Amazing Yogyakarta!!

インドネシアの古都、ジョグジャ!
観光地から食べ物、現地事情までこの街を楽しみ尽くします!

ジョグジャカルタ!(ディエン高原編)

2014-09-30 | インドネシア他地域
ガイドブック未掲載の情報を中心にジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ


今回は休日を利用していざディエン高原へ!

サンスクリット語で「神々の座」という意味のディエンはジョグジャカルタから車で約3時間半、中部ジャワ州に位置する山村です。

ジョグジャカルタじゃないじゃないか!

という声もありますがジョグジャカルタから行ける人気の観光地としてしばしばセットで紹介されています。

朝五時に眠たい目をこすりながら出発!

本日も車をチャーター、バスを乗り継いでも行けるが車のチャーターは本当に便利です。

車は一路ディエンへ!

しかしボロブドゥール寺院を超えてしばらくした辺りから道は悪路+うねりまくりの山道に、到着まで仮眠をしようという目論見は破れ、忍耐の時間に。

そしてついにディエン地域に到着!



さ、寒い

まさかインドネシアに来てクーラー以外で寒いという感情を味わうことになるとは・・・

ここは標高2000mの山村、この辺りの人の話によれば寒い日の朝方は気温がマイナスまで下がるそうな。

しかし風景は絶景そのもの。

ここまでやる?

というくらいに山の隅々まで作られた棚田と山岳の風景はバリ島の世界遺産、ライステラスにも劣らない素晴らしい光景です。



色の湖という意味のワルナ湖。

七色に変化すると言われている美しいカルデラ湖です。

あとここで食べたフライドポテトとキノコの天ぷら盛り合わせ(50円)は激ウマでした。

インドネシアは食べ物がおいしくて超安いのがいいところですね。



次に訪れたシキダン地熱地帯

火山活動の影響で白煙を上げる大地が美しい土地です。



沸騰する温泉で茹でたてを売られているゆで卵。

ここでも多くの食べ物やお土産が売られていますが地熱地帯特有の硫黄酸化物の匂いに食欲はあまり沸きません・・・




最後に訪れたアルジュナ寺院遺跡群。

ジャワ島に現存するヒンドゥー教の寺院遺跡の中でも最古のものと言われていて遺跡の外壁を見てもその歴史が伺えます。

2000mもの高地に寺院が建造されている理由は古くからこの地には山岳信仰があり、建立当時、ジャワ島において栄華を誇っていたヒンドゥー教王朝、マタラム王朝にとってもこの地を神聖なものとして考えていたからと言われています。



!?

遺跡を後方から眺める異星人に一瞬焦る。

ヒンドゥー教の聖地がなんのその、観光客の集まる所には商売人も集まってくる。

100円で一緒に記念撮影をしてもらいながらインドネシアの日常に触れました。(ちなみにキティちゃんも複数出現)

史跡公園を散策後、昼食をとってジョグジャカルタへ

家に着いたのは大体午後四時、全行程約11時間の楽しい旅行でした。



感想としては地熱地帯やカルデラ湖、遺跡よりも高原自体の風景が本当に感動しました。

高地に暮らす人々の営みやその結晶である棚田、それらが価値ある観光地帯であると個人的に思いました。

往復の所要時間などからここを訪れる人は日程に余裕がある人かリピーターに限られるでしょう。

それでもここを訪れる際は是非素晴らしい風景を堪能していただきたいです。




車のチャーター代、7000円(ガソリン代、運転手込み)
遺跡入場料 200円 ディエン高原下でガイドの利用可能 約1500円


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!http://www.lovejogja.sakura.ne.jp













ジョグジャカルタ!(海岸編2)

2014-09-30 | ジョグジャ近郊
ガイドブックには未掲載の情報を中心にジョグジャカルタの魅力を紹介するブログ。

洞窟で流され、バロン海岸を後にした次に向かうは周辺の海岸!

実はこのグヌンキドゥル県、多くの砂浜が存在し、名前が付けられ、観光地として開発されている海岸と未だ未開発の海岸を含め数十か所もの海岸を有しています。

まずはバロン海岸のすぐ東に位置するククップ海岸



こちらはバロン海岸とは打って変わって白い砂浜と青いビーチ!

海岸から突き出た丘に展望台が設置されているこちらもユニークな海岸です。



展望台からの風景

撮影時は干潮でしたが写真のように砂浜の前にある岩礁帯が大きい波が来るのを防ぎ、波が来ない部分では遊泳も可能とのことです。

岩礁帯にはサンゴも生息していて水遊びや熱帯魚の鑑賞も出来る様になっています。

釣竿を持ってこなかったことを激しく後悔!!!!!




激しい波の様子

これは巻き込まれたら確実にやばいやつです。

ここらへんはサーフィンの隠れスポットとして知る人ぞ知る名所とのことですが、この波を見て乗りたいと思うのは命知らずな気が・・・・

こちらも観光地としては有名で複数の食堂やお土産屋、そしてバロン海岸で衝撃を受けたエビのまる揚げも販売していました。

ところでグヌンキドゥル県一帯は熱帯カルスト地帯という世界でも珍しい地形を持っています。

カルスト地帯とは石灰岩を豊富に含んだ土壌のことで、雨や地下水の浸食に伴い、洞窟などが豊富に形成されますが熱帯のカルスト地帯では気温の高さから浸食の度合いが一般的なカルスト地帯よりも早く、大きい為に独特な奇岩や洞窟を形成しています。

海岸にも独特な形をした巨岩が多く存在し、その独自性を顕著に表しています。



評判の良いドリニ海岸

白い砂浜と青い海、そして巨大な奇岩が数多く点在し、風景はとても良かったです。




最近注目のインドラヤンティ海岸

こちらは完全に遊泳に特化した海岸で多くの現地の方が波打ち際でばちゃばちゃしていました。

ライフセーバーやレストランも完備され、観光向けに開発が進んでいます。




スンダッ海岸の砂浜

サンゴのかけらがそこら中に散らばり、この海岸の生物の豊かさが伝わってきます。

こちらも美しい。





セパンジャン海岸

長いという名前の通り、一直線に伸びた海岸と海岸沿いに数百はあろうかと一列に並んでいる海の家が圧倒的です。


まだまだ多くの海岸がありますが辺りが暗くなってきたのでジョグジャカルタへ帰還!

美しいサンセットを期待していましたがこの日は少し雲が多く、見えませんでした。 残念!

グヌンキドゥル県の美しい自然を堪能した一日、衝撃的だったのはやはり洞窟探検!

浮き輪に乗って洞窟を漂うという体験はネイチャーアクティビティとして最高クラスに楽しいと感じました。

海岸についてはバリ島のビーチリゾートのように洗練されたものではなく、まだ粗削りな印象です。

しかし、いくつかの海岸の美しさはバリにも劣らず、石灰岩の巨岩が浸食されて出来た天然のオブジェは壮観で、独自性ということではそのポテンシャルは計り知れません。

これからの発展に大いに期待できる観光地でした!



2014年 ㋇、旅行代理店で車を一日チャーター、朝8時~夕方17:00 ガソリン、運転手込で6000円

訪問地、カリスチ洞窟、バロン海岸、ククップ海岸、クラカル海岸、スリリ海岸、セパンジャン海岸、ドリニ海岸、スンダッ海岸、インドラヤンティ海岸


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

http://www.lovejogja.sakura.ne.jp/









ジョグジャカルタ!(海岸編1)

2014-09-23 | ジョグジャ近郊
ガイドブックには載っていない観光地を中心にジョグジャカルタの観光地を紹介するブログ

カリスチ洞窟を堪能した後、時間は正午、おいしいシーフードが食べれるとの情報を聞き、車はグヌンキドゥル南の海岸へ。


ジョグジャカルタ南の海岸はインド洋に面し、恐ろしいほど荒々しい波が押し寄せる海というイメージ。

ジョグジャカルタ市街地より南に下るとパラントゥリティス海岸というビーチがあり地元の人たちにとても人気です。



しかしこの海岸は黒い砂浜を激しい波が削り、波打ち際の水の色は茶色くお世辞にも綺麗とは言えません。

当ブログのトップ絵にもあるように夕日の鑑賞スポットとしては素晴らしいでのすが南国の美しいビーチを想像して行くと少しガッカリするかもしれません。



この日訪れるグヌンキドゥルの海岸は美しいとの評判で無類のビーチ好きで釣りキチの私としては期待大です!

隣県グヌンキドゥルのビーチは近年そのポテンシャルの高さから道が舗装され、それに伴い飲食店や土産物屋も増え、新しい観光地として注目されています。

カリスチ洞窟から南へ30分程、まず最初に訪れたのはバロン海岸。



この海岸はカリスチ洞窟を流れる地下河川が海と合流する地点であり漁師の海となっています。

砂は茶色いですが周囲を石灰岩の巨岩に囲まれ、かなりユニークな風景をしています。

海岸の入り口にはたくさんの食堂やお土産屋が立ち並びそこでシーフードを探しながら散策。

事前にネットでこの海岸の情報を調べた際、ロブスターを食べれるというのを見て探して回る。

100軒は有りそうな食堂のいくつかでロブスターは確かにあった・・・が超高い!!

聞けば近年ロブスターは貴重で、価格も高騰しているらしいのです。

普段は100円程のご飯を食べている私にとって数千円のロブスターやカニは高値の花でした。

しかし揚げたエビや小魚を山盛りに積んでいる店を発見、値段を聞くと袋一杯に入れてくれて100円!迷わず購入!!



大きいエビのまる揚げを口に放り込む。

尻尾や頭も気にならない程カラッと揚がり、海老の香ばしさと甘さ、ミソのコクが口いっぱいに広がっていく。

うまい、本当に美味しい。

レモンも欲しくなる。

これだけの為に来たかいがあったという気がする程の感動を覚えた後、海岸を散策し、漁師や地元民の営みを見学する。

海岸ではリールの付いていないのべ竿で大きなカマスを釣り上げるおじいさんが。



釣りがしたい気持ちが高まるも道具を持って来ていないので断念。


この後食堂でシーフードを食べてみたが先ほどの海老程の感動は得られませんでした。



ハエの猛襲がすさまじいのでここでシーフードを楽しみたい場合は覚悟をするか海岸に向かう道にある大きめで綺麗なシーフードレストランに行くのがオススメです。

一番のオススメはエビのまる揚げを買って雄大な風景を眺めながらほおばることです!!


海岸巡りはまだまだ続きます。


ジョグジャカルタの観光サイトは

http://www.lavejogja.sakura.ne.jp/








ジョグジャカルタ!(洞窟編)

2014-09-18 | ジョグジャ近郊
ジョグジャカルタといえば遺跡!

しかし現地に住んでみると面白い発見もたくさんあります。

日本のガイドブックには未掲載の観光地を中心に見どころを紹介していきます。


本日紹介するのはジョグジャカルタ市街地より車で約一時間半、同じくジョグジャカルタ特別州に位置するグヌンキドゥル県の洞窟です!

熱帯カルスト地帯という石灰岩の豊富な地域で洞窟や河川、海岸などのネイチャーアクティビティが盛んです。

こっちで面白いところはない?と聞いたところ、かなりの確率で洞窟が面白いという答えが返ってきます。


いざ洞窟探検へ!


七月某日、ジョグジャカルタを朝8時に出発、車は現地の旅行代理店で一日\5000程で運転手、ガソリン代込みのチャーターが可能です。

目的地はグヌンキドゥル県のカリスチ洞窟、浮き輪に乗って洞窟に流れる地下河川を漂流するケイブチュービングが目玉です。

車を走らせること約一時間半、目的地のカリスチ洞窟に到着。



入口はなんというか・・・

その後受付を済ませ装備を装着!

救命胴衣にヘルメット、ひじあてにすねあてとかなり重装備!




ドキドキしながら進んでいくとついに洞窟の入り口が。




遺跡を初めて見た時も感動しましたが、その感情とは少し違う、冒険心とでもいうのでしょうか、形容しがたい高揚感が体を駆け巡ります。

インストラクターの説明の後、いよいよケイブチュービングの開始です。

ちなみにカメラの持ち込みが可能で防水仕様で無い場合も三人程いるガイドさんの一人が防水袋に入れて持ち運んでくれます。

入水開始・・・と最初の段差で浮き輪が転覆、救命胴衣があるので溺れる危険はありませんが予期せぬ事態に焦る焦る。

暗い洞窟内をガイドさんが鍾乳石の説明などをしながら進んでいく。

そして洞窟を抜けると急流が。



幅が狭く急な流れの川を浮き輪だけでガンガン下っていく。

岩に当たると痛い、ようやく重装備の意味を理解。

急流を終えるとまた洞窟、ここでは大きな岩に上ったり記念撮影タイム。



浮き輪を置いて川を泳ぐと本当に気持ちがいい、しかしここは海外、しかも洞窟内、何か得体の知れないものに襲われるのではと少し不安になる。

私「怖い生き物はいない?」 ガイドさん「カニとウナギがいるぞ!」

・・・少々拍子抜けしつつもまったりタイムが終了、再び急流へと。

洞窟→急流→洞窟→急流→洞窟と川の流れに身を任せ(引っかかると必死でバタバタする)ようやく終点に到着。

開けた場所だがここはなんと大きな縦穴!



記念撮影をして縦穴を這うように作られた階段を昇っていく。

これはキツイ。

普段の運動不足がたたり、何度も休憩しながらロープをたぐり、地上を目指す。

上がり切った所で探検は終了、約二時間の冒険はかなりの疲労を伴うも大満足。

最初の地点に戻り、シャワーを浴びてセットの軽食を食べる。

疲れて冷えた体にジャンクなインドミーが染みる、メチャクチャおいしく感じる。

すべての工程を終えて帰る前のお支払、料金はなんと\700!

ガイド三人同伴のこの内容で食事までついてこの値段でいいの?と勘ぐってしまうほど安い。

近辺には他にも観光地化された洞窟がたくさんあります。

100mの縦穴をロープで降下し地下世界を探検できる洞窟や(ジョンブラン洞窟)



こんなところも(ピンドゥル洞窟)



これらの洞窟は近年開発されたばかりで日本にはあまり伝わっていませんが現地ではかなりホットなスポットになっています。

ともあれ日常生活では決して味わえない体験に興奮間違いなしの観光地でした!

遺跡だけじゃないジョグジャカルタ!皆様もぜひジョグジャにお越しの際はお試しください!



Goa Kalisuci カリスチ洞窟

営業時間 毎日 08:00~16:00 着替え、タオルは必須、濡れてもよいTシャツに短パンなどで参加しましょう。

料金\700 ※五人が最低人数、平日は現地で五人以上揃わない場合は五人料金を支払ってのスタートになります。


ジョグジャカルタの観光サイトはこちらです!

http://www.lovejogja.sakura.ne.jp/