「 国境の長いンネルを抜けると雪国であった。」
ご存じ、川端康成の名作、「 雪国 」の冒頭の有名な下りです。「 国境 」を「くにざかい」と読む
か「 こっきょう 」と読むかは別問題として、
4月14日、用事があり上越新幹線で上州と越後の国ざかい、三国峠を越えて越後に入りました。
上州も越後も快晴でしたが、ただ一つ違っていたのは、大地の景色でした。
上州はもちろん、雪は全くありません。しかし、三国トンネルを抜け、越後に入った途端、
景色は一変、4月半ばというのに、大地は一面真っ白い雪に覆われていました。
正に、国境を越えたら、そこは雪国、銀世界でした。
雪国の冬の生活は毎日雪との戦いです。
でも、この雪があの「こしひかり」を育んでくれる、大事な自然の恵みでもあります。
越後の農家の方のご苦労を思うと、お米を無駄にできませんね。
感謝、感謝。
4月14日、越後湯沢付近の雪景色
民謡「三階節」の「米山さんから雲が出た」で有名な霊峰「米山」です。