親父の威厳 音楽編

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小さな親切、大きなお世話。

2005-12-06 | 時事なんか
くどいようですが皇室問題です。

■【主張】皇位継承問題 男系維持へ知恵を絞れ 女帝と女系、分けて議論を
 政府は「皇室典範改正準備室」を内閣官房に設置し、来年の通常国会に向けて改正案づくりに着手した。改正案には、政府の「皇室典範に関する有識者会議」が報告書で示した「女性・女系天皇容認」「長子優先の皇位継承」などが盛り込まれる見通しだが、国民の間からは、その性急さとこの報告自体への疑問の声が上がっている。

 第一の疑問点は、女性天皇(女帝)と女系天皇が明確に分けて論じられていないことだ。日本の歴史上、女帝は推古天皇をはじめ八人十代にわたって存在した。しかし、それらの女帝はいずれも男子から男子へと引き継がれた男系の女性天皇であり、女帝が即位後、子を産み、その子が皇位を継ぐ女系天皇の例は過去に一度もない。

 女帝を認めるだけなら、皇統の歴史は変わらないが、女系天皇まで認めてしまうと、その歴史は変わり、否定することにさえなりかねない。

 報告は「最近の各種世論調査で、多数の国民が女性天皇を支持する結果となっている」としているが、女帝と女系天皇の違いがどこまで国民に理解されているかは疑問だ。

≪先人の努力も参考に≫

 江戸時代の後期、今と同じように皇統断絶の危機が指摘されたことがあった。百十八代後桃園天皇は病気がちのため二十二歳で崩御した。天皇には欣子(よしこ)内親王しか子がなく、急遽(きゅうきょ)百十三代東山天皇の男系の血をひく閑院宮家から祐宮(さちのみや)を養子に迎えた。祐宮は八歳で百十九代天皇(光格天皇)に即位し、欣子内親王はその皇后になった。

 閑院宮家は江戸中期、新井白石の進言により、後の男系皇位継承に備えるために創設された。先人たちは男系維持のため、このようにいろいろな努力と工夫を重ねてきたのである。

 しかし、報告を読む限り、有識者会議のメンバーが男系維持のために議論を尽くした形跡は見られない。戦後の男女平等の理念をそのまま皇室にもあてはめ、女系天皇容認と長子優先の結論を導き出したように思われる。

 もちろん、男女平等の理念は大切である。だが、そのことと独特の文化と伝統をもつ皇位継承のありようは同じ次元では語れない。例えば、英国の王室では、兄弟姉妹間で男子の王位継承権が優先される。だからといって、英国が男女差別をしているという指摘は当たらないだろう。

 有識者会議は今年一月以降、十数回の会合を重ねてきたが、なお十分とはいえない。数年前から、官邸と宮内庁の一部で、女性・女系天皇容認に向けた手続きが検討されてきたともいわれる。このことは、会議の人選を含め、「最初に結論ありきではないか」との疑いも生んでいる。

≪寛仁さまの問題提起≫

 皇族の一人で皇位継承資格者の寛仁親王殿下は今秋、福祉団体の会報に書いたコラムで、女性・女系天皇容認論に疑問を提起し、男系維持のため、(1)皇籍離脱した元皇族の皇籍復帰(2)現在の女性皇族(内親王)が元皇族(男系)から養子を取れるようにする-などの案を示された。

 これを受け、民主党の鳩山由紀夫幹事長が「女系天皇に慎重な立場ということは似ている」と寛仁さまの意見に同調する考えを示したのをはじめ、静岡県知事、埼玉県知事らも有識者会議の結論を批判した。

 女帝を容認する識者の中でも、「継承順位は男子優先が望ましく、長子優先は再考を求めたい」(所功・京都産業大教授)、「明治の皇室典範作成時は十五年近く議論した。もっと議論すべきで、女系天皇は軽々に結論を出すべきではない」(昭和史研究家の保阪正康氏)など、有識者会議の結論を批判する意見が少なくない。

 現在、皇位継承をめぐる国民の意見は大きく分けて三つに集約される。一つは、オランダの王室のように長子を優先させる考え方で、有識者会議はこれに近い。二つ目は、英国型の男子優先の女系容認論だ。三つ目は、寛仁さまに代表される旧宮家の復活と養子制度の導入を求める意見である。

 日本の皇室は欧州の王室とは正統性が異なり、比較にならないほど古い歴史をもつ。いきなり歴史も風土も伝統も異なる欧州の例にならう前に、まず、男系維持の方策について知恵を絞るのが先だろう。
2005年12月6日 産経WEB


有識者の女性・女系天皇容認の報告は、本当に小さな親切大きなお世話だ。
上記の通りで、伝統である男系天皇の維持に対する施策を一切話し合った形跡がないということ自体異常な報告なのだ。

雅子様や愛子様への同情の念、くだらねぇジェンダフリー思想の適用なんかは必要ない。
神武天皇自体の存在を疑問視したり、天皇制不要論等する馬鹿なんかもいるが、記述された物がないとはいえ、今上天皇の遺伝子情報を辿れば到着できる実在の人物であるし、天皇自体が日本人が日本人たる証であり拠り所なのだ。

その証の証明たるものが男系男子の継承である。

それが日本が世界に誇れ、また世界中の国から尊敬を集める2,600年以上続くロイヤルファミリーなのだ。
理屈云々の話でもないのだ。

まぁウダウダ言ったところで、1番良い解決策は皇太子様にお世継ぎの男の子が生まれる事である。雅子様のご体調も心配なのではあるが、もう少し頑張って頂くしかないとしか言いようがない。非常に申し訳ないのですが・・・
逆にこれが小さな親切大きなお世話?!

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