サイコパス・９、性的虐待と快楽殺人

一般に児童虐待が非行犯罪に結びつきやすいと言う事が言われている。
児童虐待が問題となる家庭事件の実証的研究について

この様な一般の虐待だけなら左程重大犯罪に結びつく訳ではない。
万引きや窃盗をいくら繰り返しても凶悪犯罪にエスカレートする訳ではない。
しかし虐待に前記の精神病、脳の損傷が加わると次元の違うサイコパスの凶悪事件になる。
しかし虐待の確認は容易ではないので中々表面化していない。

快楽殺人には性的な意味合いがあり、その性的エネルギーのために連続殺人になる。
このような場合の虐待が性的虐待を含んでいる事が強く示唆されている。
事件は強姦事件と言うより、いたずら、強姦未遂（？）の形をとることが多い。
その原因が犯人が性的虐待により、歪んだ性欲を持ち、正常な性行為ができ無いからである。
性的な児童虐待については
身近にある近親者からの性的侵入
にも在るように日本でもかなり水面下に隠れた例は多いと推定されます。
前傾の「脳が殺す―連続殺人犯前頭葉の“秘密”」ではアメリカに於ける快楽殺人の殆んどに犯人の子供の頃の性的虐待が推測されると言う事です。