昨日、ケモをやってきました!
ドキドキだったけれど、昨日今日と恐れていた激しい吐き気はないようです。
昨日はまず、ケモを行う前に、ナース・プラクティショナー(*NP、特定看護士)
に会い、もう一度、薬と起こりうる副作用等の説明を受けました。
以前、先生からはざっと説明は受けていたのですが、なんかこう、
もうちょっと身近に感じることができるナースと話すのは、
先生と話す時よりも緊張感が少なくてすみます。
*NP:臨床医と看護士の中間職で、診断や薬剤の処方などを行うことができる。
このNPの方はとても感じの良い人で、グレイのショートヘアに、
スタイリッシュなスーツ姿で、とても知的な感じを受けました。
終始ソフトに笑顔で話してくれて、私のケモの初日の不安も
少し和らぎました。
そして、最後にケモの同意書にサインをして、いざ薬の投与へ。。。
ナースステーションのまわりには、カーテンで仕切ることができる
小さな部屋がいくつかあり、そこで薬の投与が行われます。部屋には、
リクライニングソファとテレビがあり、飲食も自由にできます。
部屋の外には小さなフードステーションがあり、そこにあるものも
自由に取っていいんだそうです。じっくり何があるかは見なかった
のですが、まあアメリカらしく、コーラやジンジャーエールなどの
ソーダ類が充実していました。。。
いよいよ投与。ここからの担当は、ちょっと頼りなさそうなおばちゃん
看護士。第一印象はその後良い方向にかわる場合もありますが、彼女
への印象は、残念ながら、悪い方向へと向かっていきました。。。
まずはなんとなく集中力に欠けてる人で、薬の名前を最初から間違えて
言っていました。タキソテール(Taxotere)っていう薬を使うはずなんだけど、
彼女はタキソール(Taxol)と言っていて。。。
そりゃ名前も作用機序も似ている薬ですが、でもこの二つは別もんですっ!!
違う薬を入れられては困るので、彼女に、
「タキソテールだよね?タキソールじゃないよね?」って聞いたら、
「そうそう!」って、一応間違えに気付いたけど、その後もずっと
タキソールと言い続けていた。。。
( ̄ー ̄?).....??アレ??
で、他の看護士にもタキソールと伝えていたみたいで、一応、確認を
取りたかったのか、その看護士をキョロキョロと探していました。
それがちょうど点滴用のカテーテルを入れてる真っ最中で、
ここでまた集中力が欠け、挿入失敗。おめ~な~!!!
(-゛-メ) ヒクヒク
失敗した後、なんとかねじり込もうともしていて、痛いのなんの!!!
血管が傷つき、内出血。
゜・゜*・(゜O゜(☆○=(`◇´*)o コノヤロー!!
結局、カテーテルやり直し。。。
2度目はなんとか成功して、まずは制吐剤一発目+生理食塩液。
30分でこの薬が終わり、なんか眠たい感じになってきました。
ちょっと緊張してじっとしていたせいかな?とも思って、
おばちゃん看護士に、
「ちょっと眠たくなったんだけど、これって薬のせい?
それともタダ私がそう感じるだけかな?」と聞いたら、
「きっとあなたがそう感じてるだけでしょ。」と言われ、
そんなものかと思っていた。。。
その後、他の制吐剤と、抗がん剤によるアレルギー反応を抑える
ための抗ヒスタミン剤(ベナドリル)を追加。そして。。。
どんどん頭が朦朧としてきて、意識が薄れてくるようになり、
言葉を喋るのもなんとなく困難になってきてしまったのです。
さすがに自分でもこれはまずい!と思って、再びおばちゃん看護士に、
「ン~、やっぱりおかしいよ、めまいがする感じだし。」と伝え、
やっと私の言ってることを信じたのか、リクライニングソファを
倒して、横にならせてくれました(ふ~、やっとだぜぃ)。
一応、その後にNPの人にも連絡が行ったみたいで、彼女も来てくれました。
NPによると、これは制吐剤による、よくある副作用とのこと。
心配はないでしょう、ということで、いよいよ最初の抗がん剤投与へ。
(さすがNP。対応がとっても落ち着いていて迅速でした。)
まずは、タキソテール!
しかし、5分後、また問題発生。。。
脚がどうにもこうにもむずむずしてきて、じっとしていられなくなり、
脚をバタバタさせないと落ち着かない感じになってしまいました。
薬の副作用で、こういう症状が出るとはNPの方も言ってましたが、
自分ではどうにもならなかったので、おばちゃん看護士に再び報告。
しかし、この時は、私の頭は既に朦朧状態で、言葉もきちんと考えて
から話せるという状況ではなく、
「あの~、とても不快な感じがするんだけど。。。」
と伝えたら、おばちゃん、なんだか早とちりで重篤なことが起きたのかと
勘違いしたのか、はたまた、わけの分からん患者が変なクレームを次から
次へと出してきやがってとブチ切れしたのか、点滴を止めて、ナース
ステーションに駆け込み、同僚看護士達に文句を言いながら、NPか医者
からの連絡を待っている様子でした。
この時点で、私のこのおばちゃん看護士への信頼感はゼロになりましたね。。。
患者に聞こえるように、患者への愚痴っぽいことを言うなんて、これは
医療現場のプロとして、あるまじき行為です!
私にとってはケモ初日で、不安もあるし、副作用が出たらそれをただ伝えてる
だけでしょ。おばちゃんの経験・知識不足が原因で、患者に対応しきれないで、
思い通りにことがすすまないのは、それは私のせいじゃなくて、おばちゃん、
あんたのせいでしょ!?
もう泣きたくなりました。。。
すぐにまたNPが飛んできてくれて、
「”脚が”とても不快な感じがするんですけど。。。」と伝えたら、
「そうなのよねー。ベナドリル(抗ヒスタミン剤)がむずむず脚にさせて
しまうことが時々あるのよ。脚を動かさずにはいられない感じなんでしょ?」
「そう!そうなんです!」
んー、やっぱりさすがNP。また落ち着いて対応してくれて。おばちゃんとは
大違いだわ~。
これも問題はないでしょう、ということで、少し休んだ後に抗がん剤の
投与をゆっくり目で続行。むずむずはその後、無事消えてくれました。
これ以降はなんとかスムーズにことが進み、シクロホスファミドも問題なく
投与終了。強い吐き気もなく、家路へ。
さて、この後の副作用はどうなるでしょうか。。。。。
ドキドキだったけれど、昨日今日と恐れていた激しい吐き気はないようです。
昨日はまず、ケモを行う前に、ナース・プラクティショナー(*NP、特定看護士)
に会い、もう一度、薬と起こりうる副作用等の説明を受けました。
以前、先生からはざっと説明は受けていたのですが、なんかこう、
もうちょっと身近に感じることができるナースと話すのは、
先生と話す時よりも緊張感が少なくてすみます。
*NP:臨床医と看護士の中間職で、診断や薬剤の処方などを行うことができる。
このNPの方はとても感じの良い人で、グレイのショートヘアに、
スタイリッシュなスーツ姿で、とても知的な感じを受けました。
終始ソフトに笑顔で話してくれて、私のケモの初日の不安も
少し和らぎました。
そして、最後にケモの同意書にサインをして、いざ薬の投与へ。。。
ナースステーションのまわりには、カーテンで仕切ることができる
小さな部屋がいくつかあり、そこで薬の投与が行われます。部屋には、
リクライニングソファとテレビがあり、飲食も自由にできます。
部屋の外には小さなフードステーションがあり、そこにあるものも
自由に取っていいんだそうです。じっくり何があるかは見なかった
のですが、まあアメリカらしく、コーラやジンジャーエールなどの
ソーダ類が充実していました。。。
いよいよ投与。ここからの担当は、ちょっと頼りなさそうなおばちゃん
看護士。第一印象はその後良い方向にかわる場合もありますが、彼女
への印象は、残念ながら、悪い方向へと向かっていきました。。。
まずはなんとなく集中力に欠けてる人で、薬の名前を最初から間違えて
言っていました。タキソテール(Taxotere)っていう薬を使うはずなんだけど、
彼女はタキソール(Taxol)と言っていて。。。
そりゃ名前も作用機序も似ている薬ですが、でもこの二つは別もんですっ!!
違う薬を入れられては困るので、彼女に、
「タキソテールだよね?タキソールじゃないよね?」って聞いたら、
「そうそう!」って、一応間違えに気付いたけど、その後もずっと
タキソールと言い続けていた。。。
( ̄ー ̄?).....??アレ??
で、他の看護士にもタキソールと伝えていたみたいで、一応、確認を
取りたかったのか、その看護士をキョロキョロと探していました。
それがちょうど点滴用のカテーテルを入れてる真っ最中で、
ここでまた集中力が欠け、挿入失敗。おめ~な~!!!
(-゛-メ) ヒクヒク
失敗した後、なんとかねじり込もうともしていて、痛いのなんの!!!
血管が傷つき、内出血。
゜・゜*・(゜O゜(☆○=(`◇´*)o コノヤロー!!
結局、カテーテルやり直し。。。
2度目はなんとか成功して、まずは制吐剤一発目+生理食塩液。
30分でこの薬が終わり、なんか眠たい感じになってきました。
ちょっと緊張してじっとしていたせいかな?とも思って、
おばちゃん看護士に、
「ちょっと眠たくなったんだけど、これって薬のせい?
それともタダ私がそう感じるだけかな?」と聞いたら、
「きっとあなたがそう感じてるだけでしょ。」と言われ、
そんなものかと思っていた。。。
その後、他の制吐剤と、抗がん剤によるアレルギー反応を抑える
ための抗ヒスタミン剤(ベナドリル)を追加。そして。。。
どんどん頭が朦朧としてきて、意識が薄れてくるようになり、
言葉を喋るのもなんとなく困難になってきてしまったのです。
さすがに自分でもこれはまずい!と思って、再びおばちゃん看護士に、
「ン~、やっぱりおかしいよ、めまいがする感じだし。」と伝え、
やっと私の言ってることを信じたのか、リクライニングソファを
倒して、横にならせてくれました(ふ~、やっとだぜぃ)。
一応、その後にNPの人にも連絡が行ったみたいで、彼女も来てくれました。
NPによると、これは制吐剤による、よくある副作用とのこと。
心配はないでしょう、ということで、いよいよ最初の抗がん剤投与へ。
(さすがNP。対応がとっても落ち着いていて迅速でした。)
まずは、タキソテール!
しかし、5分後、また問題発生。。。
脚がどうにもこうにもむずむずしてきて、じっとしていられなくなり、
脚をバタバタさせないと落ち着かない感じになってしまいました。
薬の副作用で、こういう症状が出るとはNPの方も言ってましたが、
自分ではどうにもならなかったので、おばちゃん看護士に再び報告。
しかし、この時は、私の頭は既に朦朧状態で、言葉もきちんと考えて
から話せるという状況ではなく、
「あの~、とても不快な感じがするんだけど。。。」
と伝えたら、おばちゃん、なんだか早とちりで重篤なことが起きたのかと
勘違いしたのか、はたまた、わけの分からん患者が変なクレームを次から
次へと出してきやがってとブチ切れしたのか、点滴を止めて、ナース
ステーションに駆け込み、同僚看護士達に文句を言いながら、NPか医者
からの連絡を待っている様子でした。
この時点で、私のこのおばちゃん看護士への信頼感はゼロになりましたね。。。
患者に聞こえるように、患者への愚痴っぽいことを言うなんて、これは
医療現場のプロとして、あるまじき行為です!
私にとってはケモ初日で、不安もあるし、副作用が出たらそれをただ伝えてる
だけでしょ。おばちゃんの経験・知識不足が原因で、患者に対応しきれないで、
思い通りにことがすすまないのは、それは私のせいじゃなくて、おばちゃん、
あんたのせいでしょ!?
もう泣きたくなりました。。。
すぐにまたNPが飛んできてくれて、
「”脚が”とても不快な感じがするんですけど。。。」と伝えたら、
「そうなのよねー。ベナドリル(抗ヒスタミン剤)がむずむず脚にさせて
しまうことが時々あるのよ。脚を動かさずにはいられない感じなんでしょ?」
「そう!そうなんです!」
んー、やっぱりさすがNP。また落ち着いて対応してくれて。おばちゃんとは
大違いだわ~。
これも問題はないでしょう、ということで、少し休んだ後に抗がん剤の
投与をゆっくり目で続行。むずむずはその後、無事消えてくれました。
これ以降はなんとかスムーズにことが進み、シクロホスファミドも問題なく
投与終了。強い吐き気もなく、家路へ。
さて、この後の副作用はどうなるでしょうか。。。。。
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