Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Paul Butterfield 1978

2009年09月22日 | Bootleg
1,Give Me One More Heartache!/Paul Butterfield (Zooey) 1CD-R 840円
70~80年代にドイツでテレビ放映されていたコンサート番組「ロックパラスト」に出演時のライヴを収めたもの。1978年9月13日のクレジット。ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」出演の2年後ですからまだまだ元気な頃のものです。

バックのギターはバターフィールド・ブルース・バンドにエルヴィン・ビショップの後任で加入していたバジー・フェイトン。バター・バンドの後にはニール・ラーセンとフル・ムーンを結成、その後ソロ活動を開始して注目のギタリストになりつつある時期ということになります。因みにラーセン・フェイトン・バンドでのブレークはこの2年後です。

バター・バンド時代のバジー・フェイトンはまだ10代の駆け出し。ポールの指示のままにギターを弾いていたものと思いますが、それから10年が経過したこの1978年のこの時点では逆にバジーのバンドにポールが合わせているという印象。十八番の"One More Heartache" "Walkin' Blues"もバジーのギター中心のアレンジになっているように聴こえます。ド派手に弾きまくるギターにチョッパー・ベース、およそポールの音楽性とは相容れるものではないのは明らか。かつての子飼いのギタリストに母屋を取られたという感のライヴですね。


Live At Rockpalast, Grugahalle, Essen, Germany, September 13, 1978

01 Intro
02 Fair Enough
03 One More Heart Ache
04 Fool In Love
05 New Walking Blues
06 It's Alright
07 Going Down
08 Born Under A Bed Sign
09 Just When I Need You Most
10 Be Good To Yourself

Butterfield - Feiten - Rockpalast - Going Down


Butterfeld Feiten Rockpalast - It's Allright



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3 コメント

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Woodstock (Gravenites)
2009-09-23 10:18:43
Butterfield Blues BandのWoodstock出演ではバジーがギターでしたね。今回のWoodstockのDVDやブルーレイで紹介されていたかどうかは未確認です

Montereyの時はElvin Bishopでした。
> Woodstock (通りすがり)
2009-09-23 20:24:15
Woodstock のことを調べるには、以下が便利かもです。
出演者一覧が判ります。
http://woodstock.wikia.com/wiki/Main_Page

Butterfield Blues Band は、アウトテイクス DVD で
Morning Sunrise の演奏が見られ、もちろん、Buzzy Feiten
が見られます。
バジー・フェイトン (Jahking@管理人)
2009-09-24 18:18:19
Gravenitesさん、通りすがりさん、いつも有難うございます。

バジーの入ったバター・バンド@ウッドストックはコレですね。バジーは元々童顔ですが、さすがに初々しいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=pynfwtiVleE

http://www.youtube.com/watch?v=6j9iNV_e1Yw

以前、もっと画質のいいバジー入りバターバンドの"Everythings gonna be Allright"を演った映像があったのですが削除されたようで残念です。

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