興味を感じたExperimentを自由気ままに実践している備忘日記!

2020年、18差し引くと和暦の令和2年に。
平成は、西暦に12加算して和暦に。
昭和は、西暦から25引くと和暦に。

真空管アンプ用アウトプットトランス

2010年10月30日 08時31分15秒 | 真空管
40年以上昔のサンスイのアウトプットトランスです。
プッシュプル用
Zp=6kΩ、Power=10W
2次側=4Ω、8Ω、16Ωタップ

こりゃ、6V6GT用?かな。   どういう電力増幅管が使えるのか解りません。
どなたか、ご存知の方がいらしたら、教えて下さい。




電気が光速で伝達する理屈

2010年10月17日 12時19分39秒 | スーパーラドアンテナ
t54*7*899さんと同じ考察じゃないかと思いますので、ご紹介します。

電気が光速で伝わっていく理屈(直流、交流共)
  導体に電圧等のエネルギーが与えられると
  電子が励起 (この言葉が適当であるかは疑問はあるが) され、電子は移動するのでは無く
  振動するのであって電子が振動すれば電気力線や磁界及び電界が動く事になる。そして、
  これらの動きは固体内では無く空間中を光速で動くから電気は光速で伝送される事になる
  のである。これは電磁波でもあるが直流であろうと低周波であろうと何ら変わりは無く、
  周波数が低い場合もしくは直流は導体表面から殆ど出て行かないが磁界は存在するので磁
  針等で観測される。

  つまり、周波数の低い電力 (エネルギーである) は導体表面上の空間を光速で伝送してい
  るのであって、導体中を移動するのでは無いのである。だからこそ、電気は直流であろう
  と交流であろうと光や重力波と同様に光速で伝わるのである。尚、電流が多くなるほど電
  子は活発に振動するが個々の電子も電荷や質量があるため限度が有り (前述の如く20㎝
  /sec以下)、限度を超えるとアバレルため導線が発熱する。従って、電流が大きくなるほ
  ど自由電子を増やさねばならないので導線の断面積を増大する事になる。

  そして、導線は電気力線や磁界及び電界の道筋であって周波数が高くなれば自由空間に飛
  び出すため道筋である導線は必要が無くなり、これが我々の知る電磁波と称される現象で
  ある。さらに大事な事であるが電子の振動は正弦波であって導体内に不純物があっても正
  弦波が崩れる事は無く、しかも電力は空間を伝送するため不純物は無関係になる。
                           (真空管の面白くない話しNo.1より)

と言う事は、シリンダがアルミ合金でも銅合金でも、ステンレスでも伝達速度は問題ないと言う事になるが、金属の不純物によって電気抵抗が大きくなるので、熱を持って電力損失は大きくなる。従って、やはりシリンダ(円板)の金属選定には留意する必要があると思われる。

RADシリンダへのアルミスプレー缶利用可否について

2010年10月09日 20時58分06秒 | スーパーラドアンテナ
アルミ製スプレー缶の素材は、アルミ合金で導電率が良くないのが判明。RADのシリンダに使えるかどうか?

アルミニウムの3000系合金
3003はこの系の代表的合金で, Mnの添加により純アルミニウムの加工性, 耐食性を低下させることなく, 強度を少し増加させたものである。器物, 建材, 容器などに広い用途をもつ。
3003に相当する合金にMgを1%程度添加した3004, 3104は, さらに強度を増加させることができるのでカラーアルミ, アルミ缶ボディ, 屋根板, ドアパネル材などの材料として需要が多い。


(参考資料:住友軽金属工業HP)

純アルミニウム:6101系
=導電材で61%IACS保証。強度を必要とするときは6101を使用します。

Al-Mn合金:3003、3004、3104系
=アルミ缶ボディ、電球口金、屋根板、カラーアルミに使用します。

3003H18  導電率(20℃、IACS,%)40%   (参考資料:アルミミニハンドブック/アルミニウムとは)
スプレー缶が3003系としたら、導電率は銅の約40%程度である。
これでは、シリンダに利用してもRADの性能が発揮できているのだろうか。

参考
銅の導電率100%とすると、硬銅線の導電率97%、硬アルミ線の導電線61%


結論
スプレー缶は今まで百数十本集めて保管場所が大変なことになっているので、思い切って廃棄した方がいいみたい。残念無念。

スプレー缶の試作品ではそこそこ飛んでいたのだが、銅板を使えばもっと性能がUPするかな。

10月11日追記
その後、U/V用車載アンテナはステンレス製だし、導電率はあまり気にしなくても良いのでは?とのご意見をいただき、廃棄するのは思いとどまっています。