上武散歩道

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127.3km (非公認)甘楽郡デスティネーション キャンペーン Ⅰ 甘楽町の1 道の駅甘楽

2011-08-14 18:43:49 | 上州の道
今日は迎え盆を済ませて、無事深谷の自宅に戻ってきました。
昨夜は渋川では夜中にずいぶんと降ったようで、起きてみると
庭に大きな水溜りがいくつも出来ていました。

さて、先日(8月11日)に自転車をこいできた、と
ちょっとだけ描きましたが、その様子をご紹介。

行き先は群馬県の西部、甘楽郡の方面でした。
行程は浄法寺の信号までは先日の多野・藤岡D・Cと同じです。

そこからは旧吉井町を抜けてR254を目指します。
このコースは富岡へ行ったときにも通りましたが、とにかく登りがきつい行程になります。
ただ、今回は自転車を降りずに登りきることが出来ました。

そして、富岡市内へは向かわず、甘楽町の小幡を目指します。
こちらは織田信長の次男、織田信雄が領した城下町でいろいろと見所が有りそうです。

炎天下、ふらふらとしながら辿り着いたのがこちら、



道の駅甘楽です。
道の駅になったのは最近ですが、もともと直売等で施設はあったとのことです。

施設は、食堂や直売所などが有ります。

直売所。

あまり広くは無い売り場に、野菜や加工品が置かれています。

この道の駅で特筆すべきはこちらかなあ・・・



旧松井家住宅。
この地方の庄屋さんの住居を移築したもので、無料休憩施設として開放されています。

ここの施設は、古民具好きにはたまらないものが有ります。
先ずは入り口に


唐箕(風を送って籾と米とを分ける道具)が無造作に置かれています。

さらに、土間には臼や樽、だるまストーブまで。

 

さらに


糸車やらよくわからない道具が。

戸を開けた右側には、

厩があります。
東北地方だと曲がり家になっていたりするのですが、
このあたりではこうやって、馬が人間と同じスペースにいるのが普通だったようです。

そして、入った土間の左手が休憩スペースになっています。

ここ、無料休憩所ですよ?スタッフさんはいないけれど、立派ですよね。
上がって休めるってすごくいいです。
右側には囲炉裏がきってあるのがわかりますか?
自在鉤に鉄瓶がぶら下っているところです。

天井は高く、茅葺なのが見て取れます。


移築する際には、先ず茅の確保が大変だったそうで、東北地方から運んだそうです。
職人さんの手配にも苦労したとのことです。

天井が高いので、この炎天下でも想像以上に涼しく
ここで2時間くらいは休んだり、道具を眺めたりしてすごせそうです。
博物館でもないし、スタッフさんもいないので、道具を手に取ることもでき手しまいます。
とても懐かしい感じのする施設でした。

・・・懐かしい理由が思い出されました。
ワタクシが幼稚園のころまで(昭和54年くらい?)、実家がこのようなつくりだったのです。
もっとも、こんなに立派な家ではなく、狭い家でしたが。

昭和50年代の中ごろまでは群馬県の田舎には
このような家が結構残っていたんですよねえ・・・
あ、実家の近所には、まだ一軒現役で使われているお宅が有ります。


しかし、入ってすぐの土間の左側が囲炉裏が切ってあるところまで同じです。
さすがに厩は有りませんでしたが、
その向こう側に五右衛門風呂があり、囲炉裏を囲んで食事をしてましたねえ・・・

板の間に上がって、ゆっくり休みたいところでしたが、
次の目的地もあることで、早々に出発してしまったのが
返す返すも残念。
今度はここでのんびり過ごすのもいいなあ・・・

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