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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Eden's Island - Jungle Girl

2009年03月25日 | ノンジャンル
1,Eden's Island:The Music of Enchanted Isle/Eden Ahbez (Collector's Choice) 1CD 630円
随分以前にモンド本で紹介されていて気になっていた一枚。買ってみました。
このタイトルとジャケ写から60年代後半のヒッピー・サイケものだと勝手に想像をしていたのですが、これが大ハズレ。

1960年にDei-Fiから出ていたアルバムのCD化でマーティン・デニー~アサー・ライマンの系列といっていい仮想楽園音楽でした。

このEden Ahbezなる人はブルックリン出身で1940年代からカルフォルニアに移り住み放浪の旅を通して人生哲学を身に付けたという後に云うヒッピー精神を持った詩人でありソング・ライターであった由。そして驚いたのはAlexander AberleからEden Ahbezに名前を変え今やジャズのスタンダード曲と云っていい"Nature Boy"の作者なんだそう。

"Nature Boy"って云えば1947年のナットキング・コールから始まってシナトラやサラ・ヴォーンから、マイルス・ディヴィス、ジョン・コルトレーン、スタン・ゲッツからMJQ、ジョージ・ベンソン等々ジャズの大御所は一度は取り上げているあの大有名曲。

結局このEden Ahbezの作って有名になった曲はこの"Nature Boy"だけらしいのですが、ウソかマコトかこの曲をキング・コールが取り上げた(1947年です)後から今回入手の1960年の本盤「Eden's Island」まで行方が判らなかったというのだからこれまた驚きです。(確かにジャケットを良く見ればEden Ahbez"Nature Boy"って表記があります)

とまぁ、そんなお方が何故にまた仮想楽園音楽を制作したのかは良く判らないのですが、自然を愛するネイチャー・ボーイだからなのでしょう。
氏のポエトリー・リーディングあり、女性コーラスあり、男性ボーカルありの楽園音楽はマーティン・デニーの音楽以上にアッチの国に連れて行ってくれるような気がします。幽玄魅惑の楽園音楽です、正に。

Phone message from Eden Ahbez


Nat king cole, Nature Boy




2,Jungle Girl/Betty Page (Q.D.K Media) 1LP 1,280円
モンド/エキゾものをもう一枚。
ボンテージ・クイーン、裏マリリン・モンローとか云われたベティ・ペイジのアルバム。サイケ系コンピも出しているこのQ.D.K Mediaなるドイツの会社はこのあたりのモンド物もホントにお好きなようで、あのラス・メイヤーのサントラも写真集的な装丁で何枚も出していますね。本盤もLPジャケに挟み込みのCDサイズながら写真集付き。ジャケ買いです。

オフィシャル・サイトはこちらに。

Betty

Betty

Fun In The Sun With Bettie Page!



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