【99】ルビーの指輪

「ルビーの指輪」
作詞：松本隆
作曲：寺尾聰
唄　：寺尾聰
1981年

さて、本日の曲はこれ。
もう有名な曲なんで紹介はいらないでしょうね。
堂々、音楽チャートで12週連続１位に輝いた名曲。

なんでこの曲かといえば、今朝の特ダネで小倉さんが紹介されていたから。
役者以外にも音楽活動は細々とやられていたみたいなのですが、この度、この「ルビーの指輪」や、ここで紹介した「出航～さすらい」、「シャドウシティ」を含む81年度の売上ベスト１のアルバム一枚丸ごとを完全リメイク（ボーナストラックは「ルビーの指輪」」のオリジナル版）したものを出されたようです。
団塊世代の親父バンドブームの火付け役と言うことなのですが、古き良き時代を思い出すのでしょう。やはり、「歌は世に連れ、世は歌に連れ」という言葉が蘇ると共に、歌ってやっぱり素晴らしいもんだなぁと感じてしまいます。

物理的に豊でも精神的に荒んだ今より、精神的に豊だった時代へ社会も戻ればいいなと思わずにはおられません。
逆にいえば、心がそれを望んでいるから「がばいばあちゃん」や「三丁目の夕日」といったものが求められているのでしょう。たまには、心の赴くままに・・・

♪くもりガラスの向こうは風の街
♪冷めた紅茶が残ったテーブルで
♪襟を合わせて日暮れの人並みに
♪紛れるあなたを見てた
♪そして　二年の月日が流去り
♪街でベージュのコートを見かけると
♪指にルビーのリングを探すのさ
♪あなたを失ってから