時代遅れの発想では？

ジャズトランペット奏者の日野皓正さん74歳が中学生に行ったビンタ。

中学生が自分勝手な演奏を止めたいから制止に入り、最終的には、鉄拳制裁。

当事者の中学生とその親も「日野さんは、悪くない」という。

加えて、日野氏自身「あくまで教育。行き過ぎたところは分かる。謝る。でも必要な時もあるんだよ」とコメント。

確かに、一理あるし、一昔前までは、当たり前だったこと。

私も、かつては、先生からビンタやゲンコツ、正座や髪の毛を丸坊主にされた。

そんな時代もあった。

今の先生達は、それを行うと問題視され、場合によっては吊し上げられる。

会社では、コンプライアンスが重視され、学校でも教師の威厳が落ちてきたかのように感じる時がある。

それこそが、時代の流れだと思う。

先生達が、教育者として鉄拳制裁が必要と感じる環境や場面に遭遇することもあるだろう。

それを堪え、創意工夫しながら対応して頂いている先生方が多いのではないか？

そうだとすると、日野氏のやり方に、私は賛同することは出来ない。

やり過ぎと分かっていながら、関係者への謝罪、目にした方々へのお詫びのメッセージを贈るべきではないか？と思う。

セクハラ、パワハラ、鉄拳制裁。

どれも昔からあったことだと思うし、それが許されない時代になっただけの話。

自身の言動で集まった報道陣に対し「あなた達が日本の文化をダメにしているんだよ」という発言は言語道断。

それでは、謝罪したことになってない。

子供達にスリッパを揃えるところから教えるつもりなら、謝罪の仕方を学んだらと思うなぁ。

それが、一人前の男じゃないかな？

壮根精華素
新曲美