自治会長のひとり言

自治会活動に関するあれこれを綴ります。

自治会の役員や班長をやりたくないから退会する

2016-10-07 22:59:16 | 日記
私が自治会長になった昨年の4月以降、役員や班長をやれない、あるいは、やりたくない
から退会したい、と言ってきた人が2人います。
特に慰留もせずに、「そうですか、残念です」と言って退会してもらいました。

市役所的には諸々の連絡がとりにくくなる市民が増えるわけですから、できるだけ
自治会を辞めてほしくはないでしょうが、自治会は任意団体ですから、自治会長の
私と言えども引き留める理由もありません。

戸建住宅の地域の自治会では、ゴミ集積所の清掃などの管理を自治会員が交代で
やっているところがあり、自治会を退会するとゴミが出せなくなる、などの実質的な
不都合が生じる場合もあるようですが、我がマンションの場合はゴミ置き場は管理
組合が外注している清掃員の方にやってもらっているので、管理費を支払っていれば
ゴミを出せなくなるような心配はありません。

市が発行している月刊の広報資料は、自治会にまとめて届けられ、広報担当役員が
各班長に班員数(約10戸)分を配布し、班長は自分の班に配布しています。
自治会を退会するとこれは届かなくなりますが、徒歩5、6分のところにある
公民館へ行けば自由に入手できます。

あとは、市からのお知らせ類の回覧板が回ってこなくなるのですが、これもほとん
どは公民館へ行けば閲覧または入手が可能です。

つまり、当自治会の場合は、退会してもほとんど生活上の不都合は生じないと
言ってよいでしょう。
¥100/月の会費を払わなくて済み、回覧板を回さなくてもよく、役員や班長
をやらされる心配もありません。

近所付き合いの煩わしさを避けるためにマンション住まいをしている、という人も
居るようですから、自治会に魅力を感じないひとは少なくないと思わなければ
なりません。

個人の生活と地域のコミュニティとの関係は若いうちはあまりその必要性を
感じないもののようで、私もそうでした。


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