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等身大のジョンと僕

日常をのらりくらりと綴ります。
“The 四角形ズ”のVo&Gtのブログ。

#1「ホホジロザメ」

2010-05-04 02:54:43 | 御都合主義理論
今回紹介致しますのは、ネズミザメ目ネズミ科ホホジロザメ属の“ホホジロザメ(英:Great White Shark)”でございます。



サメの中でもよく名前の知られた種類であり、悪名高い(?)ことでも有名だと思います。



そのイメージをつけたのはこの映画(↓)。







そうです、スピルバーグ監督の出世作である映画『JAWS』です。
この映画で次々と人間を襲うサメがこのホホジロ君。
劇中では体長8m・体重3000kgという設定らしいですが、現実にはまだその大きさの個体は見つかっていないようです。
ただ、台湾やオーストラリア沖で発見された頭部(なんで?)などから、推定して7m以上あるものもいるとか。



平均全長は4~5mで平均体重は680~1100kg。
鋭利な正三角形の歯を持ち、縁はのこぎりのようにギザギザになっていて皮や筋肉を切断するのに適しています。この名前の由来は側頭部が白いことからつけられています。



そしてこの映画以来“人食いザメ”としてなじみ深くなってしまいましたが、通常はイルカやオットセイ・アザラシなどを捕食しています。分布は広く日本の海で見つかった例もあります(神奈川県など)。







何故、人を襲うかというのは色々言われています。



サーファーなどが襲われる理由の一つとして、サーフボードを下から見た時(つまり水中から)に餌としているアザラシなどのシルエットに似ているということがあります。



僕はサーフィンを知らないのですが、サーフボードに寝そべると足と手が微妙にボードの外へ出るようで、それを勘違いし噛みつくそうです。人間にすればとても迷惑な話なのですが、毎年のように死亡者が出ているのも事実です。



ついで海中での出血や排尿もその原因と言われています。
この嗅覚というものは恐ろしく発達しており、数キロ先の血の臭いも嗅ぎつけることが出来るというのは有名な話ですね。皆さん、海に行った時はお気をつけてください。







そしてサメの歯の仕組み。
上の画像でわかるかと思いますが、3列に歯が並んでいることが確認できると思います。一本でも歯が折れれば、直に後ろの歯が前に出てきます。これはサメの全体的に言えるシステムでありまして、何度でもはえ変わります。



生命とは実に不思議です。
その生き物の生活によって上手いこと機能が発達していくのですね。



ホホジロ君の場合、獲物などに噛みついて歯が欠けたり折れたりしても大丈夫なようになっているのです(ただ折れた歯ごと呑みこんでしまい、自分の内臓を傷つけてしまうこともあるそうです)。







こちらの画像は僕が沖縄県にある“美ら海水族館”で撮ったホホジロザメの皮です。
いわゆるサメ肌。この肌の質感をもって凄く早く水中を泳ぐことが出来るのです。最近では水着の会社が注目していたりします。そのスピードは時速25~35�と言われています。案外知られていないのはそのジャンプ力。







こうして水面に浮かぶオットセイなどを捕食したりしています。
襲われる方はたまったものではありません。突然水中から噛みつかれたと思ったら宙をまっているのですから。



さてさて長々と書いてきましたが、図鑑#1は“ホホジロサメ”でした。



このチョイスは単純に僕がサメ好きだからというものでございました。
次回もサメの予定です(笑)



最後に、この文章は僕のうろ覚えの知識と情報で作ったので真偽のほどは定かではありません。



ご了承ください。




■追記■



海で襲われた時は、目を攻撃するといいそうです(笑)




※少し衝撃的かもしれませんがこれが自然界です。





※こちらは映画『ジョーズ』。劇中のサメは精巧に作られたロボットです。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (池上)
2010-05-04 18:41:37
すごくタメになった!!(笑)
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海の殺し屋 ()
2010-05-04 21:11:23
リーダー、コメントありがとう。

よかったよ(笑)

最近は温暖化とかの影響で日本の海でも見つかるから気をつけて。
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