徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

野木神社 太々神楽(3) 釣の舞 蟇目の舞

2014-01-15 16:14:58 | 2013栃木歳時記
2013 12/3 野木神社 神楽殿



釣の舞(つりのまい)
事代主神(ことしろぬしのかみ)の舞 えびすさん登場


この舞は「えびす様」とも呼ばれる事代主命が魚釣りの仕草をしながら、最後に鯛を釣り上げる姿の舞です。
 この舞姿は、豊漁を喜んでいる姿であり、また、明日の豊漁を願っている姿でもある。
 鯛を釣る前にこの神様が、エサとしてお餅をつけた釣り糸を神楽殿の下に垂れます。
この福を授けるお餅を、観客は釣りざおの糸の先に「賽銭」をつけて、引換えに頂くことができます。
 観客参加の舞でもあります
最後に鯛を釣り上げると鈴と竿を持った舞となります






蟇目之舞(ひきめのまい)  舞 神 天稚彦命(あめのわかひこのみこと )



この舞は弓矢をもって舞います。 弓弦(ゆんづる)を引き鳴らす事によって郷土社会
から災いを除き、多くの人達の幸福をお祈りする舞です
天若日子 - 天雅彦とも表記し、霊力を持つ天麻迦古弓(あめのまかごゆみ)という弓と、天羽々矢(あめのはばや)という矢を携えた弓矢の神。天の鹿児弓・天之波士弓(あめのはじゆみ)・天之加久矢(あめのかくや)など様々な表記名称がある。


蟇目(ひきめ)の儀
神祭具 弓・矢それぞれが霊力を宿し、意味をなす神事(蟇目の儀と鳴弦の儀は相対をなす)
鏑(かぶら)とは矢の先端に付ける武具の一種。鏑を付けることにより矢そのものに霊力を具える

(ひきめ:引目とも書く)とは上記鏑に数カ所の穴を開けたもので、鏑と同様に矢箆を上下に貫通させ、釘状のもので固定する。正式な造りは4つ穴で、これを四目(しめ)と呼ぶ。これを矢の先端に取り付けた矢を放つと穴に空気が流入する事で笛のように音が鳴り、鋭い音を発する。蟇目の出す音が邪を払い場を清めるとされている。蟇目鏑とも言う



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