『スタートレック』シリーズ誕生40周年にちなみ、同シリーズ関連のアイテム(合計約4000点)がニューヨークのChristie'sでオ10/5~10/7にわたってークションにかけられます。これはパラマウントTV社による初の公式『スタートレック』オークションで、合計落札価格は300万ドルになるだろうと予測されています。
主なアイテム (カッコ内は予測落札価格)
ちなみに、TOSで使われたカーク船長の椅子のオリジナルはワシントン州シアトルのThe Museum of Science Fictionに、同特撮用のエンタープライズ(NCC-1701)のミニチュアのオリジナルはワシントンDCのThe Smithsonian's Air and Space Museum(ギフトショップ内)にそれぞれ展示されており、このオークションにはかけられません。
今回のオークション品は『The Star Trek Encyclopedia』の共著者であるマイケル&デニース・オクダ夫妻が3ヶ月かけてパラマウント社の5箇所の倉庫を探し回って集めたものだそうですが、TOSの小道具の多くは他の番組や映画で再使用されたか、あるいは破損・紛失してしまったため、かなりレアなのだとか。また、マイケル・オクダ氏によれば、ファンは「『スタートレック』と書いてあれば何でも買うというわけではないので」、アイテムをかなり厳選し、さらに、お目当てのアイテムが異なるファンたちの心理を考慮して種類毎(ピカード物、クリンゴン物、衣裳等)のバランスを取るようにしたそうです。
オークション開催に先駆け、5/19-21のドイツを皮切りに、サンディエゴ、ロンドン、ラスベガス等でプレビューが行われています:
オークション品の詳細なカタログはChristie'sの公式サイトで注文できます。
※参考記事(英語):
- Christie's to Auction Star Trek Items
- Q & A for Christie's Star Trek Auction
- Christie's To Host Star Trek Memorabilia Sale
- Where No Auction Has Gone Before
主なアイテム (カッコ内は予測落札価格)
- 大道具:
- DS9第100話『Trials and Tribble-ations』のために復元されたTOSのカーク船長の椅子 ($10,000-15,000)
- DS9第100話『Trials and Tribble-ations』のために復元されたTOSのエンタープライズのコンソール・セクションx2点 ($6,000-8,000)
- ST5で使われたクリンゴン艦の艦長席 ($6,000-$8,000)
- 特撮用のミニチュア・モデル:
- ST6の特撮に使われたエンタープライズA (NCC-1701A) ($15,000-25,000)
- TNGとDS9の特撮に使われたロミュラン・ウォーバード ($10,000-15,000)
- コスチューム:
- ST2でカーク船長が着用した惑星艦隊(宇宙艦隊)の制服 ($7,000-9,000)
- TMPでスポックが着用した惑星艦隊(宇宙艦隊)の制服 ($7,000-9,000)
- TMPでウフーラが着用した惑星艦隊(宇宙艦隊)の制服 ($6,000-8,000)
- TOSで使用された惑星艦隊(宇宙艦隊)の黄色いミニ・ドレス式の制服(正装用のドレス・ユニフォームのことではない) ($6,000-8,000)
- ピカード艦長が着用した惑星艦隊(宇宙艦隊)の制服 ($8,000-12,000)
- TNGの第1話『Encounter at Farpoint』でディアナ・トロイが着用したミニ・ドレス式の制服(あれは厳密には制服ではない?) ($3,000-5,000)
- VOYでセブン・オブ・ナインが着用した衣裳 ($2,000-$3,000)
- TOSの『The Tholian Web』でドクター・マッコイが着用した衣裳 ($?)
- 小道具:
- TNGの『The Inner Light』やST7等に登場した笛(ただし、音は出ないらしい) ($300)
- VOYでジェインウェイ艦長が使用したデスクトップ・コンピュータ・モニター ($1,500-2,500)
- フェイザー各種 ($?)
- Chateau Picard (ST10?)の空瓶 ($?)
- DS9のクウォークのバーで使用されたゴブレット&グラス類 ($?)
ちなみに、TOSで使われたカーク船長の椅子のオリジナルはワシントン州シアトルのThe Museum of Science Fictionに、同特撮用のエンタープライズ(NCC-1701)のミニチュアのオリジナルはワシントンDCのThe Smithsonian's Air and Space Museum(ギフトショップ内)にそれぞれ展示されており、このオークションにはかけられません。
今回のオークション品は『The Star Trek Encyclopedia』の共著者であるマイケル&デニース・オクダ夫妻が3ヶ月かけてパラマウント社の5箇所の倉庫を探し回って集めたものだそうですが、TOSの小道具の多くは他の番組や映画で再使用されたか、あるいは破損・紛失してしまったため、かなりレアなのだとか。また、マイケル・オクダ氏によれば、ファンは「『スタートレック』と書いてあれば何でも買うというわけではないので」、アイテムをかなり厳選し、さらに、お目当てのアイテムが異なるファンたちの心理を考慮して種類毎(ピカード物、クリンゴン物、衣裳等)のバランスを取るようにしたそうです。
オークション開催に先駆け、5/19-21のドイツを皮切りに、サンディエゴ、ロンドン、ラスベガス等でプレビューが行われています:
- FedCon, Star Trek and Sci Fi Convention - Fulda, Germany, May 19 - 21
- Comic-Con Convention - San Diego, July 20 - 23
- Christie's South Kensington - 85 Old Brompton Road, London, August 3 - 8
- Creation Star Trek Convention - Las Vegas, August 17 - 20
- The Science Fiction Museum at Experience Music Project - Seattle, September 8 - 10
- Christie's Los Angeles - 360 N. Camden Drive, September 12 - 16
- Christie's New York - 20 Rockefeller Plaza, September 29 - October 4
オークション品の詳細なカタログはChristie'sの公式サイトで注文できます。
※参考記事(英語):
- Christie's to Auction Star Trek Items
- Q & A for Christie's Star Trek Auction
- Christie's To Host Star Trek Memorabilia Sale
- Where No Auction Has Gone Before
ちょっとググッとくるものがあります。
そう言っても眺めているだけですが(笑)。
TOSの小道具って再使用されているんですね。
あと、セブン・オブ・ナインのコスチュームも人気ありそうですね。私はエズリィ派ですから、いりませんけど(笑)。
眺めるだけといえば、このカタログ自体もコレクションになりますよね。
40周年なので、日本でもこのようなアイテムを見る機会があればと‥と願うばかりです。