僕が滞在しているこの島には、前述の通り、英王室御用達のホテルがひとつあるだけ。住んでいるのは従業員と野生の鳥たちだけ。
そうすると、島からの脱出が困難である反面、島の中である程度のことは、事足りてしまうということでもある。
このホテルには、Spa Chakra Haymanというスパ&トリートメント施設がある。
Chakraとは、cakraとも綴るが、サンスクリット語で”輪”、ヨーガの世界では”つぼ”のことを指す。
ここの施設、かなり評判が良い事もあり、日本から予約して行ったのである。
上の写真で判るかどうか不明だが、非常に立派なエントランス。入り口右側には、気持ち良さそうに目を閉じて横たわる裸体の女性像が飾られている。まるで施術されているお客のようである。
いざ、予約の時刻に行って名前を告げると、ゆったり横になってくつろげる大きな椅子が置かれている待合室に通される。ここでは、水やフルーツジュースなどが無料で振舞われる。
待つこと数分、名前を呼ばれ振り向くと、そこには身長165cmくらいの、ブロンドヘアをショートボブにした、青い瞳の美女が笑顔で待っていた。初めまして、Tanya と言います、と自己紹介する彼女。笑顔がとてもチャーミングで、ちょっと緊張する。話し方が、すごく優しい感じで握手のグリップがすごく柔らかい。こういう職種ではきっとこういう話し方をするべきである、とトレーニングされているのだろう。
彼女の案内で置くの施術室へと向かう。
右の写真の通りのベッドがあった。ベッドの上には大きな葉っぱが一枚。
彼女が、簡単に全体の流れを説明してくれる。
最初に、僕がヒアリングシートを埋めて行き、その症状に応じて彼女が施術内容や時間配分を決めていくのだ。
この時、僕は初めてひとつのことに気づいていた。
って。
2月から3月にかけて、もうずーっとどこかしら体調が悪くて、病院で薬を貰って飲んでいたのだけれど、精神的にも大きなストレスだった、確定申告とVISA取得が終っていたので、こちらに来てからは、ひたすら美味しいものを食べながら、早寝早起を繰り返していた。適度な運動もしながら。
そしたら、肩凝りだとか、背中の凝りだとか、腕の痺れなんかが全く無くなっていたのだ。施術の必要ないじゃん(笑)
一通りシートを埋め終わり、それをざっと眺めた彼女が、
『じゃ、私はちょっと席を外すから、お洋服を脱いでベッドに横たわって待っていてね。』
と言って、部屋を出て行った。
或いは、女性の皆さんにとってみたら、常識なのかもしれないけれど、軽く聞き流していた僕は、はっとして、思わず廊下に彼女を追いかけた。
『今、服を脱いでって言った?』
「ええ」
『・・・そのぉ、どの程度脱ぐの?』
「全部よ。下着も全部。」
『えー・・・』
「大丈夫よ、見えないようにタオルを掛けてやるから」
『それって、フルモンティか?』
「(爆笑しながら)そうそう。そういうこと。」
ということで、文字通りスッポンポンになり、金髪美女を待ち受ける僕(笑)
アダムとイブみたいに、ベッドの上にあった大きな葉っぱは股間を隠すためでした(嘘)
それからは、もう、ここに書けないような至福の60分。。。
こう書くと誤解まねくか・・・(笑)
でも、まぁ、結構恥ずかしいところも一杯触られてしまった。
頭の中で考えることは、
『反応するな・・・反応するな・・・反応するな・・・』
オトコって、時に不随意筋が勝手に動くじゃん?
ましてや、健康的な暮らしを1週間くらい続けて来ている訳で。
ということで、こちらお勧めです。
意味わかんね?(笑)
一応言っておきますが、Hなサーヴィスはありませんのであしからず(笑)
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主に欧州、米国ばかりでした。フランス、スペイン、イタリアが好きで、プライベートでもイタリアはローマ、フィレンツエ、ミラノ、ベネチアのリド島にはゆっくりと旅行しました。
今度は、サルデ―ニャ島とかポルトガル、ギリシャ、トルコあたりを計画しています。
デンマークも何回も行きました。白い貴婦人ことホテル・ダングラ―テル、デンマークらしくて良いホテルでした。
普通の旅行の際には清潔なプチホテルをもっぱら利用しております。
マーク
ヴィスコンティの世界に耽溺しました。。。