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JE2SOY/N2YJのアマチュア無線

JE2SOY/N2YJのアマチュア無線に関する話題いろいろ

CQ ham radio CW アワード Dot & Dash award

2010-12-30 01:06:46 | Weblog
CQ ham radio誌で来年CWのアワードを出すそうで、その1つにコールサインのモールス符号の最初と最後が長点・短点の組合わせて数をやるDot & Dash awardというのをやるそうです。

この中で全部短点だけ、長点だけのコールサインの局は1局で最初と最後が短点・長点のそれぞれ必要数満たしたことになるということです。でも、そんな簡単にできるの?ということでDX Summitで調べてみました

短点だけ
ii5i コンテスト局、今年は出ていない?
s55s 個人局3-4年前はアクティブだったが最近は?
ei5he よく出ているが、コンディションが悪いので難しそう
5h5ee DXPed局なので無理
se5e sm5ajvのコンテストコール、アクティブ
ee5i コンテストに出ている。ww-cwに出ていた模様

長点だけ
ot0m 最近あまり出ていなさそう
om0m コンテストに出ているがQSLダイレクトのみ、アワードには必要ないので問題ない
om0tt 個人局。ときどき出ている
to0o 記念局 このコールは仏領ギアナかマルティニークか?
m0otm 80m AM(!!!)でCQを出していた模様

ということで、se5eとom0mなら可能性があるということでしょうか。JA向けに出てきてくれないかな...

2011-1-30追加

OZ7ADZ 7175.0 SE5S 1418 29 Jan Sweden

とクラスタに上がっていますがCWはやらないとのこと。残念。

2011-3-23

SM0OOM-@ 18140.0 CO6LC 59 in Stockholm, tnx 1206 23 Mar Cuba

おぉ!

2011-08-06

OO0O 18145.0 ST0R up 5, excellent operator 0659 06 Aug Sudan

おぉおぉおぉおぉ!

国内局のパイル

2010-06-26 12:40:27 | Weblog
最近7 MHzでサービスを行っている局がQSOするときに、セルフリストを取ってやるのを多く聞きます。VUのような局数が限られているバンドならいざ知らず、この方式ではリスト作成までに数分かかる上に、結局通常のQSOをすることになるため1局あたり2分強のスピードでしかできず、最初の目的であるサービスには程遠く、混乱が広がるばかりでコピー出来なくて疲れるは、最後はくたびれもうけになってしまうのではないでしょうか。自分も記念局の運用を任されることが多いのですが、よほどのことがない限りオープンで、指定はなるべくしないようにしています。(さらに一度、一部でもコピーしたコールは、出来る限り最後まで拾うようにしています。)ただ、伝播的に難しいものはときどきエリア指定などしてチェックするようにはしていますが。局数だけ伸ばすなら完全なDXぺディスタイルでやれば1時間120-150局位まではいきますが、さすがにこれは呼ぶほうが自分の名前やQTHを言うのも無視するなどあまりQSOした感じがないかと思い、60-80局/1時間程度に抑えて向こうの話すのも聞く、こちらの記念局の情報もしばしば流しながらするようにしています。この方が呼ばれるほうはパイルからコールサインを聞き出す楽しみがあり、また、呼ぶほうも他の局と重なったときにパイルを破る楽しみが出来てよいかと思うのですが...

RTTYのパイルアップ

2009-09-05 20:37:41 | Weblog
今日RTTYのDXを聞いていて、ヨーロッパの局がエンドレスコールするので怒ってQRTしてしまいました。

呼ぶほうも呼ぶほうですがよばれる方も自衛策を考えるべきではないかなあと思いながら聞いていました。

たとえば

パイルを受けている方では答える時に

je2soy ur 599 599 je2soy de xx9xx

je2soy ur 599 599 je2soy

と多少QRMを受けたとしてもどの局に応答しているかがわかるような答え方をすればだいぶ混乱が収まるようにも思います。混乱が収まらないようなら応答する局のコールを2,3回繰り返せばよいのです。

パイルを呼ぶほうは

de je2soy 599 599 de je2soy

とすれば応答しているのがわかりやすいと思うのですが。皆さんはいかがお考えでしょうか?

twitter

2009-09-04 00:02:24 | Weblog
twitterをはじめました。DXSummitがこれをフォローするということではじめましたが、本稼動には至らずすすんでいません。きっと、何べん呼んで何べんレポートをもらったら気が済むんだなどと書きそうですが、それでは面白くないので、何かよい方向を考えなければと思っています。

JE2SOY/N2YJのアマチュア無線:QSL編

2008-05-24 20:46:18 | Weblog
JE2SOY/N2YJのアマチュア無線:QSL編を開設しました。urlは

http://n2yj.seesaa.net

です。


D-STAR link from Dayton

2008-05-18 00:05:28 | Weblog
今日、22時52分にデイトンのKD7QDZ局とDVモード・D-STARインターネット中継で交信できました。本当は昨日、WD5***局がでてきてちゃんとリンク繋がっているか試験したときにも聞いていて呼んだのですが、ID-U1の設定に手間取り、他の試験に行ってしまったあとでできませんでした。

本番のデモでの交信は今日が初めてなので、まあ良しとしよう。しかし、最初呼び出しがあっても誰も応答しなかったので、1回目はタイミングはずした...

音質はデジタルだけのことはあり、アメリカ人の若い女の人のしゃべりそのままでした。

京都駅のホームの立ち食いそば屋

2007-12-31 23:01:35 | Weblog
関ハムやハムシンポに参加の際に、途中食事の時間にかかりますが、値段の割に美味しいのは京都駅東海道線下りホームにある立ち食いそば屋。以前は大阪で降りて阪急梅田のわき道を通ったところにあるとんこつラーメン屋を愛用していましたが、値段の割りには話ほど大したことないのと、改札をでて歩かなくても良いので最近ここばかりです。
一番の推しは、じゃこ飯。150円ほどと高くなく、山盛りご飯の上に甘辛く煮た山椒の効いた縮緬雑魚の時雨煮(佃煮)が載っているだけのものですが、これが意外とうまい。この雑魚だけでももう1杯いけるでしょう。しかしこれだけでは少々物足りないので、本当はじゃこ飯2杯と言いたいところですが、そば屋でそばを注文しないのも変かと思い、結局にしんそばと一緒に注文しています。そばにはサービスの天かすも入れると良いでしょうか。でも、そばも意外と美味しいので、本当はざるかもりで行きたいところですが...

コンテスト参加局の同床異夢

2007-11-03 20:48:02 | Weblog
かなり前から、コンテストに参加する局が極端に減ったということが話題にのぼっていますが
みなさんはどのようにお感じでしょうか?
私自身、最近コンテストに参加していて感じていることは、コンテスト命というようなコンテスター、お手軽参加者とさらに一般の余り興味ない人との考え方の乖離が激しいかなあ、と思っています。今回、それぞれを分析することで、どうしたら良いかを考える叩き台を作ってみました。

<エキスパート>

良い点:
(1) コンテストをやる局が減少している中、熱心にほとんど毎週末参加しており、どんな遠くからでも移動して参加してくれる。コンテストを開催する方としては大変有り難い。
(2) オペレートに慣れているので、域内の局として参加した場合により多くの域外の局と交信する。

悪い点とその対策:
(a) いきなり他から乗り込んで来て高得点を挙げて賞状をかっさらってしまう。
=> 単にコンテストでの機械的なQSOだけするのでなくて、普段からいろいろなバンドにQRVし交友を広めてほしい。または、逆にコールサインを徹底的に売り込んで、この局なら仕方ないと思わせるぐらいならば摩擦は少ない。
(b) QRVする局の少ないバンドに他からつれてきて自分だけQSOできたらまたほかのバンドにつれ回す。
=> このようなことをされると、そこのバンドに出ている他の人(特にシングルバンダ−)のQSOの機会を奪うだけで、コンテスターの利己的な運用と思われても仕方ない。またこのようなQSOは、コンテストナンバー自体は分かっているので信号が確認できるだけで実際にコピーできなくてもQSOできてしまう。コンテストルールの方で10分間ルールやバンドチェンジ回数制限を導入して、強制的にある時間帯はQRVさせ、QSOの機会をひとりじめせず、なるべく多くの局にもQSOできるようにしたらどうか?そんなことをしたらQRVする局の少ないバンドは捨てる、という考えの局もあるかも知れない。しかし、それはそれで戦術(tactics)として有利ならば仕方ないと考えるべきである。リスクを冒して点をのばすか、単に局数を稼いで点数を稼ぐかを運用する本人に考えさせることで戦術の幅が広がり競技性が高まるのでは?マルチマルチの場合には単に”qrv on 7022, 21055” と連絡するのは認められると思う。
(c) コールサインとナンバー以外をコピーできない。
=> ほとんど全部のコンテストがRS/T+市郡ナンバー/都道府県ナンバーになってしまっているのもこれと関係する。複雑なナンバーを受信することはミスコピーを誘発して減点の対象となるため、どのコンテストも同じナンバー構成の方が問題は少なくなるのは理解できるが、そのために、どこからどのようにQRVすることが有利なのかを考えるという戦略(strategy)の幅を縮めている。昔の東海コンテストでは市郡ナンバー/都道府県ナンバーではなく、市郡名をローマ字で交換していたので、例えば明らかに宝飯郡と北設楽郡/蒲郡市では、前者の方がナンバーは短いので有利だが、茶臼山/遠望山の上からQRVすれば1エリアも楽々QSOできるのでナンバー交換のロスには目をつぶってそこに移動しよう、いや、本宮山でもインターフェアがでなければ問題ないのでナンバーが長く手間取る茶臼山/遠望山は止めよう、いや、いっそ自宅からローカルに協力してもらっていろいろなバンドでナンバー交換してもらった方がよいというようないろいろな戦略をたてることが可能であった。何が言いたいかというと、コンテストのオペレーションがあまりにも機械的になってしまっているので、全部のコンテストで戦略と戦術までが均一化されてしまい、コンピュータシミュレーション(Morse Runnerなど)を使ってやるのとどう違うのかが判らなくなってしまっている、電波という資源を使う必要は全く無いのではないか?

結論:エキスパートの参加する部門(例えばオールバンド電信電話、オールバンド電信)では、ガチンコ勝負ということで戦略・戦術を工夫させるようにもっと難易度を高くする。ただし、新しい局が参入する余地は残す。個人的な意見としては、dupe check sheetも100局以上交信した場合には必須にしたらどうか?

<お手軽参加局>

良い点:
(1) エキスパートの相手として適当な数交信してくれるのでたくさんの部門に分かれていても参加局があり、そのため順位付けができコンテストとして成立する。

悪い点とその対策:

お手軽参加局を大きく2つのパターンに分類することができる(i) アワードなどを目的にして自分の欲しい局しかやらない局;(ii)QRVする環境/時間が限られているために敢えてシングルバンド部門に特化する局

まず、(i)について:
(a) 自分の欲しい局しかQSOしない。
=> これは主催者側で、できれば全部のマルチに対して少なくても1局はQRVするようにお願いして回る。参加賞を出す(静岡市郡コンテスト)コンテストで全部の市郡(市町村?)を完成させた局(JARLほか。有料で良いができれば無料だとなお良い)に対してコンテストアワードを発行してもよい。記念品を送る(岐阜コンテスト)のもあるが他にはないか?(=岐阜コンテストでは開催10周年として記念局運用とアワード発行を行なった。)

(ii)について:
(b) 他のバンドにでない。
=> チェックログをもっとPRする。書類提出する部門はコンテスト開始時にきめる必要は全くなく、ログを送る時に決定すれば良いことを周知する。シングルバンダーでもあまり相手がいない(例えば昼の1.9 MHzなど)ようならば、空CQを垂れ流しにするよりも他のバンドも覗いてみませんかと誘いをかける。まあ、現状ではバンドチェンジに関する制限はないので、他のバンドからひき連れてくることは可能であり、他のバンドでQSOした局に参加したい(書類提出したい)バンドにちょっとだけQRVをお願いするのもありなのでそれをPRするのもよいかも知れない(あまり勧めたくはないが)。

(b) 優勝できる部門に甘んじている。
=> たまには違う部門で参加してみませんかと勧誘する。例えば、移動してみるのはその第一歩でしょう。

結論:
お手軽参加局を増やすには、お手軽参加局が参加する目的を、コンテストを主催する方で汲み取って、要望にマッチする方策を考える。できれば、エキスパートとして育ってもらうような方向を考える。

<ビギナー>

良い点:
(1)  コンテストを将来とも行なうためには、新しい人の参加が必要である。

悪い点とその対策:

(a) コンテストでのオペレートに慣れていない。
=> 最初参加したころを思い出すとよいが、コンテストで、大声(?)で他の局と競り合って呼ぶ度胸がない、ナンバー交換だけの機械的なQSOのやり方が判らないなど。昔のように高校/大学のクラブ局でコンテストをやると言う機会は無くなった。地域クラブか、コンテストを開催する方で、何かしら説明会をやる必要があるのでは?

(b) 最近のコンテストはどちらかといえば電信中心なので電話だけでは参加しにくい。
=> 上級講習会を開く。電信もできるようにするだけではなく、ある程度のスピードでもコピーできるように訓練する機会を設ける。コンテスト主催者側では、4級でも簡単に参加できる方策を考える。単に局数だけで競うのもありかも知れない。

(c) なかなか賞状をもらう所まで行かない。
=> アマチュア無線は「自己訓練」のためにやっているとしても、何かほめられた方が楽しいに決まっている。しかしいきなりオーバーパワー、スプラッタまき散らしでは、単なる鼻つまみものにしか過ぎない。まず、「自己訓練」ということで前回参加した時よりも点数が増えたかを問題にすることが大事だという点をはっきり認識させる。さらにどの部門に参加することで入賞に近付くかを自分の設備と技量を勘案して“自分で”考えさせる(これは戦略と戦術の一部なのでコンテストに参加するにあたり重要なことである!)。このことがコンテストの醍醐味に繋がることを認識できると良い。

結論:
新しい人を入れるのは急務であるが、そのための教育を考える。コンテスト自体が面白いと感じるか、移動運用するのが楽しい、普段できない遠い局とも簡単にできる、多くの局とできるから楽しい、または単にアワードハンティングの目的として参加するなど、どれが楽しいと考えるかはその人次第なので、各人の希望にマッチした方向を考えてオリエンテーションする。

最後に:
このような戦略・戦術を考え抜いて非常に良い結果を残している例としてDXコンテスト(CQ WW-CW)でのVooDooコンテストクラブ(www.voodoocontestgroup.com)の優勝を目指したアフリカからのQRV(5V7A, 9G1AA, XT2DX, 5U5Uなど)がある。本にまとめてある(Contesting in Africa, Roger Western, Idiom Press)ので一度読んでほしい。

私のパドルコレクション1(やや古い原稿)

2007-10-25 00:01:32 | Weblog
高校1年の秋に電信級をとって以来ローパワーでDXとできるCWをメインにQRVしています。初めは高校合格祝いの縦ぶれでしたが正確に速く長時間打つのには疲れるので、簡単にスピードの出る複式電鍵を使うようになりました。しかし、いかんせん当時愛用していたTS-520Vではクリックを抑えるのが難しい。そのためICによる波形整形器などを作りましたがこれも限界がありました。さらに局数の少ない28MHzでコンテスト中ずっとCQを出しつづける必要がありZ-80を用いたコンピュータキーヤ-WARDのCK-8000を購入。それ以来、エレキーを本格的に使うようになりました。

そのための入力をいろいろ試しました。一番初めのはC-MOS ICの入力を指で触ると誘導ハムでONになるのを利用したタッチセンサー方式。CQ誌1980年6月号に載っていた記事のエレキーはC-MOS ICを使っているため電池がかなりへばっても動くので数個作りましたが、入力インピーダンスが高いため触っただけで符号が出てしまいます。そこでこれに逆手に取り入力にタッチパネルをつけることを思い立ちました。これは今考えても非常に楽で、特に左手で打つ練習をしなくても鉛筆がもちながらできる方法です。親指と人差し指に鉛筆をはさみ、薬指でアースを触りながら人差し指で短点、中指で長点を打つのです。アイアンビック動作をさせれば二本の指をどう動かしてよいか数分で簡単にマスターできます。

この最大の欠点は静電気でICが壊れること。特に入力の4001(秋月で袋入りのを大量に購入)は簡単に壊れるので符号がおかしくなったらICを取り外して交換です。さらにJK-FF 4027も道づれになる場合もあり、結局ICを全部交換して動くのを確かめてから、元のものと差し替えて死んでいないか、動くかどうかみる必要がありました。

CK-8000を買ってからはそのような方法から脱皮してパドルを使うようになりました。

(1)Vibroplex Iambic
http://www.vibroplex.com/

最初に買ったのは当時もっとも良いとされていたVibroplex Iambic。宝石のベアリングという触れ込みで大々的に広告が載っていた。郵便の通販でアメリカより直接購入。長所としては油をさす必要がなくスムーズ。テンションをかなり下げることができる。短所としては、クロームめっきが少し荒くところどころさびが出てくるので、毎週磨かなければならないこと。今現在ほかのものと使い比べるとちょっと物足りない。

(2)Bencher BY1

アメリカで購入。非常にハイスピードで打つのに向いている。テンションを限りなく下げられるのと接点の間隔を目いっぱい狭められるので良い。価格もリーズナブル。短所としてはレバーが薄い帯材でできているので興奮して押さえ過ぎで握ってしまうと変形し、せっかく調整したものがダメになってしまうこと。これは早急に何とかしてほしいと思っている。その後もう一つ買ったがベースの大きさが微妙に異なるのは何故???

(3)KENT paddle

これはハムフェアーで東名電子の特価、12kで購入。作りがしっかりしているのと大型ベアリングで非常に滑らか。問題としてはむくのブラス(真鍮)でできているので非常に錆びやすいこと。楽器用のポリッシュで磨いても直ぐさびる。なんかめっきをしてほしいところ。

(4)ETM‐SQ

ドイツから通販で購入。非常に安い価格にもかかわらずとても使いやすい。頑丈にできている。これのキーヤー一体型のものはCQ誌2000年4月号86ページにG3SXWが愛用している写真がある。欠点としてはベースがペンキどぶ漬けなのと、パドルレバーが左右同じで作りがごついこと。私自身は移動用に愛用している。

(5)GHD

フォトインターラプタを使い接点がないのを売りにした日本製。これもレバーが細いので握ったときに少ししなるのでもっと太くしてほしい。一番スムーズなのは評価できる。

(6)G4ZPY VHS

直接注文をして22kで購入。自分では一番気に入っている。スプリングの調整が簡単で、また、非常に良いフィーリング。ニッケルめっきのみだがさびが出ず使いやすい。移動用に重宝している。

(7)ElectroInstrument Key-8

Morse‐Xより購入、ロシア製。間隔を狭くした一組の三角の大きなレバーで、中にトランジスタ式のキーヤーがはいっている(が、メモリー・アイアンビック機能がないので単に符号を非常に早く出すのには向いているが、普通はこの回路をパスしたほうが良い。)。ふつうのQSOには少し打ちにくいのとバランスが悪いので落としやすい。(自分の場合には落としたときにレバーを割ってしまった。)

(8)UT7CT 
http://www.qsl.net/ut7ct/paddle.html

本人に直接注文した。180ドル。これも値段の割には使いやすい。ねじをロックするときに少しまわしにくい、もう少し大きいほうが良いというのが唯一の欠点。現在ウエダ無線が取り扱いしている。

(9)Lluvia CRT
http://www.arrakis.es/~llaterlar/indecei.htm

木製のベースであと金属部分は金メッキされている。ベースが軽いので下にひっつき虫で止めるようになっている。値段は安いのだが作り方が少し雑なのでガタが多い。この縦ぶれのバージョンはミズホ通信で販売していた。

(10)NorCalのキット

QRPで有名なNorCalから無垢素材のキットとして100セット限定で発売。2セット買い、1つをハムの祭典で売った。スプリングの代わりに磁石を使い非常に良いフィーリングなのだが、一度組み立てた後で錆びないようにと銀メッキをするためにばらしてしまいそのままになっている。VibroplexよりCode Warriorとして発売される。

(11)Schurr Profi-2
http://home.datacomm.ch/rolf.lessert/schurr/keys.htm
ハムフェアーにて35kで購入。高かった。でも、それだけのことはある。作りもしっかりしており、じっくり使うのならば最初からこれを買ったほうが良い。カバーが全体を覆うものの方がよいが、これは少し簡略化されたということか。

(12)ハイモンドMK-708
最初の申し込みにはずれ、結局、ハムフェアーにて10kで購入。このタイプの縦ぶれが2つ並んだものは昔有線で長点と短点を別々に打った名残で古くからあるが、これを現代のエレキーに使うというもの。でも最初の人気に比べ今でも現役に使っている人は多くないはず。これは打つ位置が高くアームレストが無い限りすぐに疲れるから。

私の個人的な感想としては値段と打ちやすさの兼ね合いを考えるとKENTが一番コストパフォーマンスに優れている。次にBENCHER。ただしコンテストをメインにするのならレバーを強化する必要がある。この欠点を除けば高速で打ちやすいのは魅力。ETMは価格が安くそれなりに使えるので良いのだが、作りがやぼったいのと手に入りにくいのでその次か(現在製造中止の模様)。

単に性能ならばSCHURRが値段だけのことはあり、G4ZPYとUT7CTも触ったフィーリングがよいのでお勧めです。


通販について

このような気の利いた小物は普通のハムショップでは取り扱っておらず、直接通販に頼ることが多い。この際注意する点は:

(1) 輸出なので向こうの国での消費税はゼロだが、一部日本の郵便局で通関した時に通関料として800円とられる場合がある。更に高価なものと判定された場合には(電子部品は本来輸入関税が0だが高価な品物は別に)消費税分を払う必要があるかもしれない。
(2) 代金にs/h(shipping and handling. 英国ではp/p = package and posting.)つまり送料込みかどうか必ず聞くこと。更に送る方法で書留便を希望する場合、もろもろあらかじめ電子メールでやりとりするのが望ましい。
(3) ドイツでは(本来二重取りと思うが)銀行手数料なるものが存在し、その分を払う必要があるかもしれない。カードの場合にも決済手数料を請求される場合もあるのであらかじめきちんと聞いておくこと。
(4) クレジットカードの番号を送る際はなるべくファックス・手紙を用い安易にメールで送らない。
(5) 商品がなかなか送られてこない場合には直ぐに連絡をとること。

アメリカの場合には通販になれているので支払方法・価格とその有効期限・送料・輸送方法(郵便またはUPS)および保険の有無など必ずメールで送ってくるし、向こうが荷物を送ったときやまた何らかの事情で送付が遅れる場合でも何月何日までお待ちくださいと期限を切って連絡してくれるので割合安心だが、ほかの国では通販に余り慣れていない場合も多い。お金を送る前に必ずしっかり確かめておくこと。

関連url
MorseX
http://ww.MorseX.com/keys.htm
WiMo
http://www.wimo.com/index_d.htm

リンク集
http://www9.freeweb.ne.jp/art/a1_club/JF0KOG/index.htm

誰もいない28MHzでのコンテスト

2007-10-24 23:48:42 | Weblog
「28MHzなんか出ている局いるの?」というのがコンテストの話題ででる最初の質問としていつも聞かれます。「7MHzでバリバリやったほうが楽しいじゃん。」
まあ、たくさんの局を捌く快感を否定するわけではありません。自分もフィールドデーコンテストでは1.9MHzと7MHzの両電信部門で優勝したこともありますし、たくさんの局に呼ばれモテモテの中からひとつのビートを選び出し、交信そして次の局へと進んでいくのはそれなりの興奮です。
しかし、今いるアパートでは大きいアンテナを上げるのには限界があり(本当はいくらでもあげても良いという約束をもらっていたのだが担当が替わってからというものの勝手に屋上に上がるなと文句を言われる始末で最初にささやかにあげたアローラインのままになっている)、また、仕事も忙しいので無線ばかりにかかりきりになれないということで、現状の設備でどこまでいけるか試すためにコンテストに参加しています。