本日の国会は看護族出身の南野(のおの)智恵子法務大臣が、例の「政治とカネ」に関する問題でつつかれちゃった一日となったようです。前にここで書いたとおり、南野さんは看護の政治団体である日本看護連盟から年間2億に上る政治資金を受け取っていたという話があります。そこを民主党がこう攻め立てたのだそうです。
民主党福山哲郎氏:「南野先生を支える後援会ですから、十分、お答え頂けるはずだ」
南野法務大臣:「私の資金管理団体ではございませんので」
民主党福山哲郎氏:「『答えられない』では質問できない」
南野法務大臣:「私がそれを調べる立場にありませんので」
民主党福山哲郎氏:「じゃあ何で収入はお答え頂けたのか」
南野法務大臣:「全体の収入は報道もされておりますし…」
(ANNニュースより一部引用)
南野さん、「分かる」「分からない」と終始一貫しない発言です… さらにそこへ民主党は小泉総理に対し、「一看護政治連盟から年間に1億5千万とか2億の献金をもらっている方を、法務大臣にされている小泉総理の感覚がよくわからない」と突き刺します。小泉さんは「政治団体が誰を応援しようが、誰を糾弾しようが、それは自由です。看護連盟自体が政治団体をつくって、自らの意見を政策に反映させよう、政治に反映させようというのは悪いことではない」と応えたのだそうですが…(TBS NEWSiより一部引用)。
看護職の地位向上のためには政治に対する発言力を高めなければなりません。そのために南野さんを始めとした看護出身の議員さんが与党で一生懸命働いてくれているというのは理解できます。しかし、一人の政治家としてしっかりと自分のことを説明できないような人が国会にいていいものでしょうか? 「説明責任」というのは看護師にも求められてきているものですが、そんな事もできない人なんて、看護界の風上にも置けないのではないかと思うのです。
ちなみに。今年の参議院選挙前に実習先で南野知恵子さんの選挙のビラが僕ら実習生に配られたという事を前の日記で書かせていただきましたが、この時、「自由意志でかまわない」という事ではありましたが、南野さんの後援会名簿に記名するようにとも実習教官から言われました。
本来、教育の場を政治活動に使ってはいけないはずですよね? もっとも、うちの大学の前学長が今の看護連盟の会長さんだという事なので、その影響力が響いているのでしょうね。だって会長さんこの前の特別講義で言ってましたもん。「学長という職を離れた今、堂々と政治発言を行うことができる」って。
民主党福山哲郎氏:「南野先生を支える後援会ですから、十分、お答え頂けるはずだ」
南野法務大臣:「私の資金管理団体ではございませんので」
民主党福山哲郎氏:「『答えられない』では質問できない」
南野法務大臣:「私がそれを調べる立場にありませんので」
民主党福山哲郎氏:「じゃあ何で収入はお答え頂けたのか」
南野法務大臣:「全体の収入は報道もされておりますし…」
(ANNニュースより一部引用)
南野さん、「分かる」「分からない」と終始一貫しない発言です… さらにそこへ民主党は小泉総理に対し、「一看護政治連盟から年間に1億5千万とか2億の献金をもらっている方を、法務大臣にされている小泉総理の感覚がよくわからない」と突き刺します。小泉さんは「政治団体が誰を応援しようが、誰を糾弾しようが、それは自由です。看護連盟自体が政治団体をつくって、自らの意見を政策に反映させよう、政治に反映させようというのは悪いことではない」と応えたのだそうですが…(TBS NEWSiより一部引用)。
看護職の地位向上のためには政治に対する発言力を高めなければなりません。そのために南野さんを始めとした看護出身の議員さんが与党で一生懸命働いてくれているというのは理解できます。しかし、一人の政治家としてしっかりと自分のことを説明できないような人が国会にいていいものでしょうか? 「説明責任」というのは看護師にも求められてきているものですが、そんな事もできない人なんて、看護界の風上にも置けないのではないかと思うのです。
ちなみに。今年の参議院選挙前に実習先で南野知恵子さんの選挙のビラが僕ら実習生に配られたという事を前の日記で書かせていただきましたが、この時、「自由意志でかまわない」という事ではありましたが、南野さんの後援会名簿に記名するようにとも実習教官から言われました。
本来、教育の場を政治活動に使ってはいけないはずですよね? もっとも、うちの大学の前学長が今の看護連盟の会長さんだという事なので、その影響力が響いているのでしょうね。だって会長さんこの前の特別講義で言ってましたもん。「学長という職を離れた今、堂々と政治発言を行うことができる」って。
教官にたいして生徒は弱い立場。
ますます 印象和好くなしました、南野さん!!
∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!
今政界には看護界出身の人が少ないので、何としてでも看護族の議員数を増やさなければならないという看護連盟の考えは理解できますし、そうしなければ看護師の地位は向上しません。しかし、学生まで巻き込んでしまうというのは許せないことです!
看護連盟や看護協会が全国の看護師や保健師・助産師をなかなかまとめ上げられないでいることが、学生の手まで借りなければ票が集まらないような現状を作っているのではないかと思うのです。何のための職能団体なのか、分からなくなってしまいます。
以前にも書いた事なのですが、小泉首相は「自民党をぶっ潰す!」という事を再三言っていますが、彼のしている事を見ると、「単に政敵の橋本派を追い込み、自派閥の森派を増幅させているだけ。つまり、自民党内のパワーバランスを移行させただけ。」と思えてなりません。今回の南野法相や武部幹事長も、能力や適正を考慮したものとは到底思えず、”やっつけ仕事”というか、YESマンを抜擢しただけという気が。
あそこまで無知を責められると、南野法相が気の毒な気すらして来ますが、そもそも安直に要請を受けた御本人も軽率だったのでしょうね(笑)。一番責任を問われるべきは、抜擢した小泉首相だと思いますね。
これからも宜しく御願い致します。
小泉首相は就任当時から「自民党をぶっ潰す」と言ってきたのではないかと思います。はじめはとても頼もしく聞こえたのですが、彼の行う改革の一つ一つが中途半端なものになっていく度に、「あの勢いはどこへ行ってしまったんだろう…」と思えてきました。
しかし良く考えてみたら、首相の一連の行動というのは、ご指摘どおり自民党を潰すのではなくて、橋本派をはじめとする「小泉さんの気に入らない組織」を潰していってるのではないかなぁと思えてきました。近頃の郵政民営化も、彼の郵便局に対する個人的な感情によって進められているようなものだという話もありますよね。
今の国政、彼の欲望のままに動いている部分もあるような気がしてなりません。