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ISAF・420・ラジアルユースワールド 日本代表選手合宿

2012-05-23 | 強化合宿

ISAFユースワールド・420級世界選手権・ラジアルユースワールドに出場する日本代表選手の強化合宿を唐津ヨットハーバーで2日間行いました。

今回は選手たちに「風を見る力」をより養ってもらうことを目的に、風が入ってくる朝方を狙い朝6時20分に出艇、6時30分から7時30分までの1時間、レース練習を行いました。


これまでこんな時間に出艇したことのない選手たちは、少し動揺していましたが、海に出ると引き締まった表情でしっかりレースを展開するための情報集めに必死になっていました。
一見やりすぎに思える練習も、選手たちの真剣な表情を見ると「間違っていない」と確認でき、安心しました。
選手たちの可能性を引き出すのもコーチの役目ですが、本当に勉強になりますね。

朝練後の2回目の午前練習では基本動作を中心に、厳しく・激しく行いました。
選手たちは本当に強いですね、負けません。


午後からは世界戦を意識し、ロングコースでのレース練習を行いました。より広い視野でレースエリアを見渡し、風、集団を見る力を養う練習として午後7時の日没まで練習しました。


ミーティングではレースの中での展開を中心に細かい戦略を話し合い、レースで勝つための濃い話し合いが行われました。


2日目は昼食後無風となったためカヌーでチーム戦を行いました。意外にシングルハンドの選手にセンスがなかったのが印象的でした(笑)

楽しく厳しい合宿も、怪我なく無事に終了することができました。

今回の強化合宿で得たものを各世界戦で発揮できるよう、地元に戻ってもしっかり練習し日本代表選手として大会に望んで欲しいと思います。

選手の皆さん、コーチの皆さんお疲れさまでした。
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JOCジュニアオリンピックカップ兼JSAFジュニア・ユースセーリングチャンピオンシップ

2012-05-09 | 参考
JOCジュニアオリンピックカップ兼JSAFジュニア・ユースセーリングチャンピオンシップ(ユース部門)の大会を利用し、ISAFユースワールド・420級世界選手権の日本代表選手の強化合宿を佐賀県(唐津ヨットハーバー)で開催しました。

今回の合宿では、レースに臨んで行くための一日のルーティーン(行動)を確立する事と、選手と帯同コーチとの交流を深める事をベースに、レースを通じて技術や戦術の指導を行い、レース本番と同じような形で競技力向上を図りました。

ルーティーンの確立では、朝のウォーキング・ストレッチに始まり、レース後にはクールダウン・ストレッチ・ミーティングと、最高のパフォーマンスを発揮するための一連の行動もスムーズに行われ、これまでのジュニア・ユースの強化合宿を通じ、選手たちに少しづつ浸透している事を改めて確認することができました。
私は合宿を通じて、レースで勝つための取り組み方として、選手たちに学んで欲しいと思っています。実際には選手個々で大きな目標を達成したいと考え活動を始めた際、この取り組みを思い出し、自身の活動に取り入れて欲しいと思っています。


ジュニア・ユース委員会では、世界に負けない持久力・体力を付けるべく選手個々で自発的に取り組んで欲しいとの思いで、体力測定を取り入れたランキングシステムを取り入れています。
レースの結果だけでなく日頃からの努力の積み重ねが反映されるため、選手たちは自己啓発的に努力しており、合宿を重ねるごとにたくましくなっていました。この活動を今後も継続し、進めて行くことでよりレベルの高い選手が育ってくれると確信しています。
体力が向上すれば、集中力も上がってきます。集中力が増せばより周るを見る洞察力や、レースの中でのコースの組立がよりレベルの高いものになり、結果、いい成績につながるものと思っています。


前置きが長くなりましたが、レースは3〜6m/sの風で、潮も速くシフティーコンディションの中、予定されていた8レース中7レースが消化されました。結果は高校1年生の小泉・有岡チームが優勝し、ジュニア・ユースNTチームは惨敗する形となりました。
今回優勝したスキッパーの小泉くんは、中学2年生からシングルハンド(4.7級)に乗り換え、中学3年生ではダブルハンド(SS級)でクルーとして国体に出場し優勝しています。
本来であれば中学3年生までOP級に乗って世界を目指していく本来の流れとは異なり、新しいアプローチでの「流れ」が新たにできたのではないでしょうか。

420級やレーザーラジアル級での世界の挑戦は、艇種変更が進むにつれてより加速することと思います。中学生の期間に上手くユース種目へ乗り換えていく環境を作っていくことも強化と普及につながることと思います。
手探りなところも多いと思いますが、より良いアドバイスができるよう、私も勉強をしていきます。

彗星のごとく現れた新人選手に今回、日本代表選手は惨敗した形となりましたが、合宿を通じてNT選手は大きく成長することができました。
若い世代の選手の伸び代は、我々の想像をはるかに超える未知の可能性があります。世界に挑戦するための2回の強化合宿は、彼らを大きく成長させることと確信します。
次回は5月18〜20日に第2回日本代表強化合宿が開催されます。
ISAFユースワールド・420級世界選手権の我々の目標は「メダル獲得」です。より目標に近づくためにコーチ陣も精一杯の指導をしていきたいと思います。

レース結果

選手の皆さん、お疲れさまでした。
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2011年度 第3回ユースナショナルチーム候補選手合同合宿

2012-03-30 | レポート

3月24日〜28日に2011年度 第3回ユースナショナルチーム候補選手合同合宿兼、2012年 ISAFユースワールドセーリングチャンピオンシップ日本代表選手選考レースが和歌山セーリングセンターで開催されました。


今回は初日の体力測定から始まり、ISAFユースワールド選考レースを行いながら、夜は講習会を行うという非常にハードな内容となりました。
選考レースでは、超強風から微風、風まち時間を利用しての42条講習会と、実力ある選手が選ばれるにふさわしいコンディションとなりました。

また、今回はオーストラリアTeamを招き、レースでは世界レベルをレースの中で感じながら、夜の講習会ではコーチのTessa Parkinsonさん(470級女子クルー:北京オリンピック金メダリスト)の金メダルを取るまでの過程を話していただき、非常に内容の濃い合宿兼選考会となりました。

選手たちにとっては非常にタイトな戦いになったと思いますが、選手、コーチ共に多くの収穫があったことと思います。

みなさん本当にお疲れさまでした。

また、大会開催にあたって運営役員のみなさんには大変お世話になりました。改めて感謝を申し上げます。


今回、各クラスの日本人最高位選手は、ISAFユースワールドに日本代表選手として参加することになると思います。(まだ最終決定はされていません)
地元に帰ってしっかり練習し、強い選手になると共に、人から愛されるいい選手になってほしいと思います。

最終成績

420クラス(参加艇数19艇 男子11:女子8
1位Carrie Smith・Ella Clark組(オーストラリアTeam)
2位岡田 奎樹・飯島 誠組(佐賀県立唐津西高等学校)
3位Thomas Klemens・Lewis Duncan組(オーストラリアTeam)
4位樋口 太郎・原竹 優弥組(日章学園高校/西南学院高等学校)
5位榊原隆太郎・宮口 悠大組(佐賀県立唐津西高等学校)
6位中山 由佳・真鍋 智香組(佐賀県立唐津西高等学校)

Laser Radialクラス(参加艇数17艇 男子10:女子7
1位北村勇一郎(聖隷クリストファー高等学校)
2位平川 竜也(逗子開成高等学校)
3位村山 仁美(東海大学付属高輪台高等学校)

RS:Xクラス(参加艇数5艇 男子3:女子2
1位倉持 大也(東亜学園高等学校)
2位川崎 翼 (NPO法人 京田辺シュタイナー学校)
3位原 百花(武庫川女子大学付属高等学校)

各クラス最終成績

420クラス

Laser Radialクラス

RS:Xクラス
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和歌山合宿

2012-03-12 | 各地のコーチング

和歌山で強化合宿を行いました。

今回は様々なクラスを指導させてもらいました。
小学校から高校生までのジュニア・ユース層で、それぞれ目標をもって練習に励んでいました。

お昼にはご父兄のお父さんが作った手打ちうどんをいただきました。一生懸命練習を取り組んでいる中で、クラブ内でもご父兄と選手が楽しんでいける環境を作っている事は本当に良い事だと思います。手打ちありがとうございました!本当に美味しかったです。

今回は特にセールトリムや基本的なセッティングについて指導した事と、タクティクスに関して今以上に意識して練習に取り組む事を選手に伝えました。

合宿を通じて私が感じた事として、小・中学生について私が推奨するのは、
テクニックや体力がまだ成熟していない小・中学生の時期は、まだ成熟していないテクニックや体力を最大限に活かすための「戦う術」を重要視し、テクニックや体力の向上と同じくらい、戦術トレーニングを行っていけば、成熟した時の伸びは飛躍的に大きなものになると思っています。
小学生に戦術を教える時には、選手をコーチがコントロールするのではなく「自分で見て、考えて、動け」を軸に、常に変化する状況に適応しながら、自ら判断してコース練習に取り組んで行けば、いずれ艇種変更をしても勝てるヨットレースができる事と思います。
自身で考えたコースで勝ててくるとセーリングが今以上に楽しくなる事でしょう。
まだまだ時期が早い!と思わず、しっかりバランスをとって練習に励んでください。

高校生については高校からヨットを始める選手もいるため、
基本的なヨットのセッティングをキチンと学ぶ事がベースで、そこから先程の「自分で見て、考え、動く」を実行できる事が非常に大切だと思います。

日頃の練習から、この意識でできる自分を作れる選手は、いずれ大きな目標を達成する事ができる事でしょう。
私も指導者としてより効率よく選手が成長できるための勉強を継続して行きます。

選手の皆さんお疲れ様でした。

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強化合宿 in 福岡

2012-03-10 | 強化合宿


日本経済大学の強化合宿に4日間参加させてもらいました。

部員内の3チームが今年ニュージーランドで行われた470ジュニアワールドのメンバーで、主にワールド期間中に私が感じた事を練習の中で反映できるように取り組みました。

彼らは大学の中ではトップのレベルにありますが、実際に海に出て見ると、まだまだ「やらされている」感があり、実際に自分でどのようにすれば勝てるのか、必死になって考えて練習やレースに臨んでいないように伺えました。
もちろん、技術的には素晴らしいものがあるのですが、その技術も意識と連動させてこそ素晴らしいパフォーマンスが出るものと私は思っています。

今回はショートラウンディングの中で、どこまで意識を持って行動に移せるのかを課題に「鬼練」と呼ばれる練習をしました。
初日はみんな意識どころか回ることに精いっぱいでしたが、日が経つにつれてみる見る成長し、なぜタックしたのか、なぜジャイブしたのか、なぜそのコースなのかをしっかりと自分の意思で帆走していることが確認でき始めました。

若いっていいですね。非常に柔軟性があり、適応力もあります。本当に成長したと思います。が・・・これだけではレースに勝てないことも事実です。
今回の練習をベースに、本当に「勝ちたい自分」を作り上げてほしいと思います。

練習期間は吹きの福岡とは真逆の、べたべたで、私の方が申し訳なく感じてしまいました。 私が行くところは吹くと好評だったのに・・・

風には恵まれませんでしたが、本当に良い合宿になったと思っています。

コーチ、選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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ボート競技の五輪選考

2012-02-28 | 参考
オリンピックの選考が不服として裁判になっていたボート競技の審査結果が出ています。
いろいろな競技の選手たちも4年に一回のオリンピックに人生をかけていることがよく分かりますね。

他競技ですが、私の友人がボート競技に関係していましたので、参考までに読んでいただきたいと思いアップしました。

毎日新聞社;毎日jpより抜粋

ボート:五輪予選選考、武田仲裁申し立て 仲裁機構、選考結果取り消し 「予想外」「画期的」

 ボート男子のロンドン五輪アジア大陸予選の代表選考結果の見直しを求めた武田大作(ダイキ)の仲裁申し立てを認めた日本スポーツ仲裁機構の判断について、武田と日本ボート協会は27日、それぞれ記者会見し、互いの見解を述べた。

 ◇説明不足だった−−ボート協会
 日本ボート協会の平岡英介副会長は「予想もしない結果。公正、公平な選考を実施したが、時間が足りず、説明不足で十分に理解されなかった」と語った。3月5日からの代表選手合宿には、武田を含む代表候補6人を呼ぶ予定。新たな選考方法については、強化委員会を中心に検討するが、再レースの実施が有力視されている。予選は4月末に行われることもあり、平岡副会長は「3月中には2人の代表選手を決定したい」と話した。【井沢真】

 ◇ほっとした−−武田
 所属するダイキ(松山市)で記者会見した武田は「日本のスポーツにおいて画期的な判断だ」と述べた。そのうえで「勝っているのに調整された。公平にしてほしい。それだけです」と再選考を求めた。

 武田は「ほっとした。こういうことが今後ないことを祈っている。全員が被害者だ」と心情を吐露した。今回の選考では判断の性急さや若手重視の姿勢を感じたとし、「五輪なので日本で一番強いことが最低条件で、そこだけは譲らない」とベテランの自負をのぞかせた。

 再選考について、「11月の選考会のタイムで選んでもらえば一番妥当だ」とプレーオフを含む全12レースの平均タイムを基にすることを主張。協会への要望書提出も考えているという。【中村敦茂】

 ■解説

 ◇基本法「選手の権利」後押し
 五輪に関係する代表選考を巡って、日本スポーツ仲裁機構が初めて選手側の訴えを認める判断を示した。武田の訴えは、昨年に制定された「スポーツ基本法」に後押しされたもので、代表選考で涙をのむことが多かった選手が「選手の権利」を主張できる一歩になった。

 日本の代表選考を巡っては、誰もが納得する明確な基準を示している競技は少数派で、ほとんどが「世界と戦える選手」や「過去の実績を含め」などと競技団体の理事会や強化委員会の裁量で決められることが多い。このため、選考に不服を持った選手も団体の決定に従うしかなかった。今回も選考会終了後、著しく成績の悪かった選手と組んだレースの結果を外すというボート協会側の「裁量」が問題となった。

 スポーツ基本法では、第15条で「国は、スポーツに関する紛争の仲裁または調停の中立性及び公正性が確保され、スポーツを行う者の権利利益の保護が図られるよう(仲裁機関を)支援する」などと定めている。武田は「選手のためにも選考結果の公開」を求め、権利を主張して踏み切った。

 機構側は「武田選手という有力選手が表に出てくれたことで、(訴えを起こす方向へ)空気が変わるかもしれない」と話す。スポーツ基本法の流れをくんだ今回の判断は、他の競技団体にも選考基準の透明さ、明確さが求められる時代になったことを示した。【百留康隆】
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2012アジア選手権 ランカウィ 写真

2012-02-26 | 日記
2012アジア選手権 ランカウィ
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15th Asian Sailing Championships 最終日

2012-02-24 | レポート
420級女子 新谷つむぎ(左)馬渡凪沙(右)組 銅メダル獲得


最終レースを前に緊張もなく、良い顔で出艇していきました。これまでレースの中で勉強し成長した自分たちの集大成を試すレースでもあります。


第12レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:130°
風速:4〜8knot
選手達はそれぞれレース前に情報を集め、2艇共に最高のスタート。上マークまでの展開が非常によくなり、シフティーで風の難しいコンディションの中、男子は4番、女子は6番で上マークを回航、コーチ目線から見ても大変良くなりました。
男子はその後の展開で順位を1つ落としてのフィニッシュでしたが、本当に成長しました。女子は総合3位を守り、見事、銅メダルを獲得しました。


今回優勝した男子OP選手は韓国のKIM JUHYEONGで2014年の韓国アジア大会に出場するために強化している若い選手です。2位3位のシンガポールの選手も若く、中学1年生でした。420級男女についても韓国アジア大会に出場できる年齢層の選手ばかりで、若い層の中での戦いとなった日本チームは、苦しい戦いになりましたが何とか420級女子で銅メダルを獲得することができました。
大会初日に感じた他国の強化に少し圧倒された形になりましたが、日本チームの選手はレースを重ねるごとに大きく成長できたのではないかと思います。
アジア地域の次世代セーリング競技発展のためにJSAFも寄与すべきとの趣旨・目的により今回のアジア選手権へ参加し、レースを通じアジア地域での我々次世代選手の立ち位置が少し見えたように思えます。
これから日本も次世代選手の強化が加速していくと思いますが、しっかり現状を把握し我々コーチ陣もよりよい指導ができるよう精進していきたいと思います。


選手の皆さん、山下コーチお疲れ様でした。


大会サイト:15th Asian Sailing Championships

【大会総合成績】最終日
420級男子 12艇
7位 神木 聖・尾崎弦弥 4−8−10−3−5−7−8−6−6−(OCS)−3−5
420女子 9艇
3位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5−4−(8)−1−2−2−1−2−6−4−3−3
OP級男子 20艇 
15位 榊原健人 13−(OCS)−17−16−15−15−11−18−5−9−14−9
16位 鈴木爽斗  9−7−7−(19)−18−6−17−16−11−19−19−18
OP級女子 22艇 
7位 田中美紗樹 15−14−12−(17)−10−8−7−4−1−3−6−5
12位 須河内茉里 7−8−16−(18)−18−7−8−5−5−14−11−13
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15th Asian Sailing Championships 6日目

2012-02-24 | レポート

みんなで昼ご飯を食べるのも今日で最後。

朝から南の風が入ってきており、5〜8Knotの風で2レースが消化されました。
今日はJSAF専務理事の前田彰一氏も選手の活躍を観戦していただきました。

第10レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:70°
風速:5〜8knot
潮流は今日が最大の強さで、30秒間で15Mの恐ろしく早い流れ。
スタート前のポジショニングが非常に大切な場面で、男子はOCS。女子は上1狙いではじき出され、本部船の上から一気に流され、回り込んでスタートする間に集団に大きく遅れる。
何とも悲しいレースでした。
選手達の強い思いが空回りしているレースでした。


第11レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:90°
風速:5〜8knot
レース前にかなり気合(喝)を入れて臨む。第一線で出ることを心がけて出たスタートは最高で、集団をリードしながら上に向かう。男子は1上を3番で回航、女子はシングル後半で回航、2上途中右に30°振れるもレース続行、男子は順位を一つ落としてフィニッシュ。女子は順位を上げて女子3位でフィニッシュ。
このレースは非常に良いタクティクスであったと思います。残念なのは、右に30°振れたことで展開が大きく変わりましたが、コーチ目線で見て良いレース展開になってきているので、この調子で明日の最終日は選手自身が納得できる良いレースをしてほしいと思います。

OP選手は女子が順位を上げてきたものの、男子が苦しんでいます。今後のレースに繋げていくためにも明日はぜひトップ3に入ってフィニッシュしてほしいと思います。
各選手達は自分たちのスタイルを確立しつつありますが、まだまだ厚みがないため経験を積んでいく必要があります。明日が最終日となりますが、レースを通じ少しでも多くの事を経験し日本に持ち帰ってほしいと思います。

大会サイト:15th Asian Sailing Championships

【大会総合成績】6日目現在
420級男子 12艇
7位 神木 聖・尾崎弦弥 4−8−10−3−5−7−8−6−6−(OCS)−4
420女子 9艇
3位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5−4−(8)−1−2−2−1−2−6−4−3
OP級男子 20艇 
16位 榊原健人 13−(OCS)−17−16−15−15−11−18−5−9−14
15位 鈴木爽斗  9−7−7−(19)−18−6−17−16−11−19−19
OP級女子 22艇 
7位 田中美紗樹 15−14−12−(17)−10−8−7−4−1−3−6
11位 須河内茉里 7−8−16−(18)−18−7−8−5−5−14−11
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15th Asian Sailing Championships 5日目

2012-02-23 | レポート

風が弱く日中は焼け焦げるくらい暑い状況です。

休日も終わり、選手それぞれ気持ちを新たに後半戦が始まりました。風は4〜7Knotで潮も速く、ガストとラルが入り乱れ非常に難しいコンディションでした。420は中盤の展開が多く、本日も苦戦しました。OP級は田中美沙樹選手がトップフィニッシュし、その他の選手も少し盛り返してきました。

第8レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:90°
風速:3〜6knot
風が弱く潮は川のように速い。30秒で10M流れる状態でスタート。男女ともに第一線からのスタートで、中盤まではファーストラインでの攻防をするも、最終アプローチが逆になり中盤での戦いとなる。女子はマークごとに順位を上げるが、男子は中盤でもまれてのフィニッシュとなる。
レース展開が非常に良くなっている反面、マーク際のタクティクスで大きく順位を落としているのが悔やまれます。

第9レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:70°
風速:2〜5knot
風がさらに落ちて潮だけが非常に強い状況で最初からBF(ブラックフラッグ)が上がる。
男女ともに最高のスタート、女子は良いポジションで中盤までトップ位置であったが、最後のアプローチでまたも逆に行き、大きく順位を落としての上回航、その後も順位を上げることができず下位フィニッシュとなる。男子も1上アプローチで逆に行き中盤回航、その後順位を上げて行き4番まで上げるも、最終マーク回航後の風の弱いリーチングで、インサイドに入った艇団をカバーしなかったため2艇に上突破される。何とも手痛いミスである。

レースを重ねるごとに420、OP共に良いレース展開になってきました。しかし、レースでの一手一手にまだまだ気持ちが入っていないように感じました。選手達は決してそんなことはないと思いますが、次の手を予測した行動がとれるかどうかが今回の海面では非常に重要になっているので、しっかり周りを見て情報を集め、最善の一手を打ってほしいと思っています。
コーチ目線から見ると非常によく見えるのは事実で、それをどう選手に伝えて行くのかがコーチの課題でもあります。明日もしっかりサポートしていきます。

大会サイト:15th Asian Sailing Championships

【大会総合成績】3日目現在
420級男子 12艇
7位 神木 聖・尾崎弦弥 4−8−10−3−5−7−8−6−6
420女子 9艇
3位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5−4−8−1−2−2−1−2−6
OP級男子 20艇 
16位 榊原健人 13−OCS−17−16−15−15−11−18−5
12位 鈴木爽斗  9−7−7−19−18−6−17−16−11
OP級女子 22艇 
9位 田中美紗樹 15−14−12−17−10−8−7−4−1
10位 須河内茉里 7−8−16−18−18−7−8−5−5


毎日ウォーキング、ストレッチでレースに備えています。
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15th Asian Sailing Championships 3日目

2012-02-22 | レポート

第7レーストップを走る新谷・馬渡組

ランカウィ特有の潮と、島に囲まれたレースエリアの風の吹き込みが、今日は早い段階で入ってきました。昨日の反省を踏まえて選手達はそれぞれレースに臨みました。

第6レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:80°
風速:5〜9knot
朝は風があったのですが、レースが始まるころには少し落ちてきた中でのスタート、日本チームは良いスタートで男子は左展開、女子は右展開、軍配は左に上がるが男子はスピードが無く競り合いに負け中盤で上回航、女子は右のトップ目で6番回航、その後の順位は大きく変わることなくフィニッシュ。
男子はトラベラーの高さが低く、リーチが閉じた状態でスピードロスをしていました。女子は良い感じでセーリングができています。

第7レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:210°
風速:4〜8knot
風が一度落ちたため、陸上待機後のレースとなる。ランカウィ特有の風が反対から吹き始め、4時30分ごろに風が吹き込み5時のスタートとなる。
潮は追い潮、いつものイメージで両艇良いスタートを切る。男子は左展開でトップ目、集団をリードする。女子は上寄り即タックで右展開。いつも通りの展開かと思いきや1上中盤で右に30度軸ぶれする。男子はこの振れに何とかくらいつき上マークをシングル回航、女子は右集団のトップに位置していたこともあり上をトップ回航、女子は男女合わせてのトップを守りフィニッシュ!男子は2上でレイラインを誤り順位を落とし、シングル後半でフィニッシュとなる。

420女子が良い波に乗っています。今回男女合わせたレースでのトップフィニッシュを決め、総合も3位となりメダルに一歩近づきました。日々成長していく選手達を見ていると、まだまだ大きな可能性を感じることができ、大変頼もしく思えました。
全体的に見れば「苦戦している」と言った方がいいでしょう。
明日は休みとなります。
しっかり体を休めて後半戦に巻き返しを図って行きたいと思います。

選手コメント
【神木 聖 420男子スキッパー】
スタートやスピンランのスピードは問題ありません。これまでは良いスタートを決めながら、微風下でのクローズホールドでスピードが無く、苦しいレース展開が多くなりました。スピードに関してはコーチの指導により回復しつつあります。次のレースからは、しっかりフリートと勝負して攻めのレースを展開します。

【尾崎弦弥 420男子クルー】
初日と比べ、他艇を気にしすぎて自分のコース取りができなかったので、残りのレースでは攻めのコースでレースをしていきたいです。そして、コーチや両親の支えを忘れず、最後まで自分自身のベストを出せるように頑張ります。

【新谷つむぎ 420女子スキッパー】
今日までのレースでランが速くなったり、知らなかったことを知れたりと成長できてよかったです。スタートが大きな課題ということが分かったので、次のレースの時は下にルームをあけるなど、スタートを意識してやります。

【馬渡凪沙 420女子クルー】
レースが始まって今日まで自分のスピンの張り方が変わり、それをレースで少しずつ使えるようになってきました。コースは日が経つにつれてマレーシアの海面が見えるようになり、コースが引きやすくなりました。でも他の艇との関係を意識してコースを引けていないので、休み明けからはそれを意識しようと思います。あと、スタートは必ず一線目から出ることを心がけます。

【榊原健人 OP男子】
最初はこの海面になれず乗りにくかったのですが、コーチの色々な言葉でスタートやコース取りが上手くなりました。しかし、まだまだ駄目なので順位を上げたいと思います。

【鈴木爽斗 OP男子】
初日はスタートやコース取りなど難しかったけれど、今はけっこうスタートやコース取りが上手くなってきました。これからは今までのミスを繰り返さないように、精一杯頑張ります。

【田中美紗樹 OP女子】
レース初日はコースの取り方が分からなかったけれど、スタートが上手くいくとコース取りがしやすかったので、スタートを確実にしていきます。

【須河内茉里 OP女子】
初日から今日までのレースで、最初に比べてコースが安定するようになりました。スタートが上手く出来ているので、そのまま続けて今日までのミスを修正していく様にしてレースをしていきます。

【大会総合成績】3日目現在
420級男子 12艇
6位 神木 聖・尾崎弦弥 4−8−10−3−5−7−8
420女子 9艇
3位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5−4−8−1−2−2−1
OP級男子 20艇 
16位 榊原健人 13−OCS−17−16−15−15−11
12位 鈴木爽斗  9−7−7−19−18−6−17
OP級女子 22艇 
14位 田中美紗樹 15−14−12−17−10−8−7
13位 須河内茉里 7−8−16−18−18−7−8
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15th Asian Sailing Championships 2日目

2012-02-21 | レポート

まずまずの滑り出しをした日本チーム、今日はOP級2レース、420級3レースが行われました。

第3レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:90°
風速:3〜5knot
非常に不安定な中、スタートシーケンスが始まる。こういう風の時こそスタートが非常に重要であるが、2艇共に第2線からのスタート。そこから挽回するのはやはり無理でした。今回ワーストとなる順位をお互い叩いてしまいました。

第4レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:210°
風速:5〜9knot
新たな風は真逆の210°方向から入ってきました。これは昨日と同じ傾向の風です。前のレースのスタートミスがいい経験になりました。2艇共に最高のスタートで両艇最高の順位でフィニッシュしています。
細かい走りの修正は多々ありますが、レース展開は非常に良くなってきました。彼らも自信がついてきたようでモチベーションも上がってきました。

第5レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:210°
風速:5〜10knot
風も少し上がってきましたが、潮は非常に早い押し潮、ブラックフラッグ(黒色旗)であわやリコールと思わせる良いスタートをする。
両艇上マークをシングル回航するものの、細かいミスで順位を後退させる。しかし、粘りも出てきて最後のレグで2艇共に順位を上げてフィニッシュとなる。

今日は朝から風が無く、昼過ぎに入ってきた不安定な風の中、OP級は2レース続けて行われました。選手達は昨日の有利サイドが頭に残っていたようで「恐らく伸びてくるだろう」という予測で見た目のブローとは逆に展開してしまい、各選手大きく順位を落とす結果となっています。選手達もそれをよく理解しており、この悔しい気持ちを明日につなげたいと強い意志を持って答えてくれました。
レースを行う前は必ず頭をリセットし、その場で海面を見た自分の「見た目」を優先させてコースに反映していくことを改めて確認しました。
明日はOPDayになってほしいと思います。

420級は不安定な風の中、何とか1レースを消化させるも、続く2レース目はN旗でレース中止となり、風が安定するのを待って16時30分からのスタートとなりました。
ランカウィに来てから、たくさんのアドバイスをしてきましたが、その成果が少しづつ出てきているように感じます。
今日は非常に苦しい戦いでしたが、男女ともに明日につながる我慢のレースで踏ん張りました。この大会で大きく成長すると共に、結果を残せるレースにしていきたいと思います。

大会サイト:15th Asian Sailing Championships

420級男子 12艇
6位 神木 聖・尾崎弦弥 4−8−10−3−5
420女子 9艇
4位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5−4−8−1−2
OP級男子 20艇 
18位 榊原健人 13−OCS−17−16−15
12位 鈴木爽斗  9−7−7−19−18
OP級女子 22艇 
14位 田中美紗樹 15−14−12−17−10
13位 須河内茉里 7−8−16−18−18


ボードも本当に近くまで行かなければ確認できません。
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15th Asian Sailing Championships初日

2012-02-20 | レポート

アジアの頂点を目指し420級・OP級の2種目に参加することとなったアジア選手権、私の第一印象はアジア各国がジュニアに力を入れているように見えました。
各国の滑りは何らそん色はなく、ミスによって順位が後退するシビアな戦いになっています。
今回の大会では420級とOP級の海面が違う所で行われますが、コーチボートが1艇のため、私は海面の一番遠い420級の対応になっています。
OP級はハーバーの目の前でレースが行われており、陸からしっかり見える位置にあったのは幸いでした。
長いレースとなります。平常心が鍵となります。

第1レース
コース:I2(インナー1周)
上マーク:230°
風速:4〜7knot
潮の流れが非常に早い海面で230°方向に流れている状況、上マーク設置位置も230度。押し潮で、リコールが気になる所ですが、やはりゼネラルリコール。仕切り直しはブラックフラッグでスタート、日本チームは非常に良いスタートを切る。
両チーム集団に合わせすぎて細かいタックとなり順位を落として上マーク回航、その後少しずつ追い上げてフィニッシュとなる。

第2レース
コース:I3(インナー2周)
上マーク:230°
風速:4〜8knot
前のレース、右が伸びたのを意識しすぎて両チームともに上スタート、無情にも左にシフトし大きく遅れて上マーク回航、両艇順位を上げれず後半でフィニッシュ。

アジア各国のレベルが非常に上がっており、日本代表の420、OP共に苦戦しています。選手もスピードが無いと言っていますが、まだまだ気持ちで負けているところが大きいのでしっかりミーティングで意識の改善をしました。
まだまだ前半戦、気持ちを切り替えてレースに臨んでいきます。

大会サイト:15th Asian Sailing Championships

420級男子 12艇
6位 神木 聖・尾崎弦弥 4−8
420女子 9艇
5位 新谷つむぎ・馬渡凪沙 5−4
OP級男子 20艇 
19位 榊原健人 13−OCS−17  
7位 鈴木爽斗  9−7−7
OP級女子 22艇 
12位 田中美紗樹 15−11−13
5位 須河内茉里 7−5−16

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15th Asian Sailing Championships 開幕

2012-02-18 | レポート

420級  参艇数22艇(男子13艇 女子9艇)
男子 神木 聖  尾崎弦弥(芦屋高校)
女子 新谷つむぎ 馬渡凪沙(江の島ヨットクラブ)

OP級 参加艇数47艇(男子25艇 女子22艇)
男子 榊原健人(藤沢市青少年セーリングクラブ)
   鈴木爽斗(葉山町セーリング協会)
女子 田中美紗樹(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)
   須河内茉里(藤沢市青少年セーリングクラブ)

15th Asian Sailing Championshipsの開会式が行われ、いよいよ明日から大会が始まります。

チャーターボートも本日のプラクティスレースで確認し、各クラス共に問題なく万全の態勢でレースに臨むことができました。

良いレポートが皆さんに送れるよう、しっかりサポートしていきます。


神木・尾崎組


新谷・馬渡組


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アジア選手権(ランカウイ・マレーシア)

2012-02-17 | レポート
昨日成田を出発し、クアラルンプールからランカウイの乗り継ぎで、2時間近く足止めされ、夜遅くにLangkawi Malaysai(ランカウイ・マレーシア)に到着しました。

私自身、マレーシアに来るのは初めてで、極寒の日本から移動し、飛行機を降りた時には日本以上の強い湿気と、夜なのに20度を超える熱気でいつも以上に疲れを感じました。

日本との時差は1時間遅いだけで、特に生活のリズムは大きく崩れることなく本日を迎えましたが、昼間30度近くまで気温が上がった今日は、水なしではあっという間にダウンしてしまいそうな危険を感じる気候になっています。

風は昼からシーブリーズで10Knotオーバーの風が吹き込み、日本人には走りやすい風ではないかと思われます。しかし潮が非常に速く、潮の速い海面を経験している選手がいないので、しっかりミーティングをする必要性を感じました。

2012 アジア選手権 ランカウイ


大会まではまだ調整できるので、しっかり海面調査を行い万全の態勢で大会に臨んでいきたいと思います。

アジア選手権 日本代表メンバー

420級 2チーム
男子 神木 聖  尾崎弦弥(芦屋高校)
女子 新谷つむぎ 馬渡凪沙(江の島ヨットクラブ)

OP級 4チーム
男子 榊原健人(藤沢市青少年セーリングクラブ)
   鈴木爽斗(葉山町セーリング協会)
女子 田中美紗樹(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)
   須河内茉里(藤沢市青少年セーリングクラブ)

コーチ
中村健一 山下弘雄

プログラム
19日11:00 Racing Day1
20日11:00 Racing Day2
21日11:00 Racing Day3
22日 Rest Day
23日11:00 Racing Day4
24日11:00 Racing Day5
25日11:00 Racing Day6(15:00以降のスタートは無し)

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