Dr. Jason's blog

IT, Engineering, Energy, Environment and Management

講義 プログラミング 2008-1

2008-10-04 | Software
 某大学での,プログラミング講義の2回目.
 一回目は,講義の概要や進め方のスタイルを説明する「ガイダンス」だったので,内容的な話は,この2回目からである.


 講義の目次は以下のとおり.

  情報の調べ方
  教科書 参考書
  演習
  Linux OS
  ソフトウェア
  C言語
  課題


[教科書,参考書]
 教科書は,入門書として定評のある以下を採択した.
 
新版 明解C言語 入門編

柴田望洋

ソフトバンククリエイティブ

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 その他の参考書については,既に,2008-9-14 講義 プログラミング 2008-1 (後期)に示したとおりである.


 より,上級の教科書としては,C言語の開発者による,「リファレンス・ブック」がある.
 
プログラミング言語C ANSI規格準拠

B.W. カーニハン,D.M. リッチー

共立出版

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 また,「明解C言語 入門編」でも,まだ難しいという学生向けの,さらに優しい参考書としては,以下のものがある.
 プログラミング全般の入門書として書かれているが,サンプルの多くはC言語である.
 
やさしいプログラミング (やさしいシリーズ)

高橋 麻奈

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[演習環境としてのLinux,コンパイラ,エディタ]
 エンジニアとして,コンピュータを扱う者は,「Windowsしか知りません」では通用しないので,この講義の演習は,Linux OS の上で行うこととする.
 演習環境の使い方と,Linuxの超入門のためのガイドを,準備した.
 以降,講義関係のファイルの配布等は,以下の Webページから行う.
  Dr. Jason Suzuki Class Room 「講義関係資料」

 現在は,以下の PDF ファイルだけをおいている.
  「メディア情報センターICTルーム Linux超入門ガイド(2008年度版)」

 本講義の受講者は,このガイドを熟読し,用語や概念などの不明点があれば,さらに自分で調べて読み進んで,演習を進める必要がある.
 もちろん,調べても,どうしてもわからないことがあれば,講義のあと等に質問してかまわない.
 また,大学のメディア情報センターの環境については,センターの窓口で確認すると良いだろう.

 Linuxの概要や歴史的背景については,以下が参考になる.
  http://www.linux.or.jp/general/linux.html
  http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux
  http://ja.wikipedia.org/wiki/GNU
  http://ja.wikipedia.org/wiki/リチャード・ストールマン
 さらに,以下にも目を通すと良いだろう.
 GNUシステムとフリーソフトウェア運動
  http://www.law.co.jp/okamura/OpenSource_Web_Version/chapter05/chapter05.html
 Linuxの強味
  http://www.law.co.jp/okamura/OpenSource_Web_Version/chapter08/chapter08.html

 Linuxのインターネット上の詳しいマニュアルとしては以下のものがある
  http://f56.aaa.livedoor.jp/~kuri/Linux/manual/Doc9/rhl-gsg-ja-9/

 さらに,9/14 の blog で紹介したLinux関連の文献も参考になる.


 演習で用いる,C言語コンパイラ gcc ガイド,マニュアル等には以下のものがある.
 http://www.cis.twcu.ac.jp/~asakawa/chiba2002/gcc_usage/
 http://www.linux.or.jp/JM/html/GNU_gcc/man1/gcc.1.html


 大学のLinux環境の標準のコマンドインタプリタ tcsh のガイド,マニュアル等については,以下のものがある.
 http://cse.naro.affrc.go.jp/yellow/docs/unix-ent/tcsh.html
 http://www.linux.or.jp/JM/html/tcsh/man1/tcsh.1.html


 演習で用いる,推奨エディタの gedit のガイドには,以下のものがある.
 http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/ecs/services/terminal/linux-manual/useGedit.pdf
 http://www-lab.imr.tohoku.ac.jp/~ccms/Jpn/service/mint/gedit/gedit.htm
 

[課題]

 講義で示した演習プログラム sp_01-2.c を,Linux上で,入力編集する.

 プログラム中の学科,学生番号,氏名の部分は各自自分のものに変更すること.

 プログラムのソースコードおよび,実行結果を,印刷し,実行結果,ソースコードの順でかさねホチキスで左上をとめ,次回の講義開始時に,提出すること.


[参考]

 コンパイルの手順 (以下,tcsh% は,プロンプトの例)
  tcsh% gcc -o ep_01-2 sp_01-2.c
 実行
  tcsh% ./ep_01-2
 実行結果のファイルへの保存
  tcsh% ./ep_01-2 > out_01-2
 印刷
  tcsh% cat sp_01-2.c | lpr
  tcsh% cat out_01-2 | lpr

  
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