駒場のヘアープレイスミカワヤです。この度ブログを開設しました。

お店の近況やらなんやらをご報告していきます。

外国人のお客様 パート2

2017-11-15 11:12:14 | 日記

今日は前回に続きまして外国人のお客様のお話しをします。

美容室で外国人がヘアカットする場合、東京などの大都市では必ずその国の人の行く美容室が存在します。
例えば、東京の場合アメリカ大使館の近くに「アメリカン クラブ東京」という会員制のクラブがあり施設の中には スポーツクラブ 、レストランバー、趣味の会、そして美容室が入っています。
東京はいろいろな国の似たような施設が存在するらしく、そのようなところに行ってらっしゃる方も多いと伺っています。

私のお店に見える方々は そのような施設はかえって不便、と思われる人たちや大学の研究生、留学生の方々です。

美容室ではどうしてもお客様と接する距離がとても近いので、ある種の外国人慣れをしていないとかなり大変です。

例えばヘアカットですが、もともと現在の技術はイギリスを発祥とし いろいろの改良を加えて現在に至っています。
だから欧米人にはアジア人が自分たちの髪を切ることにいささかの不安を持つのです。
つまり 自分の好みのスタイルに出来るのかな?
などと。

しかし、日本のヘアカット技術はたぶん世界一だと思います。
正確さ、髪質に合わせる、クセ毛の流れを読む、など このような細かな技術は日本のお家芸に感じます。
海外に出かけた時は美容室はチラ見するのですが呆れるほど雑なカットをしていてビックリしたことが何度もありました。

もうひとつは、そのお客様の国籍をとりあえずお聞きします。
と言うのは国によって多少流行が違います。
またその国独特のスタイルも存在するので、そこを理解するととても楽な時があります。
面白い例ですが、東南アジア全般では、男性のもみあげは短く一直線。
日本ではあり得ません。
必ず もみあげは長さを残します。
欧米人のアスリートによくあるスタイル。
あくまでも男性に限ってですが、襟足を短くしてさらにカミソリで剃ってとても短い襟足にします。
そしてテカテカな首回りに仕上げます。
全般的にはバリカンを入れる時は とことん限界まで短く、ってな感じです。
欧米人の女性たちはとにかくボリューム感を感じる仕上げにすること。
そして髪の流れをはっきりと見せること。
フェイスラインの髪は出来るだけ浮かせてお顔のラインを見せる。
こんな感じです。

まだまだお話ししたいこともありますが、読む方とすれば限界かも。
また次回、お元気で


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