「The November Sweeps」(私は勝手に「11月攻勢」と訳してます)が終了しました。11月攻勢は11/1前後の(木)から4週間にわたる期間になりますが、今年は11/3(木)~11/30(水)でした。
平均視聴者数ではCBS系列が1457万人で首位(「The November Sweeps」では5年連続)となり、2位のABC系列(1167万人)を大きく引き離しました。3つの『CSI』をはじめとする捜査ドラマが大きな牽引力となっています。3位の956万人(昨年比で100万人以上減少)のNBC系列、4位は773万人(昨年比で約10%増)のFOX系列でした。UPN系列(5位)とThe WB系列(6位)…特に後者はそれぞれ昨年よりも視聴者数が減っています。
18-49歳層ではABC系列とCBS系列が4.4レーティングで同率首位でした。ただし、CBS系列によると、18-49歳層の視聴者数では572万人対570.4万人で僅かにCBS系列が勝ってるらしいです。
CBS系列は昨年11月の4.5レーティングより僅かに落ちています。
ABC系列は『Lost』と『Desperate Housewives』がそれぞれ2シーズンめで数字を伸ばし、昨年11月にはまだ始まってなかった『Grey's Anatomy』がトップ10の常連となりました。なんと、18-49歳層のトップ6のうち5本(上記3作+『Monday Night Football』と『Extreme Makeover: Home Edition』)がABC系列の番組です。さらに新番組の『Commander in Chief』と『Invasion』も成績アップ(18-49歳層では昨年の4.0レーティングから約10%増)に貢献しています。Sweeps時(11月、2月、5月)に限れば、ABC系列としては2001年2月以来の好成績で、首位に立つのも2000年5月以来です。ただし、12-17歳層では昨年11月比で僅かに減少しています。
FOX系列は大部分のレギュラー番組(『House』、『Prison Break』、『Bones』、『Trading Spouses: Meet Your New Mommy』、『Family Guy』、『The Simpsons』等)を大リーグ野球のプレイオフの前に放送開始したのが11月になって実を結び、レーティングが18-49歳層では3.0から3.2に上昇し、18-34歳層でも3.1から3.3に上昇しました(いずれも昨年の「The November Sweeps」と比較して)。ただ、大リーグ野球のプレイオフ自体は史上最低の視聴率だったため、シーズン全体では昨年よりも成績が落ちています。
かつては18-49歳層の常連トップだったNBC系列は各カテゴリー(視聴者数&年齢層別)で大幅ダウンしています。冬季オリンピックのある「The February Sweeps(2月攻勢)」は期待できそうですが…?
(ネットワークの規模が小さいので)5&6位を争うUPN系列とThe WB系列ですが、視聴者数&18-49歳層の両カテゴリーでUPN系列がリードしました。ラインナップ改造の効果があったのでしょうか、UPN系列は(月)~(金)の5夜のうち4夜までThe WB系列に勝っています。
唯一の例外は(木)でした。『Smallville』が18-34歳層&18-49歳層の両カテゴリーでSweeps時(11月、2月、5月)のThe WB系列の(木)8時枠としては史上最高の成績を挙げ、同9時枠の『Everwood』も18-49歳層で成績を伸ばしました。
《The November Sweeps(11/3~11/30)の集計結果》
★情報源:Zap2It & Yahoo! TV
平均視聴者数ではCBS系列が1457万人で首位(「The November Sweeps」では5年連続)となり、2位のABC系列(1167万人)を大きく引き離しました。3つの『CSI』をはじめとする捜査ドラマが大きな牽引力となっています。3位の956万人(昨年比で100万人以上減少)のNBC系列、4位は773万人(昨年比で約10%増)のFOX系列でした。UPN系列(5位)とThe WB系列(6位)…特に後者はそれぞれ昨年よりも視聴者数が減っています。
18-49歳層ではABC系列とCBS系列が4.4レーティングで同率首位でした。ただし、CBS系列によると、18-49歳層の視聴者数では572万人対570.4万人で僅かにCBS系列が勝ってるらしいです。
CBS系列は昨年11月の4.5レーティングより僅かに落ちています。
ABC系列は『Lost』と『Desperate Housewives』がそれぞれ2シーズンめで数字を伸ばし、昨年11月にはまだ始まってなかった『Grey's Anatomy』がトップ10の常連となりました。なんと、18-49歳層のトップ6のうち5本(上記3作+『Monday Night Football』と『Extreme Makeover: Home Edition』)がABC系列の番組です。さらに新番組の『Commander in Chief』と『Invasion』も成績アップ(18-49歳層では昨年の4.0レーティングから約10%増)に貢献しています。Sweeps時(11月、2月、5月)に限れば、ABC系列としては2001年2月以来の好成績で、首位に立つのも2000年5月以来です。ただし、12-17歳層では昨年11月比で僅かに減少しています。
FOX系列は大部分のレギュラー番組(『House』、『Prison Break』、『Bones』、『Trading Spouses: Meet Your New Mommy』、『Family Guy』、『The Simpsons』等)を大リーグ野球のプレイオフの前に放送開始したのが11月になって実を結び、レーティングが18-49歳層では3.0から3.2に上昇し、18-34歳層でも3.1から3.3に上昇しました(いずれも昨年の「The November Sweeps」と比較して)。ただ、大リーグ野球のプレイオフ自体は史上最低の視聴率だったため、シーズン全体では昨年よりも成績が落ちています。
かつては18-49歳層の常連トップだったNBC系列は各カテゴリー(視聴者数&年齢層別)で大幅ダウンしています。冬季オリンピックのある「The February Sweeps(2月攻勢)」は期待できそうですが…?
(ネットワークの規模が小さいので)5&6位を争うUPN系列とThe WB系列ですが、視聴者数&18-49歳層の両カテゴリーでUPN系列がリードしました。ラインナップ改造の効果があったのでしょうか、UPN系列は(月)~(金)の5夜のうち4夜までThe WB系列に勝っています。
唯一の例外は(木)でした。『Smallville』が18-34歳層&18-49歳層の両カテゴリーでSweeps時(11月、2月、5月)のThe WB系列の(木)8時枠としては史上最高の成績を挙げ、同9時枠の『Everwood』も18-49歳層で成績を伸ばしました。
順位 | 系列 | 視聴者数 |
1. | CBS | 1457万人 |
2. | ABC | 1167万人 |
3. | NBC | 956万人 |
4. | FOX | 773万人 |
5. | UPN | 369万人 |
6. | The WB | 356万人 |
順位 | 系列 | Rating/Share |
1. | ABC | 4.4/12 (同率) |
1. | CBS | 4.4/12 (同率) |
3. | NBC | 3.3/9 |
4. | FOX | 3.2/9 |
5. | UPN | 1.5/4 |
6. | The WB | 1.4/4 |
順位 | 系列 | Rating/Share | 1. | CBS | 5.6/13 | 2. | ABC | 5.1/12 | 3. | NBC | 4.0/9 | 4. | FOX | 3.3/8 | 5. | UPN | 1.4/3 (同率) | 5. | The WB | 1.4/3 (同率) | |
★情報源:Zap2It & Yahoo! TV
LostとDesperate Housewivesがいかに強いかが改めてわかりました。
今放送中のLostを見ていると、ストーリィは勿論ひきつけられますがきれ~な海やジャングルの景色が、私が今住んでいる冬真っ最中で雪一色のこの現実を一瞬忘れさせてくれて、話は緊迫しててもなんだかのんびりした気持ちにもなったりします。
それにしてもSmallvilleが「強い」のは嬉しいです。視聴率だけを見るとあまりいい数字じゃない気がして、心配だったので。
『Lost』はたしかに景色が綺麗ですよね。舞台裏映像(つまり、特撮処理をしてない)を見てても海やジャングルが凄く綺麗ですし…。
『Smallville』を放送してるThe WB系列は規模が小さめなので数字も小さく見えちゃいますが、「もし4大ネットワークと同規模だったら」という仮定で大雑把に2~3倍位にしてみると結構スゴイ数字ですよね。