暴れだす！

最近通学時にウルフルズのアルバムをよく聞きます。
ちょっと前にEXILEの番組に出ていたトータス松本さんがあんまり楽しそうに歌っていて、この人の歌をちゃんと聞いてみたいと思ったのです。
で、ベスト盤『ベストやねん』を借りてきました。
うん、この辺がね。
ワタシ本当にツウになれない人です。
ベタ大好き。
どのアーティストでもアルバム聞いて「これ好き！」ってなる曲はだいたいシングルカットされてます。
もちろん多くの人に愛されるいい曲だからこそシングルになるんであって、そういう意味では世間一般的な感覚をちゃんと持てていると言えるのかも。

こういう経緯でウルフルズを聞き出したわけなのですが、聞いてみて随分印象が変わりました。
明るくて男臭くて！！！みたいなイメージだったけど、結構ウジウジしてるなと思います。（笑）
アルバムを聴いて「ダメなオレ」の登場率の高さにびっくりしました。
なんというか、たぶんコンプレックスがあるからこそ明るい・男臭い雰囲気なんだろうなぁ。
曲の構成が単調なのもわかる気がします。
同じフレーズを延々繰り返してる『ええねん』とかすごく好き。
とにかくあんまり深いこと考えずに音楽を聴きたいのでシンプルなのが好きです。
ワタシが音楽を聴くのは大抵移動中なので雰囲気重視。
あんまりじっくり楽曲に向かい合う姿勢ではないのです。
だから好きだからこそ日常的に聞けないアーティストもいたり。
あと、健全すぎるのも得意じゃない、というか、健全すぎると別世界の人のような気がしてしまうのだと思います。たぶん。
だから全くの予想外でした。
ウルフルズがこんなにしっくりくるとは！

と書いてみると、ブルーハーツを好きな理由とほとんど同じで、あぁワタシこういうのが好きなんだなと再確認。
ちなみに、『ええねん』と迷うけれど『バンザイ』や『ガッツだぜ』の聴き方を変えてくれた『暴れだす』が今一番のお気に入りです。