すぐ近くには、所さんのお母さまが運営されている広大な無農薬による有機栽培米の田んぼがある。ちなみにわたしも、このお米を(毎回30kgも!)送っていただき、とてもおいしくいただいている。
所さんの人生はチャレンジと挫折の繰り返しで、波乱万丈かつ振れ幅が大きく、ときに財布の中に「小銭しかない」時期があったりもしたようだ。
そうした逆境を糧としながら、創薬という「超激戦区」で驚異的な開発成功率を実現するなど、(学者や業界関係者から)絶対にムリといわれたイノベーションを次々と引きおこしてきた彼に会うたび、社会を変革していくイノベーターとなるには、表層的な理論やハウツーをはるかに超えた「事業家としての生きざま」が重要なのだ、と強く感じるのである。
すなわち、彼の現在の創薬事業における実際の行動や各種アプローチ方法は、所源亮という巨大な氷山の水面上に見えているごく一部を観察しているにすぎないのである。
むしろ、水面下にある彼の「生きざま」のなかに流れるものの見方・考え方、日々の行動原理の本質にある(所流の)「型」の創出方法を学び、みずからも同じように日常生活レベルから試行錯誤を繰り返し、自信をもって戦うことができる自分なりの「型」を見出していくことが重要だと思うのだ。
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・ジェイ・ティー・マネジメント田中事務所 代表
・独立行政法人 産業技術総合研究所 研究参与
田 中 純 (Kiyoshi Tanaka)
(淑徳大学オープンカレッジ講師)
〒105-0003
東京都港区西新橋1-2-9日比谷セントラルビル14階
TEL: 03-3975-8171 FAX:03-3975-8171
http://www.jtm-tanaka.com/
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この記事の一部またはすべての転載を固くお断りいたします。
Copyright (C) 2013 Kiyoshi Tanaka All Rights Reserved
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じつは原田さんも「東京オリンピック1964デザインプロジェクト」にて、世界中にイノベーションを巻きおこしたピクトグラムの開発にたずさわった人で、つい先日も、このプロジェクトを語るために所ジョージさん司会のTBSテレビ番組に出演したスゴイ芸術家さんである。
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写真中央が、20万部ベストセラー経営書『ストーリーとしての競争戦略』(楠木健さん著)のなかで、ストーリーがいちばんおもしろい経営者として紹介され、世界的に希少な感染症特化型の創薬ベンチャーで成功をおさめつつあるアリジェン製薬株式会社のCEOで、一橋大学の特任教授もつとめる所源亮(ところげんすけ)さんである。
所さんは、わたしのメンター的存在で、いわば事業家としての兄貴ぶんのような方である。
岐阜のご実家に何度もあそびに行ったり(下の写真)、所さんのいとこで、いまでは田中と家族ぐるみのおつきあいがある著名な版画家・原田維夫さん(写真左)を紹介いただいたり、先日11月25日も、ご自身が司会をされた東大名誉教授・松井孝典さんの出版記念討論会にお招きいただいたりと、公私にわたり親密なおつきあいをさせていただいている。
※岐阜県の関ヶ原近く、所さんのご自宅(ご実家)の離れ(茶室庵)にある書斎にて。
すぐ近くには、所さんのお母さまが運営されている広大な無農薬による有機栽培米の田んぼがある。ちなみにわたしも、このお米を(毎回30kgも!)送っていただき、とてもおいしくいただいている。
所さんの人生はチャレンジと挫折の繰り返しで、波乱万丈かつ振れ幅が大きく、ときに財布の中に「小銭しかない」時期があったりもしたようだ。
そうした逆境を糧としながら、創薬という「超激戦区」で驚異的な開発成功率を実現するなど、(学者や業界関係者から)絶対にムリといわれたイノベーションを次々と引きおこしてきた彼に会うたび、社会を変革していくイノベーターとなるには、表層的な理論やハウツーをはるかに超えた「事業家としての生きざま」が重要なのだ、と強く感じるのである。
すなわち、彼の現在の創薬事業における実際の行動や各種アプローチ方法は、所源亮という巨大な氷山の水面上に見えているごく一部を観察しているにすぎないのである。
むしろ、水面下にある彼の「生きざま」のなかに流れるものの見方・考え方、日々の行動原理の本質にある(所流の)「型」の創出方法を学び、みずからも同じように日常生活レベルから試行錯誤を繰り返し、自信をもって戦うことができる自分なりの「型」を見出していくことが重要だと思うのだ。
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