須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

557号 下着盗撮事件の続報!職員は容疑を認めている。自宅謹慎中!

2009-09-18 | 記 事
★下着盗撮続報!新事実判明、警察で容疑を認めていた!

目黒区職員の下着盗撮事件の続報だ。
昨日(9月17日)の決算特別委員会で、武蔵小杉のエスカレーターで女性の下着を盗撮した事件を再度質疑して、新事実が判明したので報告する。
ぼくは、まず次の質疑をした。
「子育て支援部の43歳の職員は、9月10日の夜、武蔵小杉のエスカレーターで女性の下着の写真を撮影したしたとして、現場で身柄を拘束されて中原警察署に連行された。そして、翌11日の午前中に帰されたという。しかし、区役所の職員が使用していた机の中などが家宅捜査された。

身柄拘束された職員が、容疑事実を認めなければ、帰されることはなく、事情聴取が続行され、逮捕状を用意して逮捕されたであろう。その職員は、中原署で容疑を認めたのか?
職員には起訴、不起訴、起訴猶予のいずれかになるが、今後、区としては職員の処分はどうするのか」

★容疑を認めたことを答弁しなったのは、事実の秘匿である!

この質疑に対して、伊藤総務部長は、つぎの趣旨の答弁をした。
「職員は容疑を認めた。処分については、司法当局の捜査の結果による。現在、本人には警察から呼び出しはきていない」
これはどういうことなんだ。総括質疑で伊藤総務部長は「容疑を認めた」事実を答弁しなかったのだ。そこで、ぼくは再質問で追求した。
「総括質疑で梅原委員の質疑に対して、総務部長は『特段、事実を秘匿するつもりはなかった』と答弁した。が、容疑を認めたのに、その事実を言わなかったのは、事実を秘匿したことじゃないか!

目黒区は、職員が事件、不祥事を起こすと、再発防止に務めるといいながら、その舌の根が乾かないうちにまた起きる。

★目黒区はこんな具合に事件、不祥事の連発だよ!

このほんの数年間を振り返っただけでも、
1.特養ホームの職員が入居者している老人の預金通帳から、現金を引き出し遣ってしたのが発覚。辞めて退職金で弁償し、刑事事件を逃れた。

2.土木工事課の現場の職員が、昼食時間に公用車のバイクで区外の自宅に帰り、焼き飯やラーメンをつくり、何時間も休むのを常習にして長い間続けていた。ぼくの所に情報提供があり、調査した。職員が処分されたが、監督する立場の課長の処分はなし。

3.夜中に酔っ払った職員が、区の施設のガラス戸を蹴破って侵入した。警察に連行されたが、上司がもらい下げにいき、壊した物を弁償し刑事事件を逃れた。

4.自宅に帰らずに、じつに1年以上も区の施設に寝泊りしていた職員がいた。やるほうもやるほうだが、それに気がつかなかった管理するほうも管理するほうだ。

5.中学校の若い教員が、水泳用の女子更衣室にビデオカメラを仕掛けた事件もあった。

ざっと挙げただけでも、こんな具合だ。いったいどうなっているのだ。あえて青木区長に聞くが、職員を何度かにわけて区長が直接、職員に俗に言えば、バカなことをやるなと気合をいれたらどうか、そうするつもりはあるか」

★再発防止のため、青木区長が職員に気合をいれるつもりなし!

容疑を認めたことを答弁しなかった点について、伊藤部長は「言葉が足りなかった」といった。が、足りないどころか、まるで説明せず、秘匿、隠蔽したときうべきだ。
職員に再発防止のために気合を入れることについて、青木区長は「所管に指示した」だけで、やるつもりないと答弁。43歳の職員が女性のスカートの中を盗撮するハレンチな事件を起こしたのに、区長自ら再発防止に奮起しないのだから、どうしょうもないね。

現在、盗撮事件を起こした職員は、自宅待機、自宅謹慎中である。伊藤部長は「区として本人から事情聴取をする」と答弁したが、まだやってなく「連休明けにやる予定」だそうだ。事件からもう8日になる。容疑を認めているのだから、連休なんか返上して事情聴取をやればいい。そうじゃないですか?
(9月18日午前9:10更新)
*議会報告は、次号からです。遅れてすいません!下着盗撮事件があったので。



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