*** june typhoon tokyo ***

Especiaにカヴァーしてもらいたい洋楽曲〈11選〉

 Tuxedoのビルボードライブ東京での単独公演を観に行こうと思っていたら、一般受付前に既にソールドアウトという憂き目に会い、もうどうせならサマソニにディアンジェロとファレル・ウィリアムスだけでも観に行ってやろうかコラと思ってサマソニのサイトを覗いてみたら、「なんだこれ、Dとファレル、演奏時間被るのかオイ?」みたいなラインナップの書き方だったので、もし本当に時間が被ったタイムテーブルだったらブラック・ミュージック愛好者を馬鹿にするにも程があるだろバカサマソニがぁ~ッ! ライク・ア・坂本金八な気分になっている野球狂。ですどうも。

 そんな前フリとは全く関係なく、以前「Especiaにカヴァーしてもらいたい邦楽曲〈5選〉」という記事をアップしたのですが、“邦楽曲”をやったなら“洋楽曲”もやっておくかナーということで、“Especiaにカヴァーしてもらいたい曲”シリーズの洋楽曲篇を挙げておこうと思います。前回同様、あくまでも軽いノリの単なる思いつき企画ですので、苦情などは受け付けませんのであしからずバーサーズー。

 何だかアラフォーレ原宿の懐かしいナンバー大会になってるって? ああそうですけど何か 何言ってるんですか、名曲は時を超えるんです。うしろ髪ひかれ隊は「時の河を越えて」なんですよ。
 ということで、こちらも是非チェキラ。引き続き、どんと見据えて(Don't miss it!)。

◇◇◇

●Teddy Riley ft Tammy Lucas - Is It Good to You


 ヘヴィ・D版やエリーシャ・ラヴァーン版もエクスクルーシヴですが、ここはやはりニュー・ジャック・スウィングの帝王テディ・ライリーの元祖版を。電話しているポーズで手首を振りながら“I like it, I like it……”なんてダンスされたら悩殺デス。

●TLC - Ain't 2 Proud 2 Beg


 バーサーズーでも三ノ宮“ちかラップ”を披露していましたが、どうせラップするならレフト・アイ並みにキメてもらいたいもの。ということで、TLCのティーンエイジャー・ヒッツで暴れてもらいたいですね。コンドームを衣装に着けなくてもいいけど。

●Angie Martinez, Lil Kim, Left Eye, Da Brat & Missy Elliott - Ladies Night


 ラップということでは、レフト・アイ、リル・キム、ミッシー(随分ワイドだな…)らフィメール・ラッパーが集うこのリメイク曲はどうでしょうか。オリジナルはもちろんクール&ザ・ギャングです。

Atomic Kitten - Ladies Night


 そこまでラップにこだわらないなら、こちらのアトミック・キトゥンの王道カヴァーの方が似合ってるかもしれません。終盤のファルセットによるヴォーカル・パートは冨永悠香がリードして、コーラスと掛け合うようなアウトロにしてもらえると高揚感もアップ。

●Caron Wheeler - Living in the Light


 ソウル・II・ソウルの歌姫といえば、キャロン・ウィラー。そのソロでのヒット・チューンがこれ。渋谷duo music exchangeでの来日公演の時に最前列で立って踊ってたら、キャロンにマイクを向けられたので、それに応えて「リヴィング・イン・ザ・ライト」のサビを歌ったら“ワオ、グレイト”と言ってもらったことはいい思い出。(どうでもいいか)

●Black Box - Everybody everybody


 ブラック・ボックスは良く聴いたというより、よくどこかから流れてきたイメージが。テレビの通販ショッピングコーナーでいつも流れていたイメージがあります。たまに、ブラック・ボックスとブラック・ストリートとブラウンストーンがわからなくなります(一組だけ茶色じゃねぇかよ)。

●Maxi Priest - Back Together Again


 イントロを聴いて『踊る大捜査線』を思い出した方、ある意味正解です。ただ、マキシ・プリーストは“ラ・ラ・ラ、ラヴ・サンバディ、トゥナイッ”だけじゃないことを知ってほしいです。デュエット相手は、先ほどテディ・ライリー曲でも名前を挙げたエリーシャ・ラヴァーン。

●Tony Toni Toné - Let's Get Down


 トニ・トニ・トニはもう復活しそうにないなあ。R&Bとしてもリミックスしてハウスとしても有用な曲だと思います。ちょっぴり気怠さを持ちながらも身体を揺らせるフロアキラー・チューンですね。ニルヴァーナ「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」をサンプリングしてます。

●Lucy Pearl - Dance Tonight


 トニ・トニ・トニのラファエル・サディーク繋がりでこのスーパー・グループのヒット曲を。ア・トライブ・コールド・クエストのアリ・シャヒード、トニーズのラファエル、アン・ヴォーグのドーン・ロビンソン、このメンツがよく集まりましたねって感じで。当初はディアンジェロの参加案もあったとか。この艶あるR&Bを歌えるようになったら、そっと卒倒間違いナッシング。

●En Vogue - Lies


 ドーン・ロビンソンが登場したので、アン・ヴォーグの曲を。アン・ヴォーグの曲はかなり声量がいるので、なかなかハードルが高いとは思いますが、もしEspeciaが歌えるようになったら、ポップ、ロック偏重の日本の音楽シーンにR&Bの風が吹きます、たぶん、きっと。

●Groove Theory - TELL ME


 残り2曲はセクシー&アダルトなものを。アメル・ラリューとブライス・ウィルソンによるニューヨーク出身の音楽デュオ。ビルボード最高5位のヒットを記録し、クラブでもヘヴィロテされた。以前の来日公演で「また日本に行くよ」とか言ってたけど、二人での再始動も頓挫したみたいだし、あーライヴに行っておいてよかった。

●Lalah Hathaway- Small Of My Back


 ラストはレイラ・ハサウェイの2011年発表の通算6枚目のアルバム『ホエア・イット・オール・ビギンズ』から。彼女のような温かみと深みが同時に味わえるヴォーカルが出せるようになったら、本当に素晴らしいと思いますね。はい。












 以上です、キャップ。










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コメント一覧

野球狂。
タキシード
http://blog.goo.ne.jp/jt_tokyo
>Ruriさん

やっぱりファレルとマーク・ロンソン(ブルーノ・マーズ)のヒットの影響が大きいんだと思いますよ。若い世代にはディスコ/ブギーは新鮮に感じるのではないでしょうか。何より楽しいのがいいですね。

サマソニにも出るらしいですよ。

Ruri
ありがとうございます。ストーンズ・スロウ史上最高のヒットだそうですね。
4月の来日公演の映像をちらっと見た限り、若いお客さんが多かったような気がします。タキシードは東京の音楽業界の方々が盛り上げているだけだと思いきや、一般の音楽ファンにも浸透しているみたいで意外でした。
野球狂。
タキシード
http://blog.goo.ne.jp/jt_tokyo
Ruriさん、はじめまして。

タキシードですが、ビルボードライブ公演が一般予約前にソールドアウトしているように、人気だと思いますよ。ダフト・パンク、ファレル・ウィリアムス、マーク・ロンソンなどのディスコ・ファンクの流れで知った人も多いでしょうし。
メイヤー・ホーソーンは玄人ウケするタイプかもしれませんので(オタクっぷりからいって)、そこまで大々的なヒットには繋がってないんでしょうね。

メイヤー・ホーソーンは日本だとユニバーサルだった気がしますが、タキシードはメジャーではないと思います。ストーンズ・スロウというレーベルなのですが、日本だとBBQ Distributionが取扱いしているようです。
Ruri
はじめてお邪魔します。突然の質問でぶしつけですが、Tuxedoは首都圏では人気なんですか?「Backseat Lover」でメイヤー・ホーソンを知って、思ったほどヒットしなくて心配していました。
Tuxedが先週の「魁!音楽の時間」に出ていてびっくりました。日本ではメジャーなレーベルに所属しているのでしょうか?
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