アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Lost 2-1 "Man of Science, Man of Faith"

2005年11月10日 | TV: Lost
【アメリカ合衆国での初回放送 = 2005年9月21日】※第2シーズン第1話は意外なシーンから始まる。

目覚まし時計が鳴り、1人の男が目覚める。男は飛び起き、コンピュータに何かを打ち込んで「Execute」ボタンを押す。その間、ほんの数秒だ。そして彼はMama Cassのレコード(1970年代風?の明るい歌)をかけ、皿洗いをする。

男はそれから運動をしてシャワーを浴び、プロテイン・シェイクを作り、さらに何かの注射をするのだった。

ちなみに、この注射器のラベルには「CR 4-81516-23 42」と書いてあるらしい(nydiaryさんのブログでの書き込みより)。おお、例の数字列(「4 8 15 16 23 42」)が含まれてるではないか!!

ここは一見して普通のアメリカの家かアパートのようだが…?

その時、「バーン!!」という大きな音がして、レコードの針が飛ぶ。男はすぐさまロッカーを開けて拳銃とライフルを取り出して弾を込め、旧式の潜望鏡を覗く。

潜望鏡の先には深い縦坑があり、その縦坑の外にはロックとジャックがいる。そう、男がいたのは例の謎のハッチの向こうの地下施設であり、「バーン!!」というのは他ならぬロックたちが仕掛けたダイナマイトの爆発音だった。

縦坑に設置されていたハシゴは途中で切れている。飛び降りるにも深すぎる。そこで、ジャックはとりあえず皆をキャンプ地に連れ戻し、後であらためて出直すことにする。ハッチの蓋を開けたのは皆をその中に避難させるためだったのだが、入れないのでは仕方がない。

ジャックは「皆で一緒にいる限り全員生き延びることができる」と言って仲間たちを勇気付ける。しかし、ロックはじっと待っていることに我慢ができず、夜中に抜け出してハッチに戻る。さらに、ケイトもロックのあとを追うのだった。

ロックは比較的体重の軽いケイトが先に降りるべきだと主張する。「万が一の時、私が君を引き上げる事もできるが、その逆は無理だろう」というわけである。ロックは近くに生えている木をテコ代わりにしてロープを縦坑に降ろす。そして、ケイトがロープを伝って降りていく…が、その時、木が折れてケイトが落下してしまう。その後を追って降りるロックだが…?

ちなみに、ハッチの蓋の内側に「QUARANTINE(隔離)」と書いてある。

一方、シャノンはヴィンセント(ウォルトからもらった犬)を見失い、慌てて探していた。サイードはシャノンの安全を気遣い、「ヴィンセントを探しにジャングルに行くのは今夜は止めた方が良い」と説得しようとするが、シャノンは言う事を聞こうとしない。今まで誰にもアテにされたことのないシャノンを初めて信頼してくれたのがウォルトだった。そんなウォルトから預かった大切なヴィンセントを失ってしまっては、せっかくの信頼を裏切ることになる。サイードとシャノンは結局、2人で一緒にヴィンセントを探しに行くことにする。

シャノンは暗闇でウォルトの幻影(?)を見る。イカダに乗って海に出たはずのウォルトがビショビショになって怯えた様子で立ち、何かを口走っているが、よく聞き取れない。しかし、サイードがシャノンに追いつく前にウォルトの姿は掻き消えてしまう。

ちなみに、この時のウォルトのセリフは逆回しすると「Don't press the button. The button is bad.」のように聞こえる(ここで試聴可能)。

【フラッシュバック】


ジャックは自動車事故で担ぎこまれた急患の女性…サラ(後のジャックの妻)の手術を行うところだった。サラは麻酔で眠る前、「必ず治して下さい。近々結婚するんですけど、その時にどうしても踊りたいんです」とジャックに頼む。

手術は無事終わるが、ジャックの診断ではサラが再び歩けるようになるとはとても思えなかった。ジャックは優秀な外科医だったが、そんな彼にも限界はあるのである。

サラの婚約者も「サラとの性生活は無理」と判断し、去ってしまう。

ジャックが気分転換のために真夜中にランニングをしている時、デズモンドという青年に出会う。デズモンドも医者になるはずだったが、医大では学べないような事が人生には沢山あると悟り、世界中を走って回ってるのだという。

「信じさえすれば奇跡は起こるものだ」と言うデズモンドを「こいつ、頭がオカシイんじゃないか?」という顔で見るジャックだった。だが、病院に戻ってみると、サラの足に感覚が戻っていた。


ジャックも縦坑を降りることにする。下には洞窟のようになっていたが、人工物があちこちに見える。そして、Mama Cassの歌が再び流れ出す。

ジャックはやがてコンピュータのある部屋に到着する。ちょっと古いタイプのコンピュータのようで、画面には数字だけが打ち込まれていた。

ジャックが「EXECUTE」ボタンに手を伸ばそうとすると、「それは押さない方が良い」というロックの声がする。ジャックが顔を上げると、拳銃をコメカミに突きつけられたロックが立っていた。

そして、ロックに拳銃を突きつけていたのはデズモンドだった…!!

なお、今回はイカダ組(ソーヤー、ジン、マイケル、ウォルト)のシーンは(ウォルトの幻影を除いて)皆無。

【参考: 第1シーズン半ばまでの情報を整理】
番組紹介
キャラクター紹介


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (モリー)
2006-07-18 16:07:45
ジョウさん、情報ありがとうございます。

あのウォルトの台詞は気になったけど、さっぱりわからなかったんですよ。でもそうすると、あのジャックが押そうとしたボタンのことでしょうか。それともまだ、この先に何か登場するのでしょうか。

あーん、また謎が増えちゃいました~。
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