徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

晩秋~社寺紅葉Ⅳ  圓光寺

2011-12-15 02:07:18 | 京都散歩
11/27(日)PM13:00~
詩仙堂から歩いてもすぐの圓光寺
住宅街にある普通のお寺という感じで
以前は山門をくぐっただけで庭園はやはり今回始めての拝観
だが 十牛の庭 素晴らしく・・ ここに来てよかったと思った。
まさに絵画の中の日本庭園。

圓光寺
十牛の庭

拝観料 400円

山門


入り口付近


境内に入ります






飾り窓から見える紅葉


赤橙黄緑 楓のグラディエーション


苔の絨毯の上の敷紅葉。散っても美しい


紅葉が浮かべられた水琴窟の鉢。


玄関の襖絵「四季草花図」




庭が散り紅葉で美しく染まっている。もみじの絨毯




書院に座ってじっくり眺めよう。


でも人が前方縁側に沢山座っているので 立って写真撮影


額縁のような書院からの紅葉


少し部屋の奥から床の畳や赤い敷物を画面に入れるのは人が多くて構図上NG




順番待ちで縁側の最前列に でも構図や角度を替えていろいろ撮るので長くは居座らない






十牛の庭(石が十頭の牛を表す)は緑苔上に一面の紅葉。


江戸時代の作庭ともされる池泉回遊式庭園は「十牛の庭」と呼ばれ、秋が深まると赤や黄に色づいたカエデが鮮やかに庭園を彩ります。太陽の光を浴びると、まばゆいほどに輝き訪れる人を喜ばせてくれます。・・本当だね






庭を歩いて反対側から本堂書院を見ても絵になります。






奥には竹林もあって風情が感じられる。



洛北最古の池、栖龍池(せいりゅうち)




東側の小高い山に通じている参道を登っていく


境内の楓がひときわ赤く、また
竹林とのコントラストがより引き立てており

高台に登ると、西の北山・鷹峯方面の山々が見渡せます。


高台には この寺ゆかりの家康公の墓が・・ 日光東照宮以外にもあるんですね


庭園が絵になる美しさ・・なのでまた書院に戻ることにしました


額縁のような書院からの紅葉、池に映る紅葉、庭を埋め尽くす真っ赤な敷紅葉、竹林、苔の絨毯・・自然色彩の美
そして 木々の形容、植栽の美しさ、石の配置、石灯籠・・・景観の美
もし、人混みの喧騒もなくこの景観を独り占めできたらそれはすごい贅沢な時間を過ごせるだろう。


東山などの大きな寺院の 規模の大きい庭園とは比べ様にないが、
様様な要素が凝縮されて詰め込まれている感じ
洛北 一乗寺~修学院エリアは 住宅街の中の割とこじんまりとした、しかしなかなか紅葉と庭園の見事なところが多いと感じた。












圓光寺
慶長6年(1601年)に徳川家康が教学のために、足利学校の僧、
閑室元佶(かんしつげんきつ)を招いて,学校と寺を兼ねて伏見に
創建され、圓光寺学校としたのが起こり。
寛文7年(1667)にここへ移転した。
足利学校にも匹敵する学問所として繁栄した圓光寺は、別名「洛陽学校」と呼ばれた。
それを象徴するように、家康から送られた当時の木製活字が数多く保存されている。
現在は臨済宗南禅寺派の寺院。(文献引用)



















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