自治労連青年部のブログ

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自治労連青年部第26回定期大会を開催しました!

2013-09-03 18:12:28 | 日記
O崎です。

8月24日、千葉市にて「自治労連青年部第26回定期大会」が開催されました。

定期大会には23地方組織・114人にご参加いただきました。
発言では17地方組織26人の方から議案に賛成の立場から多くの地方組織の活動報告を交えながら発言をいただきました。
多くの方々にご参加いただき、感謝申し上げます。

今回の役員選挙で新体制になり、新たに2人の常任委員を加え新メンバーの10人で頑張っていきたいと思います。
引き続き青年部運動、自治労連運動を頑張っていきます。

以下、自治労連定期大会で発言した、青年部定期大会の報告を掲載します。

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 自治労連青年部定期大会では、日々の青年部の活動報告とともに、仕事と労働組合という視点での発言が多く聞かれました。神奈川の青年から、賃金削減攻撃で、当局提案が全職員一律カットの提案された時、交渉の中青年が参加し、「若い職員をどう育てるかの視点を市としては考えていない。労使ともに若い職員を育てようという視点が必要なのでは?」と訴えると、当局側から「若い職員がそのような考えを持ってくれているということことに驚いた」という返事が返ってきました。交渉という場に青年が参加し、自分たちの声を要求として伝えていくことが青年にとってますます必要ということを感じました。高知の青年からは、「公務員バッシングの中、公務員というだけで賃金カットもされてしまう。私たちが何かしたのか?」と率直な思いを語ってくれました。「青年部として、安心して働き続けるために労働組合として学習を進めていくことが必要で、地方組織の大会で提起したい」と決意を語ってくれました。東京の青年からは、保健所の仕事の中で、国の制度の矛盾などについて語ってくれました。「妊婦の人が風疹にかかると障害児を出産する確率が高まるため、妊婦のお父さん、お母さんが、妊婦の周りの人の予防接種にも補助を出してほしいと国に訴えました。自分たちのためだけではなく、自分たち以外のこれから生まれる子どもたちのために訴えましたが、国は認めませんでした。そんな中、自分が働いている区内で、風疹が原因と思われる障害児が生まれました。本当に、国は冷たいなと感じた」と発言してくれました。こうやって自分の仕事の矛盾、また生活の矛盾を青年が感じ、考え、労働組合活動にいかすことは本当に大切なことだと思います。私たちは、住民のくらしと命を守ることが仕事です。「住民のためにいい仕事がしたい」と思っています。憲法をもとに、憲法がいきる社会へ向け、青年部定期大会の特別決議では、『職場・地域から憲法をいかし守るため、青年が学習し、行動しよう!』と提起し、確認されました。本大会で、「憲法をいかし住民生活を守る」ということが自治労連の「特別の任務」と位置づけられているように、自治労連青年部もその一躍が担えるよう、まずは、青年が様々な資材を活用し、憲法を学び、今どのように憲法が変えられようとしているのか、仕事・職場と憲法のかかわりについて考え、仕事の中の矛盾などから、国の制度や社会の矛盾を感じ、運動につなげていきたいと思います。

さて、もう一つは、「おきプロNEXT」についてです。青年部の定期大会では、17地方組織26人の青年が発言をしました。発言をした17地方組織のすべての青年がおきプロNEXTについて地方実行委員会の立ち上げや、今後の抱負について、次世代育成、組織強化拡大について、発言がありました。
おきプロNEXTは青年だけのものではありません。私たち青年にとって10年後、20年後の「いい職場」「いい地域」「いい労働組合」をつくるために今青年が結集することが重要と考えています。自治労連定期大会の開会のあいさつでも「次世代育成や運動の継承は今なら間に合う、今だからできる」とお話されていました。青年と基本組織が真剣に次世代育成を考えて、継続した取り組みを行ってこそ、おきプロNEXTを作り上げることができると思います。今、単組や地方組織が大変な状況ということもわかります。だからこそ、取り組みを通じて「10年後、20年後の自治労連は任せてください!」と言える青年を今結集すること、育てることがおきプロNEXTでは必要ではないでしょうか。労働組合の先輩、職場の先輩として、先輩方の力をおきプロNEXTに貸してください。
6月13日~15日に開催されるおきプロNEXTで自治労連という労働組合にかかわってもらい、交流などの活動から、要求運動や社会などに目を向け、組合活動の一歩をすすめるきっかけにしたいと考えています。青年部定期大会では、このおきプロNEXTのうちわを大会の発言の際、使用しました。各地方で実行委員会を立ち上げ、すべての地方組織・県事務所47都道府県から1500人、「おきプロNEXT」にかかわる正規、非正規・公務公共関係職場の青年の参加で成功させましょう。以上で私の発言を終わります。ともにがんばりましょう。