バンドン会議で「反省、おわび」 異例の演説

小泉・・・・

バンドン会議で「反省、おわび」　異例の演説

もう、やっぱりショックでしたね。
町村外相のこれまでの外交態度を考えうると・・態度が変わったと
言われてもしょうがない。

確かに、JIROさんの独断的日記4/24分で、一つの戦略として反日
デモの異常な高まり、それに付随した「歴史歪曲」や中・韓の日本
への内政干渉の問題で世界中の注目を集める中での謝罪したことに
よる、中・韓の「日本は歴史問題において謝罪は一切なし」という
干渉攻撃の一角を崩したとは思う。

が、その一方で日本の弱腰外交変わらずという認識を再度発信して
しまっていたという感は否めない。
ある意味農耕民族としての日本人気質を前面に出していると言う見方
もできるが、それを理解してくれるのは一部の日本贔屓の方たちだけ。
国際世論の認識は変わらない。

日本の常識が世界の常識ではない

のであり、このギャップ差が埋まらないからだ。
（謝罪するという事は、事故処理で言えば100:0にあたる事に相当。）
だから、歴史の歪曲による内政干渉に耐えてきた歴史を世界に知らし
めると同時に、弱腰外交姿勢からの脱却のアピールをして欲しかった。

別に米・中・韓と同じように訳のわからん論理で自分の意見を相手に
ごり押しする外交をしろとは言わない。
筋の一本通った真っ当な意見を国際社会で主張して欲しいだけ。

そういう意味で、謝罪については、ウィキペディアにて日本の戦争謝罪
発言一覧を確認してもらえればわかるが、

実に30数回にも渡って謝罪している。

これを引用すべきであり、改めて自分の言葉で謝罪する必要はない。

また、経済的なつながりでのメリット面を強調した上での対応をと言
っている方々もいるが、今の中国景気で潤っているのは一部分の大企
業だけ。後、投資筋か。
鋼材や資材の大量消費による環境問題を加速させている上、鋼材・
石油等の値上がりによる原価率上昇に伴う収益の圧迫や工場進出
による日本の空洞化等々、日本を支えている中小企業にとっては
ありがたみが薄い。
地域経済にとっても、工場の流出という問題は、税収入減や雇用促
進を阻害する最大の問題でもある。
それに、進出しても相変わらず「袖の下」をばら撒くのは暗黙の了解
で、労働力が安いとはいえ、国家的な事務手続きの煩雑さや手間ばか
りかかり、うまみが少なく撤退する企業も多い。
現状では人件費が結構値上がりして、労働力の安さを求めて内陸へ
内陸へと進んでいる。国家プロジェクトとして参入を目指した新幹線
も駄目だったし碌なことになりそうもない。

これらを考える経済的なつながりを破棄しても十分ペイできると思う。
足りなければ、距離は遠いが先般も書いたようにインドをメインに東南
アジアへ再度シフトしていけば問題ないはず。

まぁ世界中の人が歴史的な謝罪の証人となった。
この事実は変わらない。
これが、今後どのような形になっていくのか・・・

見守っていくしかない。