優先権

まだ微妙に未完成です。ＯＣＧに質問をしたりするので後々更新いたします。
でもほとんど出来てるので勉強していってください。
わかりにくい部分は質問いただければ具体例で説明いたします。

＜優先権とは？＞
起動効果・スペルスピード２以上の魔法罠（通常魔法はＮＧ）を自分が先に発動できる権利
基本的に各フェイズのはじめにはターンプレイヤーがもっています。

そしてデュエルは優先権を渡しあいながら進行します。
そして優先権が移る行動と移らない行動があります。

≪優先権が移る行動≫
・魔法カードと罠カードのカードの発動および効果の発動。
・効果モンスターの起動効果、誘発即時効果、誘発効果、リバース効果の発動。
以上の行動を取った直後、相手に優先権が移ります。

つまりやり方としては
”魔法カード発動（優先権移動）⇒（タ）何かチェーンはありますか？”とすること。
逆に”優先権を行使して魔法カード発動”は本当は間違い。

ここで注意すべきはチェーン確認をしないで連続してカードをプレイしようとすると、相手に巻き戻しの権利が発生します。
巻き戻しとは、優先権を無視した行動があった場合にお互いが無視していないとわかる場所からゲームをやり直すルールです。

≪優先権を放棄する行動≫
これらの行動を取っても優先権は相手に移ります。
が、状況によっては巻き戻すことが可能です。

・メインフェイズ中、カードをプレイした後で別の次の内容のプレイをする。
　・モンスターの召喚、反転召喚、特殊召喚、表示形式の変更
　・カードのセット
　・スペルスピード１の魔法カードの発動
わかりやすく言えば、前にした行動と関係の無いことをしたら相手に優先権を破棄しています。
また、これらの行動を引き続き行おうとした場合（相）は巻き戻せます。

・「何かチェーンありますか？」（チェーン確認）と言う。
これも優先権放棄の例です。
つまり、何かチェーンありますか？と言った後、同じタイミング（モンスターの召喚時等）でカードをプレイすることは出来ません。

・各フェイズの終了宣言

・各ステップの優先権の破棄
スタート、バトル、ダメージ、エンドステップを指す。

・各タイミングでの優先権の破棄
各タイミングでお互いに優先権を破棄すると、そのタイミングが終わったことになります。
１（タ）アメーバ召喚←モンスター召喚のタイミング
２（タ）何か発動しますか？←優先権破棄
３（相）何も発動しません←優先権破棄
４モンスター召喚のタイミング終了(これ以降は召喚に反応するカードは発動のタイミングを失う)
４お互いが優先権を破棄したときに存在する（タ）の優先権が発生

以上が優先権の移る行為です。
これらのことをした後は必ずチェーンの確認を行いましょう。
連続したプレイは巻き戻しの危険があります。


次に優先権の移らない場合です。
≪優先権の移らない場合≫
・各フェイズ、ステップが始まること
因みにフェイズに「開始時」「終了時」のタイミングはありません。
一般に言う「開始時」とは、そのフェイズ内で最初にする行動（主にカードのプレイ）を指します。

・直後に「クイックエフェクト」を発動できるタイミング
※「クイックエフェクト」とは…スペルスピード2以上の魔法罠モンスター効果の俗称。
　　誘発即時効果、速攻魔法、通常罠、永続罠、カウンター罠を指す。
○モンスターの召喚（召喚・反転召喚・特殊召喚）成功時
（自分ターンの「チェーンブロックを作らないモンスターの召喚」および「チェーン１のモンスターの召喚」直後に限りクイックエフェクトの他、起動効果も発動できる）

○表示形式の変更

○攻撃宣言

○カードのセット

○処理が終わった直後

○ドローフェイズのドロー


≪優先権の種類≫
・優先権の移らない行動の直後に存在する優先権・・・・・・クイックエフェクトしか使用できない

・フェイズ始め、または両者が優先権を放棄した直後に存在する優先権・・・・・・ほぼすべての行動が可能

≪まとめ≫
自分が優先権を持っている場合に出来ることは原則として以下のみ
・クイックエフェクトの発動

だが例外がある。
１、お互いが優先権を放棄した後の（タ）が持つ優先権
・クイックエフェクトの発動（速攻魔法など）
・スペルスピード１のカードの発動（通常魔法・モンスターの起動効果など）
・スペルスピードに関係の無い行為（召喚など）

２、「チェーンブロックを組まない特殊召喚」および「チェーン1でのモンスターの召喚行為」
・クイックエフェクトの発動
・モンスターの起動効果

１、に関しては説明不要。
２、に関しては以下に補足
いわゆるならず者事件で有名になった、皆が優先権というときは大体この２の場合である。

２、についていくつかの基本事項を載せます
○召喚したモンスター以外の既存のモンスターの起動効果を発動できる
○何らかの誘発効果（ワンフー、つまずきなど）が反応した場合、チェーンは「チェーン１誘発効果⇒チェーン２召喚」となるので起動効果は発動できない。
○こちらの優先権破棄を待たずに相手がカードをプレイした場合、巻き戻すことが出来る。


≪優先権とタイミング≫
タイミングを逃さない場合
（タ）アメーバ召喚（召喚のタイミング：優先権は（タ））：チェーン１
（タ）サイクロン発動（クイックエフェクト）　　　　　　：チェーン２
（相）サイクロンにチェーンして激流葬発動　　　　　　　：チェーン３
効果処理：激流葬⇒サイクロン

これは可能です。召喚にチェーンしていないので激流葬が発動できなさそうですが、召喚のタイミングなので発動可能です。
攻撃宣言に反応する次元幽閉などでも同様です。

タイミングを逃す場合
（タ）アメーバの攻撃。対象サイバー・ヴァリー（攻撃対象に選択するタイミング/攻撃宣言のタイミング：優先権は（タ））
≪優先権は（タ）にあるので、まだ相手はヴァリーの効果を使えない。≫
（タ）サイクロン発動（クイックエフェクト：効果を割り込んで処理）
≪効果処理　攻撃対象に選択/攻撃宣言⇒サイクロン（サイクロンの効果処理のタイミング）≫
（相）うぉおおぉぉぉおぉぉ（サイバー・ヴァリーはタイミングを逃し効果を発動できない）

サイバー・ヴァリーの攻撃に反応する誘発効果は「任意効果」
上記の場合処理は、攻撃対象に選択⇒サイクロンとなりすでに攻撃対象に選択されたタイミングではなく、サイクロン発動の効果処理が行われています。
よってヴァリーの任意効果の発動条件が満たせないのです。

これが強制効果であれば相手が対象に選択した事実は残るので、サイクロン発動後に新しいチェーンブロックを強制効果が作り、発動が成立します。
クリッターなどが強制効果の誘発効果です。

※詳しくは「誘発効果」「任意効果」「タイミングを逃す」参照。これから作ります。