昨日の夜、チェンマイ市の郊外にあるラーチャプック花博記念公園で国王追悼行事が行われました。妻と私は行くするつもりでいたのですが、周辺の混雑ぶりを見て途中であきらめました。参加したのは、タイ軍がチャーターしたバスで会場入りした息子だけでした(残念)。
タイ軍の先生が撮影した写真です。多分動画もあるはずですが、まだ入手できていません。バンコクの王宮での追悼式とは規模はちがいますが、チェンマイらしく緑に囲まれた美しい情景が演出されました。
この公園は、2011年にもプミポン国王の84歳の誕生日をお祝いする目的で12月から翌年にかけて2回目の花博が開催されています。国王ゆかりの場所なのです。
真上からの映像です。これは蝋燭の明かりで描かれた「チェンマイ」というタイ文字の人文字ですね。「国王を愛しています」ではなく、シンプルに「チェンマイ」でした!きっと、「チェンマイは王様を愛しています」という意味なのでしょう。ハートと紋章が見えますから。
実は昨日の行事は一般の人ももちろん参加したのですが、組織的に動員されたのはチェンマイの高校生でした。タイ軍の教育訓練(ロードー)のメンバーだけではなく、1年生から3年生の高校生全員が参加したようです。何千人になるのか、あるいは万のオーダーになるのか人数はわかりませんが、行き帰りとも実に手際よく整然と行われたようです。息子は行事が終わった1時間後にはバスで学校に戻っていました。
ところで、真上からの画像はどうやって撮影したのでしょうか?最初はドローンを使ったのかと思っていましたが、種明かしはこれです。
会場では、午後からタイ軍の教育訓練を受けている高校生たちが人文字のリハーサルを行ったようです。この中にタイ軍の制服を着た高校1年の息子もいます。保護者(妻の知り合い)が撮影したこの写真には、タイ軍の兵士たちが近くの山の頂上から飛んでくる様子が写っていました。夜の本番でもこうやって撮影したんですね、きっと。
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