ジジ&ブーティ will save us all!

 ガーリーでトラッシュでプラスチックでメロウなものを愛してやまない2人がお喋りのように書き綴るおしゃれ&お買い物日記です

GRIMES★Visions

2012-03-13 01:50:27 | DJブーティ's プレイリスト

カナダを拠点に活動するClaire Boucher嬢による一人ユニット、GRIMES
遅ればせながら最新作『Visions』で超~ハマってます。

と言ってもGRIMESが単独でリリースをスタートしたのは2011年から。
それからハイペースでリリースして、本作が4枚目です。





個人的にチルウェイヴの流行にほとんど興味がなかったので、それと同じような括りで紹介されることの多かったGRIMESも、
名前は存じていましたがこれまでむしろ避けるかのようにスルー。。

ですが、今作含めたジャケットのグロさとハチャメチャ度、好きなレーベルである4ADからのリリースであること、そして何よりクレアちゃんの独特の佇まい。

女性アーティスト好きとしては、こんなかわいいアー写見てしまったらやはり手に取らないわけには!

 

サウンド面では、COCTEAU TWINSやLUSHのような繊細さもあるし、BAUHAUSやDEAD CAN DANCEみたいなゴシックな雰囲気もあり、4ADからのリリースには納得

ていうか、チルウェイヴじゃないじゃーん。

BJORKとも比較されることがあるようですが、ああいうナチュラルさよりはむしろ良い意味で作為的で、
まるで演劇のような魅せる雰囲気のパフォーマンスと神聖な女性らしさがすごくKATE BUSHっぽい!と思いました。
でもただ懐古的なのではなくかなり現代っ子的な感じも併せ持っているところがすごく好きです。

『Visions』からの曲ではないのですが、このビデオも女性特有のグロさと神聖さが共存していて素敵です
ロリ声のファルセット・ヴォーカルも、KATE BUSHっぽいと思った要因かもしれません。



あとは、初期MADONNAみたいでもあるなあー、と。

キュートでエキセントリックな存在感もそうだし、
サウンド的にも、80年代初頭の技術が発展しきっていない頃のチープなエレ・ポップなマドンナと、発展しきった現代において全てクレアちゃん一人でDIYで鳴らすベッドルーム・エレ・ポップが邂逅したかのようなシンクロ感。

スジバンの香港庭園的なオリエンタルな雰囲気もあったりして、日本人好きする音ですよね
ルックスもファッションもいろいろ完璧すぎでしょー!



本当に楽しそうにシンセやサンプラーを操りながら歌うライブでの姿もすごくカッコイイ



ぜひ生でライブを観てみたいです。
実物もほんとにキュートなんだろうなあ!

ブーティ



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