山 名 蒜場山(1363.0m)
所 在 新潟県新発田市大字滝谷
日 時 平成24年6月2日(土) 晴
人 員 T・Mさん
コースタイム
ゲート(俎倉登山口)発7:54→(0:46)加治川治水ダム→(1:05)独標→(0:35)岩岳→(0:45)烏帽子岩→(1:01)山伏峰→(0:13)蒜場山山頂着12:48
蒜場山山頂発13:31→(0:15)山伏峰→(0:40)烏帽子岩→(0:39)岩岳→(0:23)独標→(0:40)加治川治水ダム→(0:49)ゲート着17:21
【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。
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ここしばらく蒜場山に行っていないな、と思いT・Mさんと行ってみることにした。加治川ダムまで一般車両が入れるか危惧はあったが、入られなければ俎倉山か焼峰山に登ればいいや、と確認せずに出かける。
心配していたことは大当たり、俎倉山登山口先でゲートが閉っていた。加治川ダムまで歩くか所期の予定どおり別の山に登るか、しばらく悩んだ末、ダムまで歩くことにした。
俎倉山登山口には数台の車両が停まっていたが、そのうちどれだけの人が蒜場山へ行ったのかぁなど考えていると、別の車が到着し、蒜場山へ行くとのことで男性が準備を始めた。男性は軽装で、我々の前をスタスタ歩きだして、あっと言う間に見えなくなってしまった。
約50分で加治川治水ダム堰堤の登山口に到着、休まずに登り始める。動いていると暑いが林の登山道はひんやりと涼しい。緩急の登りを繰り返し樹林の中の独標(734m)にでる。ここから岩岳は近いと思っていたが、なかなか遠かった。ダムまでの車道歩きのツケがきたのか少々バテ気味になった。
ようやく岩岳(930m)に到着したが、杉の大木が倒れてカンカン照りのため、少し前進して木陰で休憩する。ここから、50m位降下したあと、ブナや杉の生い茂る尾根を烏帽子岩へと向かう。4年位前に来たときは、この辺はスイスイと登った気がするが、歳をとったせいなのかバテ気味のせいなのか烏帽子岩までは随分遠いような気がした。
烏帽子岩の南側の鎖場を登り切ると烏帽子岩(1030m)の頂上に出る。見晴らしは最高だが、日差しが暑いのとブヨがうるさい。今日はこの辺で止めてもいいな、と思い、T・Mさんに調子はどうか聞いたら「快調!」とのこと。それでは行かざるを得まい・・・(^_^;)
烏帽子岩からしばらくは痩せた岩稜で注意が必要だ。少し行くと二つ目の鎖場があり、ここを抜けしばらく痩せ尾根を登ると樹林帯の緩登となる。ゆっくり緩歩不休で登ると残雪が現れカタクリが多く咲いていた。この辺で、先行していた件の単独行者が下りてきた。
やっとこさ山伏峰(1330m)に到着。蒜場山山頂までの尾根筋には、シラネアオイなどの高山植物がたくさん咲いており、疲れを癒やしてくれた。
蒜場山山頂到着は12時48分。山頂には別の単独行者が一人いた。この日に頂上からの景観は素晴らしく、残雪の残る飯豊が鮮やかに輝き、遠く磐梯山や蔵王連峰まで見渡すことができた。
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岩岳から蒜場山山頂(左)、山伏峰(右)、烏帽子岩(尾根の中間)
山伏峰から蒜場山山頂間の尾根筋には、シラネアオイ、キジムシロ、ツバメオモト、カタクリ、シャクナゲ、ツツジなどの花盛りだった。
蒜場山山頂から飯豊連峰
左から、朳差岳、門内岳、北股岳、梅花皮岳、大日岳
烏帽子岩付近のイワカガミ。この山のイワカガミはピンク色が鮮やかだ。
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